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パリ(その2) サン・マルタン運河~セーヌ川

パリについて三日目の朝、今日も透き通った秋空。
楽しみにしていたサン・マルタン運河沿いを歩きます。私は良く知りませんでしたが、知ってる人に言わせると、映画「アメリ」に出てくる運河らしいです。P27881040673
P27881040648まずはリケまで地下鉄で行き、そこから運河に出ます。この段階ではまだサン・マルタン運河ではなく、ヴィレット貯水池と呼ばれるています。ヴィレット貯水池より更に上流のウルク運河との境界からスタートしましょう。
ちょっと東京にもありそうな運河風景。運河に面したレストランでは牡蠣のフェアをやっています。こんな所で食べたら最高でしょう。

P27881040649歩き始めると、やたら華々しいハシケが。

どうやら船上レストラン?カジノ?・・・・・

東京で言えば停泊しっぱなしの屋形船でしょうか。

P27881040661更に行くと、今度は船上オペラ。

フランス人はオペラ好きですね。

そういえば、学生時代、
横浜石川町のハシケの中で、前衛演劇をやってるのを観に行きましたっけ。

P27881040654P27881040655_2ヴィレット貯水池の真ん中にかかる橋から、上流と下流を撮影。きれいですね。こんな所が大都会のど真ん中にあるのですよ。

P27881040664さて、いよいよサンマルタン運河。急に狭くなります。

うん??何だ何だ?
さっきの横を通り過ぎていったハシケが水面の下の方にあります。

何と言うのでしたっけ、ヨーロッパに良くあるやつ。運河の階段のようなもの。堰で船の前後を囲い、水を抜いたり満たしたりすることで、高低差のある水面を階段のようにして進めるもの。名前が浮かびません。
実際に目にするのは初めてです。

地下鉄ジョレス駅界隈は、地下鉄が高架線を走ります。パリの地上を走る地下鉄って良いですよね。映画に出てきそう。パッシー~ビラケム~モンパルナスのちょと手前までの高架線は特に気に入りました。

P27881040670ここからが本格的サンマルタン運河。
神奈川の川沿いをひたすら歩く、という当ブログのコンセプトにぴったり。神奈川より遥かに洗練されていますが。

帰国して友人に、サンマルタンは良かった、と話して時、友人から
「サンマルタン運河には何があるんだ?」と問われましたが、
「サンマルタン運河があるんだ」としか答えられません。
私にはそれで十分、いやそれが最高なのです。

P27881040677おや、また堰。
大変ですね。

またまたさっきのハシケ。
私の歩く速度とこれでは同じですよ。

それにしても、小さな公園の中に不釣合いな大きなハシケ、
窮屈そう。
不思議な光景です。
P27881040681橋から船を見る時は、大抵下の方に船を見下ろします。
でも、ここでは逆。
橋から船を見上げます!
こんなことに感動するのは私だけでしょうね。

P27881040688P27881040689
P27881040697ただただ運河と共に歩き続けます。


あるのは運河とパリの街並みと紅葉、そして、ここで生活するパリ市民だけ。


突然、目の前に大きな穴が!

P27881040705運河がこの穴に吸い込まれて行きます。
運河はもうないの?

そうです、サン・マルタン運河はここからバスチーユ広場まで、長い長いトンネルに入るのです。
ハシケのオジサン、怖くない?

P27881040709しばし街中の公園歩き。といってもサンマルタン運河の上ですが。

フェリー公園というらしいです。

日本にでもありそうな、花と噴水に満ちた都会の憩いの場。

この下をさっきのハシケが通ってると思うと、何だか不思議な感じ。

ところで、今回のパリ旅行での発見の一つ。
パリ市民は卓球好き?!
P27881040716P27881040652
あちこちに石で出来た卓球台があります。中国人もやってますが、
パリジェンヌもやってます。

P27881040718かなりヘトヘトになりかけた頃、
ようやく先方にバスチーユの革命記念柱が!

革命だ、革命だ、
と騒ぎたい気分?

勿論、そう思っているのは私だけで、周囲は至って平静。

P27881040721革命の発端の場となったバスチーユの監獄は今はありません。

バスチーユ広場では、パリのどの街角と同じように、カフェテラスがあり、人々が太陽の下でお茶とおしゃべりを楽しんでいます。

噂では、ここの地下鉄のホームの端に当時の監獄の門の土台だけが残っているそうですが・・・・・

P27881040732そして、また再会。サン・マルタン運河。

長い長いトンネルを出ると、
そこは雪国ならぬ、華やかなパリの街並み。
地獄から天国への劇的な変化かも。

P27881040729と思っていると、またまたさっきのハシケが!

ここまで来たら、本日の盟友というしかありませんね。

それにしても、疲れて足をひきずって歩いている私と同じ時間がかかっているというのは、いくら何でも時間かかりすぎじゃありません?
まあ、時間におおらかなフランス人のことだから全然気にしてないのでしょうが。

P27881040731パリの紅葉は、黄色というイメージがありますが、これは真っ赤なもみじ。新鮮!

それにしても、パリは本当に川や運河のある風景を大事にしてますよね。

運河脇には、幾つもお洒落な公園やレストランがあります。

P27881040735東京では、墨田川脇のレストランなんてありませんよ。

最近遊歩道が出来たくらいで、大抵は無骨なコンクリートの防波堤が景観を台無しにしてますし、
江戸時代は川や運河だった場所の上には、大抵
首都高速が走っています。

P27881040738さあ、いよいよお別れです。

サンマルタン運河。
そしてお友達のハシケ。

地下鉄ラペ河岸駅が、サンマルタン運河とセーヌ川の境界。

今度こそ本当のお別れですよね。
ハシケのオジサン、お仕事頑張って。

最後の堰を通って、大セーヌ川へと旅立ちます。

P27881040744オステルリッツ橋から眺めるセーヌ川。
昨日歩いたサンルイ島が先方に見えます。

パリはどこを歩いても絵になりますね。

ホテル帰ってシャワーでも浴びますか。本当は露天風呂でもあれば言うことないのですが・・・・

明日は紅葉のブーローニュの森にでも行きましょう。


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