やっと実現、晩秋の五色沼ハイキング。孫、歩き切る。

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前々回は雪で、前回は雨で取りやめになった五色沼ハイキング、三度目の正直でやっと実現。しかも晩秋の快晴。結婚40周年を天気が祝ってくれたかのよう。紅葉もかろうじて残っています。4歳の孫も全行程自力歩行を目指します。

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スタートはやっぱり毘沙門沼。ここだけは異様な観光地っぷり。大型観光バスに外国人観光客。何語か分からない言葉が飛び交います。インバウンドが戻ったのですね。まずは喜ばしい限り。地元観光業界も胸をなでおろしているでしょう。観光客が多すぎて写真を取るのも一苦労。

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さあ、では早速散策開始。これ何色って言うのですかね、神秘的な沼の色。コバルトブルー?不思議な色。確か季節や時間帯によっても色が違って見えるのですよね。だから五色沼。

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しばし歩いても歩いても毘沙門沼。沼という割には大きいですよね。

 

Dsc04526_20221113151101 私が普通に歩くと家族ははるか後方に。孫の歩きが遅い、というか孫がすぐ何か昆虫や蝶を発見し、そこを動かなくなるためです。歩いている時間よりも留まっている時間の方が長い。私も歩くのをやめ、到着を待ちます。

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一体どれくらい時間がかかることやら。

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ようやく毘沙門沼が終わると、赤沼、深泥沼、そして竜沼へと到着。これで中間地点という感じですかね。1時間かかっています。しかし本当に沼によって出で立ちも色も変わっていて飽きません。一つ一つに何か逸話や神話がありそう。違う個性の沼の神様がいるかもしれません。

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大分先に進んでしまったかな。

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どこにいても騒がしい孫の声が聞こえません。これで散策路に人が一杯いなければ、不安になるかもしれません。何しろあちこちに「熊注意」の立て札がありますからね。タクシーの運転手に言わせると「あんなに人が一杯じゃ熊の方が怖くて近くに来るはずないのに」。確かに人の多さで熊のことなどすっかり忘れてしまいます。

 

ちょっと話が飛びますが、翌日天候が悪い中、夕方別の散策路を歩きました。中瀬沼へ向かう散策路です。こちらは観光客は一人もいない、というか人の気配がありません。長女と二人で歩きましたが、本気で熊が出るのではないかとビクビクしていました。

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使うことはないだろうと思っていた熊除け鈴を二人でカラカラ鳴らし続けて歩きました。

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この時ほど、熊除け鈴を頼りに思ったことはありませんでした。

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往復30分程度でしたが、恐怖ですごく長く感じました。だったら行くの止めれば良いじゃないか、という意見もありますが。

脱線ついでに熊でなく猿やモモンガのとの出会い話を。

裏磐梯から猪苗代方面に向かって下さい「麺や、山の上食堂」というラーメン屋に向かっている時、猿の大群と遭遇。大きいのから赤ん坊まで。道路の真ん中にも出て車に轢かれないないのですかね。ここって、何回か車で通ったことありますが、結構猿と遭遇しません?

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猿だけでなく、モモンガとも出会いました。野地温泉ホテルのロビー。孫は喜んでいました。

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さて、弁天沼に到着。これも結構大きい沼ですね。合流した孫と戯れます。多分死ぬ間際、走馬灯のように思い出の景色が脳裏に映ると言いますが、この孫との散策はその時きっと登場するでしょう。

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青沼、瑠璃沼と続きす。ここで展望台。磐梯山が優しくそびえています。

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しかし五色沼はこの磐梯山が火山で怒り狂って爆発したことによって出来た沼なんですよね。若い頃は怒りっぽく怖かった父が年を取って優しくなったよう。

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いよいよ最後の沼、柳沼に。

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孫もさすがに疲れてきたか、母(長女)に「だっこ」とせがみます。しかしここは最後の根性を見せてもらわなければ。「さあ、これが最後の沼だよ。頑張れ」と孫を励まします。

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そしてゴールイン。

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2時間ほどかかりました。大人が普通に歩くと1時間強で着くらしいのですが。

 行きかう人達から「偉いね」「頑張るねえ」と一杯声をかけられたようです。孫の頑張りを褒めたたえてあげましょう。

 ここから宿まではほんの数分。というか隣。裏磐梯高原ホテル。

ゴールである裏磐梯物産館は柳沼、母沼、父沼の三つの沼に囲まれていますが、父沼とホテル前の弥六沼は小さな川(沼?)で繋がっているようです。地図には書いてありませんが、確かに駐車場裏に小さな川があり両沼を繋いでいます。

本当に裏磐梯って、沼の間に土地があると言っても良いくらい沼が散在しています。まさに日本の湖水地方(Lake Distrct)。

 

早速温泉に入って疲れを癒しましょう。

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そして夕食は今晩は和食。

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なかなか他ではないお洒落な工夫が施されています。

「日本酒の金賞受賞数日本一9連覇達成」の福島県。福島のお酒で最高の和食を楽しみましょう。

家では日本酒をあまり飲まない妻も今日はガンガン行きます。

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結婚40周年記念旅行に相応しいハイキング&ディナー。

五色沼ハイキング。人生で必ずもう一度やりたいハイキングです。次は新緑の季節かな。

 

前回実現しなかった雨の五色沼散策

 

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今までで一番のホテルかも、裏磐梯高原ホテル、五色沼と磐梯山を望む

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五色沼の向こうに磐梯山がそびえたつ・・・・・実はありそうでないのがこのシーン。ホテル・旅館の部屋の窓からこの名眺望がいただけるのは裏磐梯でも殆どないのではないでしょうか?

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仕事で裏磐梯の宿泊施設は割と多く使っているのですが、今回が初めてです。まさに絶景。そして何より高級感と知性を備えたホテルが裏磐梯高原ホテルです。妻も長女も今まで泊まったホテルで一番と言っていました。

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結婚40周年記念福島旅行二日目はここ裏磐梯。かろうじて紅葉が残っています。檜原湖と弥六沼の間に威厳をもって佇む3階建てホテル。

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歴代の天皇陛下も宿泊されているのですね。近くのラーメン屋で昼食を取った時、支払いに福島県観光特典クーポンを出した時(クーポン券には宿泊施設名が書いてある)、店主から「凄いところ泊まっているね。ここは皇族が泊まるホテルだよ」と言われました。今まで天皇が泊まった宿泊施設に泊まったのは長瀞の長生館だけなので、二度目です。なかなか出来ない体験です。

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部屋や風呂からの眺望が秀逸なだけでなく、孫を含め大いに利用させていただいたのが、宿泊者限定のライブラリーラウンジ。コーヒーをいただきながら書物をゆっくり閲覧できます。私は主にいろいろな写真集を見ていましたが、孫は動物図鑑・昆虫図鑑を夢中になってみていました。一番長くここに滞在したのは孫(とその付き添いの長女)です。ライブラリー自体かなり充実しているのでずっといても飽きません。一日だけ雨の日がありましたが、大分このラウンジにお世話になりました。

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お勉強の後は昼寝。窓の外は五色沼と磐梯山。

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風呂からの眺めは勿論絶景。野地温泉ホテルのように何種類もの風呂がある訳ではありませんが、この眺めがあれば十分です。それに気に入ったのは露天風呂が沼に接していること。ホテルは正面と側面で、特に露天風呂は角なので五色沼の上で風呂入っている感じ。

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そもそもこの裏磐梯は名前もついてない沼を含めてそこらじゅう沼だらけで、まさに沼と共生している地です。イギリスにLakeDistrict(湖水地方)というのがありますが、日本版湖水地方と言ったところでしょうか。私は湖や沼は川といった水のある情景が大好きなので、たまりません。

五色沼散策の話は次のブログでしますので、ここはディナーで〆ましょう。

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フランス料理フルコース。ブルゴーニュの白ワイン、赤ワインをそれぞれフルボトルで頼み、まさに至高のディナー。孫がぐずってソファーに横になったことを除けば完璧です。孫のディナーもなかなかのものですよ。

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結婚40周年イベントとしては合格点をいただけるのではないでしょうか?

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福島の他の宿泊施設

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結婚40年記念福島旅行、最初は野地温泉ホテル雲上の湯

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以前福島県の知人に福島で一番お奨めの温泉はどこ?と聞いたところ意外にも帰ってきた答えは野地温泉。山の上にあり星空が最高の温泉だとのこと。福島の温泉地はかなりあちこち行きましたが、今回はこの野地温泉ホテルにします。

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福島駅で妻子孫をピックアップし、駅前の通りを一度も曲がらずまっすぐ山に向かうと、まずは高湯温泉。前回は安達屋、前々回はたまご湯に宿泊しました。今回はこれを通り過ぎ磐梯吾妻スカイラインへ。途中火山の只中かと思われる場所を通過します。有毒ガスで駐停車禁止の立て札が。山肌からは火山の湯気がモクモクと上がっています。

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吾妻富士に到着。

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ここで奮起し、吾妻富士に登ります。妻は根性がなく途中で諦めましたが、娘と孫は私と挑戦。とにかく寒い。手がかじかみます。痛くなるくらい。何とか頂上に到着、と思ったらこれは火口の外縁。

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根性のある人たちはグルっと一周しますが、私達にはそんな根性はありません。寒さから少しでも早く解放されたいとの一心で車に戻ります。

 

その後もスカイラインの尾根道を走りますが、前回の時のような紅葉絶景とはいきません。もう終わっています。冬のような枯れた木が続きます。ちょっとがっかり。

 

そしてほどなく今日のお宿、野地温泉ホテルに。標高1200メートル。

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部屋は広々、福島市もはるか下方に見えます。

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早速風呂。様々なお風呂が楽しめると聞いているので楽しみです。趣ある廊下の向こうに

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更に食事前に早速温泉。酸性の温泉なので、傷を治す効果が期待できます。残念ながら傷はありませんが。

孫は4歳男子なので、そろそろ男湯の方が良いのですが、妻も娘も私を全く信用していないので、女湯に。

一人で入ります。他のお客さんも時間のせいか、ほとんどいないので、本当に一人風呂の時間が多かった。

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5つの風呂全てに入って夕食。

ビールに日本酒。

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温泉旅行はコロナ以降中止していたので、久々の大満足。

やっぱり日本人の幸せは温泉旅行です。

妻に40年間付き合ってくれてありがとう、という感謝のイベントであることはすっかり忘れて一人極楽気分。

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残念ながら星空は見えませんでしたが、福島市の夜景は見えました。

明日は裏磐梯高原ホテルの旅です。

 

追記)旅行補助券、使える!!本当に大助かり。

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スズメバチとカニと孫と、小網代の森を歩く

秋風吹く今日この頃、孫達とハイキングしましょう。

小網代の森。

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娘達が子供の頃2回程行きました。それに何と言っても小網代は我が青春の生活の場。

なぜ生活の場なのかというと、大学時代の体育会ヨット部クルーザー班の拠点がここ小網代。

年間100日以上合宿した場所。

合宿といっても宿舎はありません、湾内に停泊する舟で寝泊まり飲食するのです。

だから文字通り生活の場。

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小網代の森入口から妻と娘と孫と散策路に入ります。

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間違えてこちらに向かわないように。

私は間違えましたが。

 

入口に恐怖の看板が。

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スズメバチとマムシに注意とのこと。

 

昔は長靴を履いてないと歩けなかった道ですが、今はきれいな木の道になっています。

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鼻歌が出るほどの気持ち良い散策路。

孫のはしゃいだ声が後ろから響きます。

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しかし聞こえてくるのは孫の声だけではありません。

ブーンという腹に響く音。

波動が肌に伝わります。

 

そうですスズメバチ。

散策路をものともせず飛んでいます。

写真を取る気持ちの余裕等ありません。

本当に怖い。

慌てふためいて振り払うような行動をすると刺されます。

無心・平常心で臨みます。

 

飛んでいるだけでなく、地面にはいつくばっていることもあります。

間違って踏みつけようものなら、大変です。

鼻歌どころではありません。でも孫に

「おじいちゃん、スズメバチ見つけてくれてありがとう」

と言われると嬉しいものです。

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何度かの襲撃を乗り越え何とか海の見える場所まで到着。

遠くにクルーザーが停泊しています。

私達の大学のクルーザーのこの中の一つです。

かつては向こうからこの湿地を見ていたのですね。

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さてスズメバチの次は別の生き物。

こちらは怖くありません。

カニ。

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一杯いますよ。

岩壁の穴には大抵隠れています。

孫も喜んで探しています。

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天気は今一つでしたが、楽しいハイキング。

孫も娘にだっこされずに頑張って歩きました。

ご褒美をあげなくちゃ。

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もう一つの小網代歩き

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2013/01/post-0b23.html

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逗子久木大池~池子の森自然公園・米軍基地

久々に妻と近場散策。逗子の久木地区。

逗子駅から海側でなく山側に向かい、久木中学を越え更に住宅街を歩くと

林の中から突然大きな池が!

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池子大池です。

主である巨大なまずが住んでいそう。

彼岸花が秋の風情を演出。

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妻はもう帰ろうと言いますが、まだまだ。

今日の目的はここではありません。

休日だけ入れる米軍基地隣接の自然公園、池子の森自然公園に向かいます。

こちらの林の中から突然広く続く緑の公園。

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家族連れが晴天の休日ライフを楽しんでいます。

我が家も昔はこうでしたが、今は娘二人、婿と孫とで思い思いに休日ライフを楽しんでいるのでしょう。

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いろいろな散策路もありますが、マムシが出るとのことなのでやめときましょう。

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長い長いトンネルを越えると、そこは広い野球場と陸上競技場。

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左側はずーっと続くフェンス。米軍基地です。

というか横須賀の米軍の家族が生活する広大なエリアです。

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入口のマークが面白い。

富士山と軍艦。

日米安保条約の賜物です。

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日本近海も最近物騒なので日米同盟はやはり重要ですね。

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本当はこのまま逗子駅まで歩いて戻りたかったのですが、

根性をなくした妻が電車で帰りたいというので、京急神武寺駅から電車に乗ります。

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何の変哲もない散策でしたが、久々に妻と2人の散策。

親の介護と孫の世話と娘達の世話で私と歩くなんて忘れていた妻でしたが、

今日は珍しく付き合ってくれました。

平凡万歳です。

 

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骸の捨て場、鎌倉の地獄谷・回春院~三浦氏怨念漂う大王岩

 

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五月晴れの鎌倉、建長寺。

なぜか紅葉すら咲く境内はコロナ等忘れたような観光客。

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しかし今日の散策は春の長閑な景色とは全く意趣違いの場所。

地獄谷。

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鎌倉時代、亡骸を棄て置いた場所。斬首の刑場でもあります。

鎌倉時代の都、鎌倉の街中には普通に亡骸が道端に転がっていたとのこと。

戦で死んだのか、喧嘩で殺されたのか、疫病で亡くなったのか、動物の死骸と同じように

人の死骸もそこかしこに放置されたいたのです。

それを非人と呼ばれる人達が戸板に骸を載せて街中から運び、


巨福呂坂(こぶくろざか)を通ってここ建長寺奥の谷に運び棄てました。

地獄谷の手前にはその名前とは程遠い静かで穏やかな寺があります。

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Dsc20210503937_20210504185501幽谷山・回春院。

死とは逆に生命・性愛が蘇る名前です。巨大な亀が生息すると言われる池も静謐を極めます。

今日はこの生・性の輝きの場から死の場を通り、鎌倉の人気のハイキングコース、天園ハイキングコースまでの山中散策。
回春院の横がすぐに地獄谷ですが、そこからはハイキングコースとはとても呼べない獣道を登ります。
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何だか気味悪い道です。
鎌倉市は今でも建物を建てたり駐車場を作る時、土を掘っていると人骨が沢山出てきます。
本当ですよ。
きっとこのあたりも掘り返せば今でも人骨が出てくるのでしょうね。
大きな蜂が威嚇するように飛び回ります。
「生ける人は帰れ」と言ってるよう。
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本当にこの道で良いのだろうかと不安になりながら進みます。
そして突然、ちょっと広い道に。
やった!
天園ハイキングコースの支流、覚園寺に向かう道のようです。
横にはヤグラが。
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鎌倉には本当にこのヤグラが多い。
すぐに鎌倉散策の幹線道路、天園ハイキングコースに合流します。
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今では観光客一杯の森ですが、ここは血生臭い場所でもあります。
鶴岡八幡宮で源実朝を暗殺した公暁が追手に惨殺された場所でもあります。
そして北条氏に一族全員を滅ぼされた三浦氏(三浦半島の元盟主)の三浦光村・家村等残党が隠れていた場所でもあります。
復習を誓って。
その場所が大王岩。
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三浦光村が自身の顔を刀でそぎ落とし「私は北条に復讐する怨霊となる」と誓った場所とも言われています。
弟家村に「俺の亡骸をこの大王岩から谷に落とせ」と言ったとも言われています。
今その大王岩からは鎌倉の目抜き通り、若宮通がはっきり見えます。
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光村も死ぬ直前、この光景を見たはずです。
復讐が失敗した弟の家村も自身の遺言により、家臣からこの大王岩から谷に亡骸を棄てさせたと言います。
今は休日のハイキングを楽しむ家族が楽しそうに写真を撮っています。
平和ボケ日本と言われようが、やっぱり平和は良いですね。
建長寺に近づくと更に景観が開けます。
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鎌倉市と海、ヨットも、そして逆側には横浜市、ランドマークタワーも見えます。
富士山も見えるようですよ(本日は見えませんが)。
死者と怨念の世界から人の世界に戻ります。
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建長寺の最先端半僧坊に到着。
天狗たちがここから先へは生半可な気持ちで来るな
と叱っているように見えます。
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あまりお奨めしませんが、これもまた一味違ったハイキングです。
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サリーちゃんの館・旧華頂宮邸、鎌倉洋館歩き
葉山から小坪トンネルを歩く
皇太子無念の惨殺、鎌倉宮歩き
鎌倉幕府滅亡の地、東勝寺跡地を歩く

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孫の初花見、都内花見の穴場、練馬高野台石神井川

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次女に孫が生まれて10か月。最初の花見です。

人生最初の桜なのですからしょぼい桜じゃダメです。

都内で川沿いの花見というと必ずと言って良いよど目黒川が出てきますが、負けてませんよ、こちらも。

練馬区練馬高野台。流れる川は石神井川。

実は私も初めて。

実は次女が練馬高野台に一戸建てを買ったので私も初めて知ったのです。

20代の頃10年間も練馬区豊玉に住んでいたので割と近かったのですが気が付きませんでした。地元では有名だとのこと。

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家の近くのその名も桜見橋。

満開です。

見事の一言。

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孫は????

まだピンと来てないかも。

 

ここから石神井公園に向かって川沿いを歩きます。

あちこちで花見。

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孫は花よりミルク。

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石神井公園到着。

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こちらはあまり桜は咲いていません。

でも皆浮かれ顔。

緊急事態宣言解除になったばかりだからでしょうか。

 

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往復で1万2千歩の散策。

とても良い花見日和でした。

孫もきっと満足でしょう。

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夜は自宅(鎌倉市大船)近くの市場で買った刺身(アワビも)と太刀魚の塩焼き、ぶりの照り焼きと獺祭で乾杯!

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箱根九頭龍の森セラピーロード~ビュッフェ形式の夕食は今一つ?という常識を変えた箱根芦ノ湖はなをり

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春の箱根芦ノ湖。下界は桜満開ですが箱根山頂はまだまだ冬の気配。義母と次女と妻との温泉旅行。近すぎるのであまり盛り上がらなかったのですが、いざ来てみればホテルの満足度トップスリーに入るホテル、お奨めです。

 
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コロナで客が殆どいなかった箱根園で妻と次女と別れ、私一人でオヤジ歩き開始。

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九頭龍神社まではハイカーとすれ違たのですが、それを超えると誰ともすれ違わず一人歩き。

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密着接触どころか散策路独り占め。清々しい自然の息吹に身を任せ健康ウォーキング。

免疫力も強化してる気分(勿論事実かどうかは分かりません)。

散策路の名前がセラピーロードだというのもうなずけます。

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そして宿泊は今回初めてのはなをり。

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2年前に出来たばかりのホテル。名前は和風旅館ですが中身はホテルです。

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最初、このホテルが会津東山温泉の東鳳と同じと聞いて良い印象を持っていませんでした。夕食もバイキング形式ですが、東鳳を始め、夕食バイキングのホテルで「美味しい」と思ったことはありません。食事内容もさることながら折角の夕食なのにワサワサして落ち着かないのも嫌いでした。コロナを考えると皆が同じ料理を更に盛るのも感染リスクがありそうで感心しません。なので私は反対したのですが、妻が出来たてで凄くきれいで、しかも宿泊者の評判が大変良いというのでここを選びました。

 

ところが選んで大正解。次女も今までのホテルで満足度トップに近いとのこと。

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きれいで眺めが良いのは勿論ですが、従業員のおもてなし態度もこちらが恐縮してしまうほど徹底。露天風呂からは芦ノ湖が視界一杯に楽しめます。元々ゆったりして他の観光客との距離が離れているのに更にコロナの影響で客も少なく他の観光客との接近が殆どありません。レストランでも他の客と距離がある席にして欲しいとリクエストしたら、本当に離れた席に。しかも良い席。半径5メートル以内に他人はいません。他の席と分ける簾まで用意してくれました。

しかし何と言っても一番の満足は料理。

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バイキングだとバカにしていたのもレストランに入った瞬間に「これは今までのバイキングと違う」と驚き。

一番違うのは自分で料理を盛るのでなく、全て小皿に盛られていてそれをお洒落なお盆に載せること。

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その料理の種類が途方もなく多い。食べたことないものも一杯。そして何より一つ一つが美味い。妻も次女も義母も「これは美味しい!!」を連発。私も同感。芦ノ湖の夕暮れ景色を前に最高の舌鼓。心なしか生ビールも旨い。

メインディッシュは金目鯛と和牛ステーキですが、これも美味い。和牛ステーキも何度でも焼いて持ってきてくれるので赤ワインで堪能。

妻子の反発も無視して生ビール、日本酒、赤ワインとアルコール三昧。

良くあることですが、妻子は呆れて、というか付き合いきれずにさっさと部屋に帰ってしまい、私一人でダラダラと夕食・飲食を続けます。

コロナコロナで外食・夜遊びを完全に絶って禁欲生活をしていたため夢のような一泊でした。超お奨めのホテルです。

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64歳の誕生日を東京ステーションホテルで妻と

 

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64歳の誕生日。妻と東京ステーションホテルに宿泊。

宿泊料金は知りません。なぜなら八重洲地下街抽選会で宿泊券が当たったからです。

最初はピンと来ませんでしたが、商品をくれる女性が大袈裟に騒ぐので「凄い商品当たったのだ」と分かりました。

そう言えば確か東京ステーションホテルって、前にテレビで紹介されていた☆☆☆☆☆の超高級ホテル。

泊まろうと思ってホームページを見るとびっくりするような宿泊料金なので瞬時に諦めました。

そのホテルのペア宿泊券(夕食付)が当たったのです。今年の運を使い果たしかも。

妻に言ったら大喜び。宿泊日も指定出来るとのことだったので私の誕生日にしました。

私の誕生日は、天皇皇后の祝賀パレードの日。東京駅から皇居方面に行き、無理だとは思うけどひょっとしたらパレード見れるかもという淡い期待はすぐに消えました。行列が凄いし、そもそも手荷物検査に何時間かかるやらも分からないありさま。予想はしていたのであっさり諦め別の場所の散策に。谷根千です。以前も紹介していたので割愛しますが、妻は初めてだったので思いの他受けました。

そして待ちに待ったチェックイン。それにしても不思議な感覚です。サラリーマン時代東京駅は通勤で乗り降りしていました。その通勤駅で宿泊するなんて。

 

 

部屋は2階。決して広くはありませんが、高級感ある部屋とベッド。

それに何より窓から見える景色がまさに東京駅丸の内駅前。

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丸の内のビル街の向こうには皇居が見えます。

 

勿論この景色は見たことはありますが、それは一階の広場から見た景色。

2階の部屋の窓からの景色ではありません。

しばし優越感に浸りながら眼下の通行人を睥睨します。

時々通行人と目があいます。きっと羨ましいと思っているに違いありません。

不気味な顔のオヤジを見てびっくりしているだけかもしれませんが。

写真だと分かりにきかな。心霊写真のように写っているのが私です。

風呂も素敵。妻も満足。

 

またこの部屋の向かいはちょっとした名所。

松本清張が点と線を描いた部屋なのです。

 



ホテルのボーイさんが松本清張さんのお気に入りの部屋で必ずこの部屋を予約していたとのこと。

以前は部屋の窓から東京駅のホームと列車が良く見えたそうです。

今はおそらく中央線の高層ホームが邪魔して何も見えないとのこと。

 

ゆっくりお風呂に入った後、いよいよ夕食。

看板レストラン「Blanc et Rouge(白と赤)」。

本格フレンチです。

写真では良く分かりませんが、目の前を山手線と京浜東北線の電車が行き交っています。

ということは何度も電車からこのレストランが見えていたのですね。

最高のフレンチとシャンパン→白ワイン→赤ワインとワイン満喫。

誕生日なので妻が特別デザートを予約しておいてくれました。私の名前入りです。

最高のひと時です。

翌朝ドームの上から駅構内を見ると改札を出て会社に向かうサラリーマンの姿が。

 

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こんな時間から働くなんてやっぱりサラリーマンは大変だな、等と他人事のような気分。

4年前までは私もそうでしたが、すっかりそうした通勤前の緊張感はなくなりました。

リタイヤライフの長閑さを実感した一泊でした。

ただまだ現役ですよ。個人コンサル業はそれなりに順調なので。70歳の誕生日までは現役で頑張ります。

いけるかなあ。

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台風にも負けず海水浴、西伊豆浮島ランドホピア~堂ヶ島アクーユ三四郎

大型の台風10号が日本列島に接近しています。関東・東海地域も太平洋側は大荒れとの天気予報。

朝起きたらやっぱり雨。

気落ちしていると、長女から「西伊豆は今日昼間は晴れる時もあるらしいからすぐ出発したい」との電話。

行先は堂ヶ島ランドホピアコテージ。我が家の今年の夏休み。

 

日頃 の 行いが良かったせいか、着いたら本当に晴れ。

チェックインし、部屋の中をバタバタと片付けると、早速海水浴。

年甲斐もなく私もです。

妻と孫はお留守番。

 

長女夫婦はシュノーケルをつけますが、私は何もつけずプール用のゴーグルだけ。

海中の視界はさほど良くはありませんが、鮮やかな青の魚が泳いでいたり、カニやウニの群れもちゃんと見えます。

長女達ははるかにきれいに水中が見れるため、歓声を上げながら泳いでいます。

私は遠泳状態ですが、まだまだ行けます。

 

散々海水浴を楽しんだ後は、風呂。

それも温泉。

浮島温泉 町営しおさいの湯。

決して広い風呂ではありませんが、きれいです。

隣の廃屋はきれいどころではありませんが。かつては宿泊施設だったようですが、今は再び自然に帰っています。

 

さっぱりした後は、勿論ビールとバーベキュー。

 

孫の 面倒に料理、と妻がフル稼働。その横で孫がいたずら三昧。殆ど貢献していない私。

孫がいるので炭火を囲んでのバーベキューはなし。

外で肉を焼いて、中の小さなテーブルで食べます。鯛の料理もあり、大胡馳走。しかもクーラーの効いた部屋の中。

ギンギンに冷えたビールが美味い!!

肉はボルドー赤ワインで堪能。

これがあるから人生は楽しい。

 

翌日も台風接近にもかかわらず晴れ。

朝から早速海水浴。

私はパス。昨日で気が済んだのです。

二日連続で泳ぐ根性もないし。

海辺のサンセットリゾートで妻と孫と留守番。

 

暇なので元気に飽きずに泳ぎまくる長女夫婦を撮影します。

浮島海岸には大きな洞窟がありますが、その奥に向かってどんどん泳いで行きます。

私は戻れを手で合図をします。台風接近の外海をなめちゃいかんでしょう。

ライフセーバーの人もボードに乗って飛んできました。⇒写真左

 

でもこちらの心配も何のその、両手一杯広げて、「こんなに大きいウツボが目の前を泳いでいた!」と叫んでいます。

台風接近とは思えない真夏の快晴の海水浴です。

十分エンジョイしたでしょう。

 


それにしてもこの浮島、10年以上前に一度ハイキングで来ました。

堂ヶ島から浮島を通って隣の田子までのハイキングコース。

妻と次女と一緒でしたが、ハイキングコースとは言えないようなワイルドなコース。

途中道が完全に草で見えなくなります。僅かに足元に見える道らしきものを頼りに断崖絶壁の横を歩きます。

 

景色 は絶景ですが、気持ちは不安。

次女が「もうパパとは絶対歩かない」と罵詈雑言。

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2005/08/post_0f03.html

でも本当に景観は素晴らしいですよ。

 

 

さて、二泊目はホテル、堂ヶ島アクーユ三四郎。

このブログでも紹介した我が家のお気に入り。

20年以上来ているのではないでしょうか。

最初は新築のピカピカでしたが、さすがにハードの傷みがあちこち目につきます。このホテルも私も年を取ったのです。

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2006/03/post_7579.html

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2005/08/post_7069.html

 

元気なのは、歩けるようになってはしゃぎまわる孫だけ。

虹を見て更に喜ぶ孫。

 

快適な空調の中でくつろぎ、温泉に入ってウトウト。

そして夕食。

 

今回は部屋食ではなく、レストランで大勢のグループと一緒。ちょっとうるさいかな。

でもウチも孫が騒ぐので他人のことは言えません。

それにしてもここのアワビの踊り焼きは絶品ですね。

 

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台風接近をものともせず強行した今年の夏休み。

まさかこんなに夏を楽しめるとは予想出来ませんでした。

頑張って働いたご褒美でしょうか。

63歳、思った以上に現役続行。嵐なんかに負けないぞ。

まだまだ・・・・・

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悲しきノートルダム大聖堂~プルースト眠るペール・ラシェーズ墓地、新緑のパリ

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旅行中、日本の娘達から聞きました。パリのノートルダム大聖堂が火事で屋根が全部焼け落ちてしまったと。

リヨンからパリ・リヨン駅に到着後、最初に行ったのがノートルダム大聖堂。

そして・・・・ショック。

あるべき屋根がないのです。

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10年以上前に家族で撮った写真。

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大きくして見比べると何が違うのか明快です。

中はステンドグラスの光から僅かな光さす厳かな礼拝堂ではないということですよね。

何とパリの空が見えているアウトドア状態。

あり得ませんね。

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唖然としているのは私だけでなく、こんなに一杯。

それにしても全部石で出来ていると思ってましたが、

意外と木造部分も多かったのですね。

 

今回の南仏旅行、最後はパリ。

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パリ・リヨン駅から徒歩2分のホテルに宿泊。

夕食もパリ・リヨン駅正面のレストラン。

翌朝も、パリ東部へ。

まだ行ってなかったペール・ラシェーズ墓地へ。

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広い広い墓地が新緑と明るい陽射しに包まれて、墓地も心地よく日向ぼっこ。

永眠している人達もすがすがしい思いでしょう。

そんな中お目当てはプルーストの墓。

最も好きな小説を3つ挙げよと言われたら、間違いなくその一つが「失われた時を求めて」。

最初の「Du côté de chez Swan」は死に物狂いで原文で読みました。が、難しすぎ、その次の物語からは全部日本語で読みました。

長い長い小説。でも死ぬまでにまた読みたい小説。

そんな偉大な作家の墓はさぞかし今も皆に慕われているのでしょう。

だから近くに来れば人だかりがしているはず。

ですが見つかりません。

そして見つけました。

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誰も周りにいないひっそりとした墓。

ちょっと寂しすぎませんか?

不当評価にむっとしながら、次のお墓へ。

今度はバルザック。

バルザックもかなり沢山読みましたよ。

仏文科の授業でもありました。

(私は大学時代フランス文学専攻)

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さすがにここは数人の人達が。

バルザックの方が人気があるのでしょうか?

下調べ不足でしたが、

バルザックの向かいのお墓がネルヴァルでした。

気が付きませんでした。

ネルヴァルも好きでしたよ。

ちゃんと見れば良かった。悔やまれます。

 

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そして今度はこの人だかり。

ショパン。

自慢じゃありませんが、というか自慢ですが、

私は子供の頃ピアノを習っており、

最後に弾いたのが子犬のワルツ。

ショパンは勿論大好きです。

世界中の人に愛されているのですね。

プルーストもそのはずなのですが・・・・

モンパルナス墓地でサルトルとボードレールに会う

 

旅行も最後に近づいてくると、なぜかとてもミーハーな気分。

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言うのも恥ずかしいけど、またバトームーシュに乗りました。

シャンゼリゼにも行きました。妻はここでお土産買い。

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私はベンチでぼーっとしてました。

テレビだと大規模デモで戦争状態のような気がしていたけど、全然そんなことありません。

至っていつものシャンゼリゼ。

そしてミーハー気分の〆は、レストラン「アルザス」。

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シェンゼリゼに面した、というか通りの歩道の中に席を設けているレストラン。

家族4人で来たこともあります。

家族4人でパリ旅行

パリで家族4人で食事

観光客定番の店。初めての団体旅行でも来るような店。

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「今更そんな店に行ったなんて、ブログに書かないで」と妻に言われましたが、良いじゃないですか、シャンゼリゼのど真ん中でディナー。

 

ミラノ~コートダジュール~リヨン~パリ、10日間の旅。

定年後に妻と約束していた旅行が実現しました。

明るい地中海が脳裏に焼き付いています。

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この写真はホテルのベッドの上に大きく掲げられている

電飾の絵。

パリ・リヨン駅ホームからリヨンやコートダジュール方面に向かう人達を描いたのでしょう。

夢の中のような絵。

皆これから旅するコートダジュールに向かって夢を膨らませているのでしょう。

私は、もう一回行けるのでしょうか?

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美食の街はやはり美味かった、リヨン~母娘スリとの遭遇

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いよいよコートダジュールの旅も終わり、次はリヨン。

カシからローカル線各駅停車で二つ目、マルセイユ。

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新婚旅行の時、パリから何の計画もなくマルセイユに。

そして駅の観光案内でホテル予約し港の見える小さなホテルに宿泊。

ブイヤベースは今一つだったけど、

ムール貝が滅茶苦茶美味かった。

今回はマルセイユは駅だけで、街中散策はなし。

TGV発車まで40分しかありませんから。

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レンヌ行きTGVで1時間半でリヨン。

幸いホテルは駅に隣接。徒歩1分。

荷物預けて早速散策開始。

旧市街方面に行きましょう。

地下鉄はつまらないからトラムで。

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ペラーシュから中洲(のようなもの)の散策開始。

川大好きの私にはたまりません。

まずはローヌ川。

ウン?何やらデモ。最近フランスは土曜日は毎週全国でデモのようですよ。

怖いのでそちらは避け、ベルクール広場へ。

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そして今度はソーヌ川のボナパルト橋へ。

橋からの眺めは素敵。パリと似てるけど違う。

 

うっとり景色を見とれていたら、

事件は起きました。

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小さな女の子が私にぶつかって来ました。

こんなだだっ広い橋の上で何?

と思った瞬間、後ろから妻の叫び声「〇〇(私の名前)」

何が起きたか全く分かりませんでした。

しかし気付いてみたら、財布の入った胸ポケットのファスナーが開いており、また肩掛けバッグのファスナーも全て開いていました。

「財布見て」「バッグの中身は、スマホは?」

という妻の絶叫。

 

幸い、どちらもファスナーをしっかりしていたため、

財布もバッグの中身も無事。

スマホは紐でバッグに結びつけてあるから大丈夫。

 

でもファスナーを閉めてなければ盗まれていたでしょう。

それに妻が相手の手首をつかんだとのこと。お手柄です。

「Map」「Map」と地図を振りかざして走り去りました??

女の子二人だと思ったのですが、

妻によれば一人は大人の女性、おそらく母と娘だとのこと。

しばし茫然としていましたが、

改めて所持品を確認すると皆無事。

人相の悪い男性が近寄って来たらこちらも用心しましたが、

身長も私より低い、小さな女性二人。

私は良いカモだと思われたのが、ちょっと悔しい。

妻に一生言われ続ける借りも出来たし。

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気を取り直してサンジャン大教会界隈の散策開始。

ケーブルカーで有名な丘の上に行きましょう。

それにしてもすごい人。一体どれくらい待つのか。

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余程歩いて登ろうかなとも思ったくらいです。

思っただけです。根性がないので。

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ノートルダム大聖堂。

丘の上は、これまた観光客で溢れかえっています。

市街が見渡せる場所を何とか順番待ちで確保して

しばし眺望を楽しみます。

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そこからは再び丘を下り、散策開始。

フランス国鉄サンポール駅に出て、旧市街とソーヌ川と中洲をブラブラ。

飽きませんね。

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お腹も空いてきたので夕食会場を探しましょう。

旧市街はレストランが一杯あるのですが、何か落ち着かないのでトラムで駅に戻ります。

しかし駅前にはレストランらしき店はありません。

私独自の嗅覚に従ってダラダラと歩き続けます。

そして出会ったのがLe Splendidというレストラン。

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直観でこれは行けると思いましたが、妻がスマホで調べると大変評判の良い店とのこと。

まだ夕食時間は始まってないので、店の前でビールを飲んで休みましょう。

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そしてまだ昼のように明るいけど18:30なのでオープン。

海沿いで海の幸が続いたので、今日は肉系でしょう。

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さすがにフォアグラのテリーヌは極上。

ステーキも美味い!

(和牛の方が美味いと思いますがソースが美味い)

そして赤ワインは勿論、

Côtes du Rhône(コート・デュ・ローヌ)

この時ワインをサーブしてくれた女性の言葉が

とても感動的。歌うように美しい。

ただの「S'il vous plait(どうぞ)」なのですが、

今まで聞いたこの言葉の中で一番心のこもった歌うような声。

美食の街は「S'il vous plait」まで美しい。

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この日はこれでホテル帰って爆睡。

万歩計を見ると2万歩歩いてますよ。

 

翌朝、再び散策。

まずはローヌ川沿いの朝市。

美味しそうですね。

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そして旧市街へ。

日曜日とあって人人人・・・・

それにしても午前中から皆、お茶やランチを心から楽しんでいる様子。

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見てるだけで私達もお腹が空いてきたので、

ランチを行きましょう。

直観でここ。

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Bouchon Colette。

私はホルモン系苦手なのですが、たまらずホルモン入りリゾットを注文。

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やはり美味い。

一気に食べてしまいました。

本当にリヨンは美味い。

 

最後の妻のお土産ショッピング。

私の嫌いな時間ですが、仕方ありません。

少しだけ付き合います。

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人生でもう一度来ることがあるのでしょうか?

最後にもう一度ソーヌ川から街並みを目に焼き付けます。

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ホテルだけど貸アパルトマン、シャンブルドット・ミラボー、カシの景色は俺のもの

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コートダジュールの旅は続きます。

ローカル線各駅停車、路線バス、トラムだけで続けていた移動の一回の例外、ニースからトゥーロンまではインターシティー。ニースで30分近く前に乗り込んでいて正解。超混雑。床で若い女性観光客が寝るほどの。

トゥーロンからは再びローカル線各駅停車。

カシ(CASSIS)

「カシを知らない者は何も知らないのと同じ」

プロヴァンスを代表する詩人ミストラルの言葉。

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駅を降り立つと何もない辺鄙な駅。

これのどこが観光地?

でも安心、港と行き来している路線バスがあります。

畑(ブドウ畑?)を過ぎるとさすがリゾート地。

瀟洒な別荘が続きます。

 

20分位で到着。

観光客でごった返す通りを歩くと、すぐそこは港。

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早速本日の宿泊施設のカシ・ホテルを探しましょう。

地図によると港に面した特等地のはず。

でもありません。

地図の場所のレストランのマスターに訊ねると

何と、ここがホテルなんだとか?!

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ドアが一つあるだけ。

誰もいません。

マスターに更に訊ねると、ホテルの管理人を呼んでくれるとのこと。

ホテルと銘打っているけど、貸部屋なんですね。

シャンブルドットと言うそうです。

事前に何時に行くと管理人に伝えておかないとならなかったようです。すぐに管理人の陽気な女性が到着し、入室することが出来ました。

 

そして部屋に入ると絶句。

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テラスがあり、そこから港街が一望出来るのです。

これは最高の贅沢!

しばし疲れも忘れてたたずみます。

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時々屋根の方に見える私の姿を不思議に思ったのか、

観光客が私の方を指さします。

こんな感じ。

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私がいるの分かりますか?

 

ベッドに横になっていても海が見えます。

幸せ満喫。

 

お腹が空いたのでランチにしましょう。

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何と、全く場違いな「赤いきつねと緑のたぬき」

マルちゃんのカップ麺。

ヨーロッパ旅行、6日目ともなると私の醤油中毒が始まります。無性に醤油味のものを食べたくなるのです。

皆さんは違いますか?

ということで必ずカップ麺を持参します。日本で食べる時の3倍は美味い。

 

入り江巡りのクルーズを予定していたのですが、

今日は強風で中止。

残念ですが諦めて散策をしましょう。

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小さな港町なので、すぐ一周出来ます。

体力と根性があれば断崖絶壁ハイキングコースにチャレンジするのですが、無理です。

 

ブラブラした後はちょっと早いですけど夕食に。

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部屋の近くの港に面したレストラン「ラ・ポワソヌリー」

マスターが日本語で「こんにちわ」と話しかけてきます。

「J'adore le Japon(私は日本が大大大好き)」

4回も日本に行ったとのこと。

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そして今日もまたムール貝。

一体この数日間で何個のムール貝を食べたことでしょう。

白ワイン、魚スープ(これが結構お腹一杯になる)、白身魚と飽きもせず満喫。

夜が更けてくると店の前にサックス奏者が。

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上手い。

妻がチップを渡しました。

港の夜景とディナーとサックスの音・・・・

夢見心地。

 

そして部屋に帰ってテラスに。

先ほどスーパーでビールとつまみを沢山買い込んだので、

酔いの夜景を楽しみます。

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自宅のテラスのようなプライベート感。

 

港に人がほぼいなくなるまで。

満月と一緒に、いつまでもいつまでも・・・

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☛たまにはこんな滞在も良いのでは?

https://www.gites.fr/gites_mirabeau_cassis_h1379034.htm

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人生最高絶景のランチ、エズ~コートダジュールの漁村リゾート、ヴィルフランシュ

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今回の旅行の一番の山場かもしれません。

今までの絶景が皆霞む程の絶景。

ニースから路線バスでモナコ方面に戻り1時間ほどクネクネ山道を走った崖の上。

幸い天気も良く、

フランス国旗も私達を歓迎してくれています。

山頂の城壁は植物園にもなっています。

そこから一つ降りた場所にあるのがシャトー・エザ。

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スウェーデン王子の館だったようですが、一時期はワイン貯蔵所・家畜小屋になっていたとのこと。

それが芸術家のアトリエとブティックに変身。

今は絶景レストラン&ホテルです。

他の人のブログによると、東洋人は眺めがあまり良くない奥まった場所に案内されるとのことでしたが、

私達は妻が半年前から直接予約していただけあって、おそらく店で一番良い場所を案内されました。

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テラスを独占し、まさに天空絶景独り占め。

天空に突き出たテラスなため、床下ははるか何百メートルも何もありません。

妻も最初は足元が落ち着かないと言っていましたが、次第に慣れたようです。

ちなみにこの位置がどんな位置かというと、

後ほど下まで歩いた駅のプラットフォームから見た写真をお見せします。

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思い切り拡大してみて下さい。

この席が見えるはずです。

この席の隣のやや奥まったテラスを城壁の上から見たのがこれです。

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テラス分かりますか?

アメリカ人(おそらく)の若い女性達がキャーキャー言っていました。

 

3時間かけてランチを楽しんだため、

思い切り日焼けしてしまいました。

一生忘れられない映像を脳裏に焼き付けて、

さあ覚悟を決めて出発。

 

何を覚悟を決めるかというと、

これから大変な山道を下るからです。

ニーチェの小道。

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実際にニーチェがここに滞在し、「ツァラトストラかく語りき」の構想を練った散策路と言われています。

いざ出発。

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景色は確かに良いのですが、足場は結構悪い。

油断すると足を滑らせます。

ニーチェが瞑想・思考したというのは実はウソじゃないでしょうか?

落ち着いて物事を考える余裕はないですよ。

それに結構な傾斜。

60代夫婦にはややきつい。

実際膝が笑い始めています。

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それでも少しずつ下界に近づきます。

傾斜が緩やかだと思わず鼻歌が出ます。

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1時間強歩いて何とかエズ駅に到着。

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EZE SUR MER。

名前のとおり海に面した駅。

 

先ほどの写真を撮りました。

下から見ても唖然とする場所にいたのですね。

 

ここからはローカル線各駅停車でニースに向かって二駅。

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満員電車。

それにしても羨ましい。

文字通り海岸線を列車が走ります。

電車もカラフル。

 

私はよく伊豆に旅行するので、伊豆通を自称しています。

ジェノバからの道中、驚嘆すると共に、

「伊豆とあまり変わらないのでは」と感じる場所も多々ありました。

しかしここは完敗。

10回逆立ちしてもかないません。

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ヴィルフランシュ駅に降り立つと、そこは海辺の街であり、

既に海水浴客で一杯の海水浴場。

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まさにコートダジュール(空色の海辺の意味)。

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夕食のレストランを予約している港町まで歩きましょう。

20分くらいです。

 

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これが本日の夕食会場「メール・ジェルメンヌ」

ジェルメンヌ母さんという意味でしょうか。

(こちらはmerではなく、mère。海と母は発音が同じ)

漁港に面したしっぽりした素敵なレストラン。

 

まだ早いので港を散策しましょう。

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海岸伝いに歩くと漁港兼ヨットハーバーが。

歩いていると地元の母と子供達から「こんにちは」

と日本語で話しかけられました。

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「ニーハオ」でなくて良かった。

来訪客の数では中国人に負けてますから。

今回、あちこちの観光スポットでリーフレットをもらっていますが、仏語・英語、スペイン語に続き、日本語と中国語のものが必ずあります。

 

散策も終え、いよいよディナーへ。

先ほどのレストランに行くと、

何と私の名前入りのテーブルが用意!

これも妻が半年前に直接予約してくれていたためでしょう。

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潮風を嗅ぎながらのディナー。

 

まずはやはりオイスター。

実は今回の全ての行程で食べた料理で一番美味しかったのは、この店のオイスター。

それも卵料理したオイスター。

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妻も私も絶賛!

シャンパン、白ワインと共に味わう海鮮料理。

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地元名物の魚スープも美味しかったし、ヒラメもムニエルも美味しかった。

段々日も暮れ漁港の明かりに包まれだし、悠然とした気分に。

 

ところがそんな気分を吹っ飛ばす光景が続々と。

ベンツSクラスで店の前に乗り付け、運転手にドアを開けて出てきたのは

女優(もしくは著名モデル)とおぼしき女性とその彼氏。

店のマスターが飛んでいき、うやうやしくおもてなし。

私のところに持ってきた白ワインをサーブするのも

ヒーターをつけるのも、すっかり忘れています。

隣の席で食事を始めました。

どう見てもただ者でないオーラ全開。

後で思わず遠くから写真撮ってしまいました(すいません)。

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そして次から次へベンツ・BMW・アウディ・ポルシェ・プジョーの上級クラスが店に横付けされ、運転手がさっと後部座席ドアを開けます。

何なのですか、この店は?!

後で調べると、ニースの金持ちが夕食をしにやってくるので有名な店なんだとか。

 

漁港のレストランと言っても、ここはニースなのです。

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酔い覚ましに駅まで歩き、

再びローカル線各駅停車に乗ってニースへ。

二駅で到着。

トラムでガリバリディー広場に向かい、

一昨日と同じニース港脇のホテルへ。

サン・ポール・ド・ヴァンス⇒ニース⇒エズ⇒ニーチェの小道⇒ヴィルフランシュ⇒ニース

と慌ただしくも夢見心地の一日でした。

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コードダジュール、カーニュ~サン・ポール・ド・ヴァンス、16世紀の迷路

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敵から身を守るため、丘の上に建てた石と迷路の村・・・

コードダジュールでは鷲の巣村と呼ばれます。

その中でも多くの芸術家に愛された美しい村が

サン・ポール・ド・ヴァンス。

ニースから今日も路線バスで向かいます。

途中、カーニュという街で途中下車。

グルマルディ城に立ち寄ります。

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城の中に入ると、いきなり白骨に出会います。

誰の骨かは不明だそうですが、本物の全身人骨です。

ロバにオリーブオイルを作らせるため血だらけになるまで臼をひかせた「血のひき臼」もそのまま残っています。

やはりヨーロッパは美しさと血なまぐさが同居しています。

そんな過去も忘れるほどの美しい建物。

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景色も片や地中海、片や雪を冠した山々、

そして長閑なリゾート地と目を奪われます。

それに城の中は美術館でもあるのですね。

ピカソもありますが、私達を日本人と察知した係員が藤田嗣治の絵を紹介してくれました。

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城の周りを軽く散策して、再びバスへ。

カーニュの街から出ている無料送迎バスです。ありえない狭い道を、行きはゆっくりぐるぐる回りながら上ってきましたが、

帰りは街に一直線の逆落とし。ジェットコースターかと思えるほどの急降下。それも壁や家すれすれに。

いくら慣れてるからとはいえ危なくありませんか?

 

さてカーニュでのひと時を終えると、

再び路線バスでサン・ポール・ド・ヴァンスへ。

バス停を降りると、さすがに観光客で溢れかえっています。

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ペタンクと呼ばれる鉄のボール遊び。

他にすることがなさそうな(失礼)高齢の男性が遊びに興じています。

それを写真に撮る観光客。

プレイしている男性達も「俺も観光に貢献してるんだぜ」と言ってるよう。

 

さて壁の中に入ると、そこは迷路に次ぐ迷路。

敵に襲撃されても敵が戸惑うように作られたのですから当然ですよね。

しばし迷路に迷うことを楽しみましょう。

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勿論車は外周以外は通りません。

のんびり、そして石の壁と家が醸し出す心地よい閉塞感を味わいます。

迷路の外側は周遊の小道。

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眼下に美しい緑の光景。

1日で3周しました。

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そして今日の宿泊地、

5つ星ホテル、サン・ポール・ホテル。

大きくはありませんが、間違いなく超高級。

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ウェルカム・シャンパンの後は部屋に案内されます。

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思わずワオーという声を上げそうな高級感。

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メイン通りに面しているので、窓の下は観光客。

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私が窓から顔を出している(写真)のを目にした観光客が、

異物を見るような顔をして過ぎ去ります。

折角の素敵な気分が台無しとでもいったように。

 

夕方、再度迷路散策。

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全ての迷路を一か所の例外もなく歩くべく、しらみつぶしに歩きます。

妻にそういったバカな趣味はないので、部屋でお休み。

実際さほど苦労しなくても完全制覇できるほどの道の数。

どんな意味があるのか分からない達成感に包まれホテルに帰ると、

そろそろ夕食の時間。

 

レストランは屋外と屋内がありますが、

最初は屋外でシャンパンと前菜。

外周に面しているので、壁の外の景色も見えます。

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レストランを外周からと中の路地から見た写真。

ちょっと分かりにくいかな。狭いけど間違いなく素敵。

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そして屋内へ。

ヨーロッパの貴族になった気分。

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肉料理と赤ワインを堪能した後、酔い覚ましに通りに出ると

昼間とは打って変わって人通りゼロ。

妻が出るのが怖いと本気で言うほどの人気のなさ。

中世の闇に沈んでしまったかのでしょうか。

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部屋に戻ると完璧なベッドメーキングが!

さすが5つ星!妻感激。

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コートダジュール、路線バス・ローカル線の旅、マントン~ニース

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今回の南仏の旅は、移動のほぼ全てがローカル線各駅停車と路線バス。路線バスは停留所の度に「prochain arrêt」「next stop」とアナウンスされます。次の停留所の意ですが、前者のフランス語を大人の女性の渋い声で、後者の英語を若い女性の高く抜けるような声でアナウンスされます。

何だかんだで100回~200回耳にしたので、今も頭の中で聞こえ続け、消去出来ません。

さて今日は、マントンからモナコを通ってニースへ。路線バスの旅。全部乗っても一人1.5ユーロ。都バス以下、安くない?

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朝の通勤時間なのか、バスの中は朝の山手線並みの大混雑。

でもその殆どがモナコで降ります。マントンの人はモナコに仕事に行くのですね。

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それにしてもこの街中の曲がりくねった道、普通に運転しても大変なのに、ここをF1グランプリで高速で走るのですからね、一体どういう感覚なのでしょう?

見ている方も怖くないですか?

路線バスは二日後また来るエズやヴィルフランシュの海に面した駅横を通り、ニース市街へ。

といっても市街の手前のニース港が終点。

ホテルも港の近くです。

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さてニース観光・・・・その前に一つやることが。

実は私のスマホの充電器、スマホとの接続部分の機器を日本に忘れ充電出来ないため、充電器自体を買わなければならないのです。長女にニースの家電量販店の場所を探してもらったので、そこに充電器を買いに行くということが最初の仕事。ニース駅近くです。

ホテルの近くにガリバリディー広場があり、

そこからトラムに乗ります。

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トラムは一番の名所であるマセナ広場を通りニース駅方面に。幸いすぐに家電量販店は見つかり無事充電器を買えました。さあこれで憂いがなくなったので、思い切り観光です。

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マセナ広場に戻り、そこから海岸へ。

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眩いばかりの海岸の歩道ですが、ここは3年前バスを暴走させた男が84人を殺した歩道でもあります。花火客を狙った凶悪な事件でしたが、今はいたって平穏。老若男女・国籍多様の人々が思い思いに散策、もしくはランニングを楽しんでいます。

海岸から花マーケットに向かい、あちこち歩いた後、お腹が空いたのでちょっと早いですが、夕食。

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一番愛想の良かったマスターのいる店に入りました。店先で魚や貝やカニを調理しています。

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ここで小さなハプニング。

妻のすぐ横の席の下に傷ついた鳩がいます。羽根を骨折してるのでしょう、飛べません。追いやろうとしましたが、店の床をあちこち逃げ回ります。給仕にきた青年に「鳩が床にいるからどかせて下さい」と言うと「ノー・プロブレム」だと。羽根を飛び散らかして客達の足元を逃げ回っている鳩がいるのにノー・プロブレムはないでしょう。先ほどのおじさんマスターに再度頼むと「OK」と言って見事に捕まえどこかへ持っていってくれました。

さあ、今度こそ落ち着いて食事。

今日はムール貝三昧と行きましょう。

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白ワインとムール貝(ガーリック焼きとか茹でただけとか)とロブスターと白身の魚・・・・極楽です。

こちらは夜の8時でもまだ明るいので、歩いて帰ります。

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岬を回ってニース港まで歩き、ホテルへ。

明日は再び路線バスで1時間の

サンポール・デュ・ヴァンスへ。

 

 

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南仏のコートダジュール、夫婦旅、ミラノからマントンへ。

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ここはどこでしょう?伊豆ではありませんよ。

南仏ニース近くのエズという村。

空を飛んでいるような断崖絶壁に立つレストラン、

シャトーエザでのランチ。

定年になったらまたフランス旅行しようという願いが3年半たって、ようやくかないました。

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 まずはミラノに入り、一泊して翌朝ミラノ中央駅からジェノバにインターシティーで向かいます。

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2010/11/post-7693.html

ジェノバからはリビエラ海岸。海岸を走ったりトンネルを走ったり。(トンネルが多いのが難点)

それにしてもこれだけ海岸の波打ち際を列車で走るなんてこと、関東界隈では殆どありませんよ。

私が知っているのは伊豆急の稲取と片瀬白田駅間だけ。

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そして40分以上遅れてようやくイタリア最後の駅、

ヴァンティミーリア駅に到着。

そして感慨にふける間もなく、隣のホームのフランス国鉄の電車に乗り換え。

国境越えです。

といっても特別感は何もありません。

普通に出発して普通に走るだけ。

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そして最初の駅、マントンに到着。

さあ、ここからフランスです。

早速坂道を降りて海に向かいます。

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しかしホテルに向かう地図と違います。

しししまった!

マントンの駅は二つあり、間違って一つ手前の駅で降りてしまったのです。

仕方ありません。歩きましょう。

幸い良い天気。

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輝く空に輝く海。ここはコートダジュールですからね。

おやおやもう海水浴?!4月ですよ。

海岸を歩くこと30分、マントン旧市街に到着。

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街中は季節外れですが、観光客が一杯。

迷い歩きを楽しみつつ、本日の宿泊地ホテルメディテラネに到着。

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チェックインして部屋に入ると素敵な部屋。

テラスがついているので、そこからの街の眺めも最高!

だいだい色の屋根の間から見える青い海。

南仏ですね。

一休みしたら早速街歩き再開。

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ジャンコクトーが生まれ街であり、結婚式を挙げた建物もあります。

 

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またマントンはレモンの産地として有名。レモンが店頭に山積みしています。

それに街全体がジャスミンの香り。リゾートのウキウキ感に満たされます。

ゴミ箱をあさるのはカラスと決まっていますが、

こちらはカモメ。

 

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7時過ぎだというのに、また昼のような明るさ。

夕食にしましょう。

街中のワサワサした遠くに海の見えるレストラン。

当然海の幸。

カキ、エビ、白身魚と白ワイン。

 

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ホテルに戻って屋上テラスで再びチーズと白ワイン。

コートダジュール最初の夜がふけていきます。

それにしても街の写真を娘達にラインで送ったら、

「ディズニーシーみたい」だと。

ディズニーシーがこっちを真似してるの。全く。

 

 

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春が来る、相模川河口茅ヶ崎平塚両岸一人歩き~竜泉寺の湯

Dsc02381梅と桃が終わりいよいよ次は桜。
この隙間の静かな時期もまた春の訪れを予感させ毎年ウキウキします。

神奈川の川沿いに一人歩き最後はスーパー銭湯で〆るという当ブログのコンセプトを久々に実行します。

Dsc02336Dsc02332実はここへ車で来る途中、白バイに捕まり1.5万円の罰金が確定。22キロ速度オーバーとのこと。違反キップは10年以上なかったのに。
最近車ではついてない。
先週左のヘッドライトユニットを交換したら50万円。昨秋右後ろのサスペンションを交換して45万円払ったばかりなのに。BMWって本当に金がかかる。トホホ。


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Dsc02351落ち込んだ気持ちを振り払うべく湘南の澄んだ空を眺めながら散策開始。

サザンの茅ヶ崎といってもこんな景色もあります。
どこの田舎か。海のすぐそばですよ。
ここは小出川の最後の場面。
桜が咲いたらさぞきれいでしょうに。
さていつも車で見ているこのアーチ。新湘南バイパスの終点です。湘南シーサイドカントリー倶楽部脇です。
アーチの向こうに赤い橋が見えるのはゴルフ場内の橋。一度もこのコースには出たことありませんが。

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そしていよいよ湘南大橋。
相模川河口です。
風が強い。メガネが飛ばされそう。
相模湖から神奈川の真ん中を堂々と流れてきた大河はここで海と一体化します。
長旅お疲れ様です。
このブログでも度々取り上げさせていただきました。
ありがとうございます。

Dsc02364さて橋を渡り終わると
小さな鳥居が。
どうということない祠ですが、私はなぜかいつも胸を打たれます。
何人もの漁師がこの海で命を落としたということですよ。
「海の安全を祈願して」ということは、それだけ安全ではないということ。
父や夫が生活のために海に出て帰って来れないって家族にとっては辛いことですよね。無事を祈る気持ちが切々と感じられます。

Dsc02365Dsc02367河口には遊漁船の店が並びます。
私も時々遊漁船に乗って魚を釣ります。良いですよね。
こういう時海の近くに住んで良かったとしみじみ思います。

湘南大橋の向こうに小出川河口が可愛く見えます。先ほども見た赤い橋がありますね。

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さて平塚市内に入ると、すぐもう一つの漁港があります。
須賀港。
こじんまりした漁港。
でもここにも鳥居と神社。漁港入り口で無事を祈っていてくれます。

Dsc02386相模川横のサイクリングロードをテクテク歩きます。

ふと横を見ると平塚競輪場。
開催している時はオヤジ達でごった返しているはずですが、今は閑散としています。
やったことはありません、すいません。

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おや川の中で人が!釣りしていますよ。
腰まで水に浸かって。怖くないですか?
流されたら大変ですよ。


Dsc02390そして対岸にはヨットがぽつんと林の中に置いておかれています。
何か悲しいですね。
ヨットという華やかな存在と寂しそうに放置されているという姿。
昔は美人で蝶よ花よだったのが、年老いて誰からも見向きもされなくなった老女のように。
元ヨット部員としては何とも切なくなります。

Dsc02398そして東海道線の電車は今日も元気。
湘南電車です。
相模川をゴーっという音と立てて一気に渡り切ります。
当たり前ですが。
関東にはいろいろな電車がありますが、私はこの東海道線が一番エネルギッシュに感じます。大15両編成がひっきりなしに往復します。

Dsc02405今度は馬入橋。
国道1号線東海道です。

さっきのは湘南大橋。国道134号線湘南道路。
相模川河口の双璧。

どちらも良く渋滞しますが。

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Dsc02409さあ、ラストスパート。
スーパー銭湯竜泉寺の湯まではもう人踏ん張り。
長閑な住宅街をくねくね歩くと目の前に立派な建物が!
コルティーレ茅ヶ崎(湘南)結婚式場です。
そして隣接してスーパー銭湯竜泉寺の湯。
東日本スーパー銭湯人気ランキング9位だって!


Dsc024082時間の散策で潮風に浸かった体を癒しましょう。

ここの寝湯は好き。

すぐ横を通る東海道線の電車のゴーっというサウンドをバックにうとうとうとうと・・・・・


相模川源流・相模湖歩き
相模川下溝河川敷歩き
相模川望地弁天キャンプ場歩き
相模川厚木、三川合流地点歩き
相模川、寒川神社お参り歩き
相模川、寒川駅から平塚駅歩き
相模川馬入公園花歩き


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オートキャンプの思い出残る伊豆今井浜、孫と東急ホテルでリゾート気分

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Dsc129702322小学校や幼稚園に通う娘二人と春夏秋冬毎月のように家族でオートキャンプ、
そんな時代がありました。

時には祖父祖母も一緒にキャンプしました。

大自然の中、長いテーブルで食事をしましたっけ。

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Dsc129702331P12971290703そんなキャンプ場の一つが伊豆今井浜オートキャンプ場。
伊豆の海岸を眺めながら義理の祖父(他界)祖母を交えてキャンプしました。
今回訪ねてみると、キャンプサイトは林の中。(上右下写真)木が育ちすぎ、もう海は見えません。
(これでお客さん来るの?)

お風呂は今井浜の街中のサンシップ今井浜(2012年閉店)。
昔の思い出ある場所がなくなったり、寂れていくのを見るのは悲しいですね。

今度は私と妻が祖父祖母となって今井浜に。
キャンプは無理です。
リゾート気分で東急ホテルに泊まりましょう。


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Dsc129702230春の気配すら感じる冬の澄んだ青空の下、
ひたすら海岸をドライブしてまずは網代に到着。
イベントやっていますね。
地元名物を食べながら足湯して散策。
おかしなことやっている(足にミカンのせ)長女を見て「お母さん、何バカなことやっているんだろう」という目つきで不思議がっています。

さあ、ドライブ再開。
途中ウンチした紙おむつ交換をするため宇佐美のスーパーで休憩する以外はひたすら走り続けます。

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そしてやっと到着。
今井浜東急ホテル。

外壁改装したばかりとのことで、さすがにきれい。
南国気分満開です。


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ハワイアンが館内に流れ、中も南国気分。
部屋からはきらきら輝く海が正面に見えます。
さっそくハイハイ開始の孫。


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P12971290606「すぐ風呂に入りたい」という妻を諫め?散策に。

我が家では散策して一汗かいた後でなければ温泉に入ってはならぬ、という家訓があるのです。

ホテルを出るとすぐきれいな庭、そしてプール。
屋外バーは、夏は大賑わいなのでしょうね。
そのまま海岸に出ます。


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まさにプライベートビーチ。
眩しいくらいキラキラ輝く早春の海。
この素敵な海岸を私達だけで独り占め。(他には2家族のみ)
藤沢に住んでいて江ノ島界隈の海は見慣れている孫も、「こっちの海の方がきれいだね」と言っているはず。


Dsc129702267十分ビーチ散策の楽しんだ後は、勿論温泉風呂。

歩いたからこそ倍増する温泉の湯。
人生の喜びの瞬間です。
きっと死ぬまでやめられない私の至福の時。

Dsc129702270露天風呂から直接海は見えませんが、間近に波の音は聞こえます。

中国人のパパと息子以外は誰もいない風呂で長いドライブの疲れを癒します。

それにしてもどこの宿泊施設に行っても中国人がいますね。更衣室も中国語しか聞こえません。
もはや中国人観光客がいないと日本の観光施設は成り立たないのではないかと思えるくらい。
救世主なのでしょうか。


Dsc129702278風呂ゴロゴロ風呂ゴロゴロを繰り返した後は、
待ちに待った夕食。

前回来た時はフランス料理だったので、
今回は和食です。
前回と言っても娘達がまだ小さく、ゆったり料理が出てくるフランス料理の間隔と、いつまでもワインをガブ飲みしている私に付き合いきれなくなったのか、娘達が落ち着かなく歩き回りだした記憶があるのがトラウマになっています。

Dsc129702282それにしても孫はこういう時、静かです。
よく泣いたり騒ぎ出したりする赤ん坊がいますが、至っておとなしい。
ニコニコしているので給仕してくれる女性にも喜ばれ話しかけられます。

今井浜の隣は稲取なので、金目の煮つけも注文します。
これを肴にして日本酒飲むのがまた格別。娘夫婦も飲むので、孫もきっと健全な飲兵衛に育つことでしょう。
いつか孫とこうやって金目を肴に日本酒を飲む日がやってくるのでしょうか。

食後孫を舐めまわし、一人先に大イビキをかいて寝たようです。年を取って益々イビキが大きくなったと家族から不評を買っていますが、私は知りません。極楽気分の睡眠を楽しませていただきました。

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P12971290759翌日も快晴。
川奈ホテルによってお茶して、初菜の花、初寒桜を堪能?した孫。

覚えてないのでしょうねえ。でもこの祖父のブログを見ればかすかに思い出すかも。


早春の南伊豆多々戸浜、ここはハワイか下田大和館
桜咲く、東伊豆熱川温泉、粋光、絶景。
早春の東伊豆、片瀬白田、お宿しらなみ、「燃焼系」CFの駅
春の東伊豆、稲取。長女大学合格旅行。
東伊豆赤沢温泉、水平線風呂、伊豆高原ホテルアンビエントバリ風風呂
東伊豆北川温泉、黒根岩風呂混浴露天風呂体験
東伊豆北川温泉、吉祥亭、熱川~北川~大川歩き
春の南伊豆、下田白浜海岸、下田プリンスホテル、石廊崎
夏の南伊豆、弓ヶ浜季一遊、炎天下歩き
南伊豆南国入田浜、濤亭TOUTEI
クリスマスの初島、エクシブ初島で銀婚式

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湘南台~自宅、娘達・婿・孫と境川歩き

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年数回歩いている私の定番ハイキングコース。そして栄えある当ブログ第一回投稿が小田急湘南台駅から境川を歩き、自宅近くのスーパー銭湯湯乃市までの道のり。神奈川オヤジ歩き第一回、境川歩き
今更ブログ投稿ではないのですが、「娘二人に婿さん、そして昨年誕生した孫と」という初めての組み合わせなので老後の思い出作りのため書きます。
Dsc1296021552019年正月。

正月太り解消のために歩きます。

最初は一人のつもりでしたが、ダイエット中の長女、
当然孫も、
そして長女が疲れた時のために婿さんも、
そして更に箱根駅伝を生で見て(我が家の恒例行事)運動心が刺激された次女も一緒に歩きます。


Dsc129602157スタートは小田急湘南台駅。
子供の頃、プラネタリウムで来た湘南台文化センターこども館を横目に、
湘南台公園、
住宅地とハイキング開始。

程なく境川に。

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婿さんがスマホで音楽をかけ、それを進軍ラッパに境川横のサイクリングロードを歩きます。孫が寒い思いをしないよう頭まですっぽり暖かい恰好。

晴天の冬空の下、娘達と婿さんが楽しそうに話しながら歩きます。私は先導役で、話の輪にはあまり入りませんが、後ろから聞こえる楽しそうな話声に幸せな気分になります。

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Dsc129602170「あっ、カモが滝に落ちる!」という婿さんの声。
確かにカモが滝を察したのか、必死に流れに逆らって泳ぎます。しかし先頭のカモが滝を難なく泳ぎ渡ると、次々滝を滑り落ちます。(写真拡大するとカモが見えます。)
何てことない出来事ですが、ハイキングを盛り立てるには十分です。


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この境川ハイキングのランドマークは、大きな五重の塔。
横浜薬科大学の図書館です。
最初ははるか前方に小さく見えますが、徐々に近づき、前から左へ、そして後ろへと位置を変えていきます。
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さすがに真冬の16時近くなると晴れていても寒い。吹き曝しの田んぼや畑ですし、横は川。
Dsc129602184Dsc129602188長女が鼻をかんだりクシャミをしたりするのが気がかりです。
暗くなると更に寒くなるので一行に少し急がせます。

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Dsc129602213左に東俣野中央公園が見えてきたら境川とお別れ。
丘を上り中央公園に。
次女が階段をダッシュします。さすがに元陸上部。
他のご一行はゆっくり階段を上ります。
振り返るとどこの田舎に来たかという眺め。天気が良ければ富士山が見えるはずですが、残念。

ふと見ると見慣れた建物が。
ラウンドワン。
次女はもう歩くのに飽きたのか、ここをゴールにして妻に車で迎えに来てもらうだと。
さすがに寒くなってきたので、長女一家も一緒に妻の車で帰宅して、最後は私一人で歩こうと思ったのですが、
ダイエットのためか根性のためか長女ご一行も最後まで歩くとのこと。

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Dsc129602222居宅介護支援 ケアマネ鎌倉プライエムきしろを越え、鎌倉野菜生誕の地、関谷の畑を突っ切ります。

☆人気の鎌倉野菜、生誕の地はこんな場所

関谷小学校を越え、最後の上り坂。

この最後の上り坂が実は一番きつい。
そしてようやく見えてきた我が家。
(ただの住宅街なので写真は省略)
湘南台駅から2時間33分、達成感あるハイキングでした。

後は風呂入ってビール。今日の夕食はしゃぶしゃぶです。
幸せな正月の一日です。

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