まだある、海をバックに咲く紫陽花、葉山あじさい公園~海開きが待てない葉山森戸海岸


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湘南・鎌倉地区で海を背景に咲く紫陽花の風景と言えば、有名なのが鎌倉の成就院、そして長谷寺。しかしまだあるのです。葉山あじさい公園。

P20131260237森戸から住宅地の中に入って行くと、
素通りしてしまうような小さな看板。

ここがあじさい公園。

少しだけあじさい咲く小道を上っていくと、
急に目の前に海が広がります。

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森戸海岸、そして逗子湾・逗子マリーナ、
遥か向うには江の島が見えます。
今日は見えないけど、富士山も見えるのかな?

P20131260207エネルギッシュでお洒落な葉山から逗子・鎌倉・湘南海岸を下に見ながら
ひっそりと咲くあじさい。

動と静、
明と暗、
若い力と枯れ行く命、

P20131260244死んだ人が生きている人を懐かしがっているような、
それでいて羨ましいということもなく、
静かで穏やかな心境・・・・・

そんな気持ちに引き込まれる海を臨むあじさい。

夏の暑さの中で、汗だくですが、
心はいたって平穏な充足感に満ちていきます。

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P20131260251さて、折角なので
活気あふれる海岸にも行きましょう。
歩いて数分です。

途中の住宅街も葉山らしい風情を感じさせます。

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P20131260272眩い海面と浪の音と
子供達の歓声、
そしてどこからか漂ってくるバーベキューの肉の香り。

まだ6月なのに既に夏の葉山は始まっています。

海開きはまだですよ。

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P20131260178海の家も完成してないし。

でもそんなこと知るかとばかりに、子供ばかりでなく、大人も夏全開。

今年も夏がやってきた!

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P10180074_thumb一人浮いているオヤジは温泉でほてった体をほぐしましょう。
葉山に温泉はありますが、遠いので、いつものように鎌倉・稲村ケ崎温泉。
海水浴も良いけど、オヤジは温泉が最高。
真っ黒な温泉で良き哉良き哉。


海をバックにした紫陽花、長谷寺・成就院・稲村ケ崎歩き
鎌倉死者の山、まんだら堂と紫陽花歩き
早朝の明月院、人がいない!静寂の紫陽花歩き
意外や意外、建長寺にも紫陽花、東慶寺にもやっぱり紫陽花歩き
衣笠しょうぶ園には紫陽花も、阿部倉温泉歩き
三浦隠れ菖蒲園、石井家全員の紫陽花歩き

葉山の温泉
地元の人すら知らない秘湯、葉山星山温泉
四季倶楽部 プレーゴ葉山
逗子 沼間 銭湯 あずま湯
葉山大海荘ジャグジー風呂、渡辺真知子の来る店歩き

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石原慎太郎・裕次郎兄弟の、そして学生ヨット部の鐙摺~森戸


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真剣に女性を愛したことのないモテモテのプレイボーイと、
同じく男性を愛したことのないモテモテのプレイガールが
夕暮れ、逗子から江の島に向けてヨットでセーリング。
稲村ケ崎沖でベタなぎになり錨を降ろし、
月夜のヨットの中で合体。

これを機にプレイガールは初めて本気で男を愛してしまった。

Taiyounokisetsu_28_2 普通の女性のように彼を愛し、
求め、つきまとったが、
彼の方が以前と変わらず愛せない男だったため、鬱陶しがられるようになった。
男は、彼女をちょっと気に入った自分の兄に5000円で売ってしまう、といっぱしの悪。気の強い女は5000円払って自分を買い戻すのだが・・・

そして妊娠・中絶したが
妊娠4か月を越しているため、
難しい帝王切開となり、
腹膜炎を併発して死亡。

彼は敵意に満ちた親族の集まる葬式の席で、
香炉を遺影に叩き付け、メチャクチャに怖し、
花かごが将棋倒しに転げ落ちる。

P28941110446こんなヤンチャを通り越した無軌道な小説が芥川賞を取った。
石原慎太郎の太陽の季節。

ご本人のヤンチャぶりは今も健在で、暴走老人として大暴れ。
小説の舞台となったのが、
この逗子海岸横の葉山、
鐙摺港。
日本のヨット発祥の地。

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P28941110436この小説の格好良さに憧れたからではありませんが、私は大学時代、体育会ヨット部に入部しました。
その最初の合宿所がここ葉山。
今もこの葉山には、鐙摺港にも森戸海岸にも、学生ヨット部の部員達が集っています。
当時と変わってなければ、今でも春のインカレはこの葉山で行われているはず。ゴールデンウィーク頃は、あちこちで合宿している関東の全大学のヨット部員がここに集結し、大喧騒となるはずです。

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P28941110432今は比較的長閑。
採れたてのワカメが美味しそう。

元々保養地でお洒落な別荘が点在する葉山ですが、
昨今、ますます洗練されたリゾートになってきてるようです。

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zillion・・・・こんな施設ありましたっけ?
素敵ですね。オヤジ一人では仕方ありませんが、カップルなら幸せなひと時が過ごせるでしょう。

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P28941110433残念ながら葉山海岸には日帰り温泉もスーパー銭湯もありませんが、潮騒を背景に風呂に入れる可能性はあります。
ベネフィットステーション葉山。
会社がベネフィット会員なので、使うことが出来ます。
といっても風呂のみはNG。宿泊しなければなりません。
あまりに近いので、なかなか宿泊する気にならないのですが、一度位は宿泊し、露天風呂に入ってみたいものです。(上の写真はベネフィットステーションのホームページからのものです。)

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P28941110413森戸神社を作ったの
はかの源頼朝。
天下を取った時、感謝の意を込めてここを聖地として大明神を奉りました。
その後も、流鏑馬、笠懸、相撲等のイベントがある度に、
本人自らここに来たそうですよ。
歴代鎌倉幕府の将軍もそれに倣ったようです。
源頼朝公別野跡の石碑が、そのことを忘れないでね、
と言ってるよう。

P28941110426言わば鎌倉幕府にとって神聖なら場所でしたが、
そんなことは気にも留めず、
我が家は子供達が小さい頃、
ここでバーベキューをやっていました。

もうちょっと暖かな気候になれば、ここはキャンプ場さながらのバーベキュー場になるはずです。

P28941110411沖合に小さな灯台が岩礁に立っています。
石原裕次郎灯台です。
森戸海岸から沖の練習海面に向かう途中、もしくは葉山から小網代方面に回航する途中、この灯台と陸地の間を通って行きます。ヨットマンにとっては、沖合の鳥居と共に、馴染みの存在。
実際、弟石原裕次郎を偲んで石原慎太郎が立てた灯台です。

Season_of_the_sun_posterそういえば、石原裕次郎は、
この太陽の季節の映画で、脇役でしたが、俳優デビューしたのですよね。

もっとも、太陽の季節の小説自体、兄が弟から本当の話として聞いた逸話から生まれているのですよね。
裕次郎あっての慎太郎、
慎太郎あっての裕次郎です。
羨ましいくらいの女泣かせの格好良い兄弟です。

私は女泣かせにも、格好良い男にも、なれませんでしたが。

真夏の森戸海岸~四季倶楽部プレーゴ葉山小さな風呂
葉山の秘湯温泉、星山温泉、自然に還る
葉山町役場ツツジ見歩き
渡辺真知子の来る葉山シーサイド~、大海荘ジャグジー風呂
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戦闘開始直前、早朝の逗子海岸海水浴場

大きなドクロにうなるブルドーザー・・・・どんな危険な場所?
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そう、ここは逗子海岸。
8月最初の日曜朝6時。

夏最高調の一日が、まさに始まらんとしています。

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P28611040854海水浴客はまだいません。

海岸は、
散歩する近所の夫婦や犬、
ジョギングする中年男性、
そして釣りをする大人と子供が
主役。

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P28611040875それだけではありません。
海の家も準備開始。

店の前を掃除するマスター、
パラソルを並べる準備をするマスター・・・・

それに、
知りませんでしたが、パラソルって、
人間がグイっと刺すのではなく、ドリルを使って砂に深く穴を開けるんですね。左上の男性のように。

P28611040894誰もいない監視塔。

かなり高い位置から海水浴場全体を見渡しています。
今日は、頼りになる若い男性が交代で見張っていてくれるのでしょう。

それにしても、彼等が乗っている踏み台が、
キリンビールのビールケースだって知ってました?

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P28611040881おや、
もう海に入っている子供たちが!
8時のオープンを待ちきれないのでしょう。
近くにお父さんがいますが、
楽しそう。
我が家も、長く夏は、このあたりの地元や伊豆で家族海水浴に明け暮れていた時期があったのですが・・・・・
あっという間に終わってしまいました。

P28611040884沖では、もうジェットスキーが始まっています。
カラスが、
そんなこと興味なさそうに、
そして、早く食べ残しの食糧にありつけないかな、と
けだるそうに見守っています。
「人間って、なんであんなことに夢中になっているんだろう。
変な生き物」と悟っているよう。

P28611040896ん?
海の家の中をよく見ると、
何やら人影が。

大人の男が寝ているようです。
店の人が、一晩中働いていて、
疲れ切って早朝に店で寝てしまったのでしょう、
多分。

P28611040903おや、こんな朝に体を寄せ合って寝ている若いカップルが。
この時間に寝ているってことは、ここで一晩明かしたのでしょう。
真夏の愛ですね。
イタリアみたい。

でも、よく無事でしたね。
ニッポンの海水浴場は夜も安心だということです。

P28611040906海岸だけでなく、ちょっと川を上流に歩きます。
小坪マリーナはもう忙しそう。

まもなく出航するモータークルーザー。
今日は盛り上げれそうですよ。

P28611040909さあ、
いよいよ太陽もしっかり上り、
真夏の海水浴が始まります。
バーベキューチームも、
もう朝食の準備開始。
太陽の季節発祥の地は、まさにブレークの瞬間を待ちます。

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遠く富士山と江の島を眺めながら、
軽い朝食にしましょう。

お気に入りの珈琲ショップ珈琲館。
朝7時からオープンなのが良い。

クーラーの有難味をしみじみ感じながら、
シラス丼とコーヒーで落ち着きます。

P28611040917ゆっくり食事をして、朝8時。
逗子~鎌倉~江の島、と海岸通りを流して還りますが、
既に海岸通りは渋滞開始。

もう始まっているのですね、
夏の湘南。

真夏の逗子・葉山海水浴場歩き
真夏の鎌倉由比ヶ浜海水浴場歩き

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葉山、平凡な海岸歩き~渡辺真知子の来る店~大海荘ジャグジー風呂

桜は散りました。新緑もまだまだ。里山も緑だか、ピンクだか、良く分からないもやーっととした色合い。私の頭ももやーっとしています。
良く意味は分かりませんが、長閑な海を見に行きましょう。葉山。
〆は葉山の希少な風呂、大海荘ジャグジー風呂。
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私と葉山の出会いは、かれこれもう30数年。
記憶の器から溢れる程、いろいろな回想が頭をよぎります。
人は死ぬとき、走馬灯のように人生の光景が次々と浮かぶ、
と言いますが、葉山は間違いなくその一つになりそうです。

大学のヨット部の宿舎を初めて訪れた時。
当時の宿舎は、春秋が葉山森戸、夏冬が江ノ島でした。
春と秋に関東インカレがあるからです。

何と、最初に訪れた日は、
我が母校が関東総合優勝した時でした。
その後一度も総合優勝していないため、
奇跡的としか言いようのない成果でした。
P28201050237先輩方も皆真っ黒な顔をしてあちこちで吠えていました。
当時の宿舎がここだと思います。
建物は変わってしまいましたが。
夜は飲めや歌えやの大宴会。
後に私のかけがいのない相棒となる同期は、酔っ払ってこの道で大の字になって寝ていました。

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P28201050215そして、結婚し、子供をもった
ファミリー時代。
当時は、もう大船に引っ越していましたから、年中幼い娘達を連れて、意味もなくこの辺りの海を歩いたり、ドライブしたり、海水浴したり、また近所の同じような家族と一緒に海岸でバーベキューパーティーをやっていました。
いつの間にか忘れえぬ海岸になってしまいました。

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海岸では、皆が一生懸命作業。
過去の回想なんて時間の無駄?とばかりに何か採っています。
P28201050207多分ワカメでしょう。
ワカメ等の海草は採らないで下さい、という看板も何のその。
道具まで使って、
気合が入っています。
大きな袋一杯ワカメを入れてるおば様達もいます。

採りたてのワカメはさすがに美味しいですよ。

P28201050223しばし歩いて、海岸沿いの店で
一休み。
「営業中・・・・・お急ぎの方は
ご遠慮下さい。」
と立て札が。
葉山シーサイド。
そのまんまのネーミング。

P28201050228ポパイカレーとコーラとコーヒーを頼み、しばし妻と閑談。
さすがに立て札のとおり、
待ち時間たっぷり。

すぐ横で帰港した遊漁船の慌しいアナウンスが響きます。
お父さん達、釣れましたか?

P28201050231実は、この店、渡辺真知子が良く来る店なのだそうです。
彼女はこの近くに住んでるそう。
結構、好きな歌手です。

話は飛びますが、はるか以前、妻が勤めていたのは、渡辺真知子の所属するレコード会社。

P28201050235きさくな人で、社の飲み会にはいつも参加してたそうですし、
社内ソフトボール大会にも必ず参加してプレーしていたそうです。
妻と一緒にソフトボールしてる写真もあります。
皆と並んでいると、
普通のOLみたいな女性。
最近は、全くテレビには出なくなってしまいましたが、こんな店で一人でお酒を飲んでいるところを見てみたいですね。

結構日焼けしてしまいました。
また明日、会社で朝からビール飲んでるの?と言われそう。

本日の〆、大海荘に向かいましょう。

P28201050243大好きな葉山ですが、
大きな欠点が。
銭湯がないのです。
スーパー銭湯もなく、普通の銭湯も、日帰り温泉も・・・・
まさに、銭湯不毛地葉山。
国道沿いにこんな店がありますが、これは銭湯ではありません。
床屋。

ところが、マリーンスポーツをやる人にとって、知る人ぞ知る、風呂利用のみOKのホテル、というか民宿があります。それが大海荘。
葉山公園のすぐ横で、ほぼ海沿いと言っても良いでしょう。

P28201050186妻は「嫌な予感がするから、入らない」と言っていました。
外から見るに、とてもちゃんとしたお風呂があるとは思えないからです。無理やり促して、入ります。
一人600円払って館内に入ると、果たして、
妻の予感は当たっていました。
どう考えても、旅行客相手というのでなく、マリンスポーツをした人が宿泊し、最後に一風呂浴びる所です。
夏は海水浴客で賑わっていることでしょう。

P28201050248風呂は、我が家の風呂の
2倍位かな。
ジャグジー風呂と言っても、
大人の男が二人入ると、
もう一杯かな。
風呂に浸かる人二人、身体を洗う人二人・・・・これが上限でしょう。
案の定、マリンスポーツ帰りでウェットスーツを着けていた男性二人と一緒でしたが、
更衣室ももう窮屈といった感じ。

とにかく汗を流して、ちょっとさっぱりして、という以上の期待はしない方が良いでしょう。
それでも、葉山の海にほぼ隣接している所で、
一風呂浴びれる、ということ自体、
感謝しなければならないことなのでしょう。

P28201050250宿を出ると、真正面に江ノ島。

シチュエーションとしては、なかなかロマンチックですよ。

夏の恋が芽生えるかも。


注)数少ない葉山近辺の温泉・風呂はこちら

地元の人すら知らない秘湯、葉山星山温泉
四季倶楽部 プレーゴ葉山
逗子 沼間 銭湯 あずま湯

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秋分の神武寺~逗子唯一の銭湯 あづま湯

今日は秋分、天気晴れ。爽やかな秋空ハイキングと行きましょう。
幸い妻も付いてきてくれるとのこと。
1時間以上は歩きたくない、との妻の希望により、京急神武寺駅から神武寺を経由して東逗子駅に、
そして〆は逗子市最後の銭湯「あづま湯」です。

P27841040112京急逗子駅を降りて、逗子中学までとことこ。
逗子中学という名前からは海の近くの潮風そよぐ校舎を連想しますが、しっかり山の中にあります。
野球少年の掛け声を心地よく耳にしながら、どんどん山に向かって進みます。

P27841040114校舎の向かい側には理科の授業用なのか、生物部の部活用なのか分かりませんが、小さな畑があります。
野菜が一杯栽培されています。
手前には
「蝮に注意」の張り紙が。

P27841040118逗子中学を越えると老人ホームがあり、道に沿って盆栽の作品が並んでいます。
力作の展示会といったところでしょうか。
結構広い庭。
庭の一番奥は自然の山に境界なく溶け込んでいます。

P27841040119P27841040120さあ、ここからが本当の山道。
しばし人里とお別れ。

秋分といってもまだまだ夏のような暑さ。
セミの声だって聞こえます。
あっと間に汗びっしょり。

とある地点に到着。

道が二手に分かれます。
この場所には思い出があります。

P27841040121今からかれこれ17年前。
次女がまだ赤ちゃんで、
妻にだっこされながらハイキングしていた頃。
やはり神武寺からこの道を家族4人で歩いていました。
夕暮れ迫り、
辺りも暗くなり出していました。
道が二手に分かれていて、
どちらに行けば良いのか分からなくなりました。
今は神武寺はこっち、という標識がありますが、
当時はありませんでした。

P27841040124妻とどっちにしようか、
話していました。
きっとちょろちょろ川が流れている方に違いない、川がある以上迷いかけても川に沿って戻れば良い、と考えました。
当時まだ小さかった長女を肩車にどんどん歩き始めました。
常に携帯していた8ミリビデオを覗くと、時刻はちょうど4時44分、
不吉な予感。
妻が弱気に「もう駄目だ」と言ったのを覚えています。

先方に階段が見えてきた時は、「やった!」と感極まりました。
今回も思ったよりすぐ階段が見えました。神武寺の階段です。

あの時は、随分長い間歩いたように記憶していましたが、
今同じ道を歩くと神武寺駅からたかだか30分。
何ということのないショートコース歩きなのです。
とても同じ道を歩いたとは思えない、実にあっけない到着。

P27841040126階段を登りきると、そこには山門が。ほっとします。
あの時もこの山門を見て家族皆でほっとしたのを覚えています。

神武寺境内でしばし休息。
ツクツクボーシの声が静かな境内に響きます。
長かった夏の見納めかな。
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表参道、といっても山道ですが、を通って下ります。

程なく唐突に人家のベランダが。
好きですよね、こういう三浦のハイキングコース。
特に鎌倉や逗子の山歩きコースでは、山奥を歩いていたような気分になっていると、突然瀟洒な家々に出くわしたり。
そしてそれが夢か幻だったかのように、再び消え、山道に戻ってというように。

今度こそ人里に出、程なく東逗子駅に。
時計を見るとまだ1時間も歩いてない。

P27841040144でも汗びっしょりなので、冷たいものでもいただきましょう。
駅前にティールーム ポポという店があったので、入ります。

本当はカキ氷でも食べたかったのですが、
なかったので、コーヒーフロートを注文。
ついでに出てきたお冷を妻の分まで一気飲みして、
ようやく落ち着きました。
妻なカレーなんぞ注文していましたが。

P27841040160さあ、後はお風呂に入るだけ。

駅横の道を歩いて行くと、
何ともユーモアたっぷりの
看板が。
「ここで猫は寝たり遊んではいけません」だって。
(大きくして見てみて下さい)

P27841040157その先には
「くそ、こんなつまらねえ仕事やめたーあ、そんなこと言ってる人が私はうらやましいのだ」
「関が原、知っているのか赤とんぼ」
??????????
何だあ????
これって一体何?店?知ってる人いたら教えて欲しい。
東逗子って面白いところだ。

P27841040148やっと着きました。
逗子最後の銭湯「あづま湯」

いわゆる誰もがイメージする銭湯の姿とは違います。
大きくはありませんが、
随分きれいで新しい。

P27841040153その向かいには中華料理店。
風呂を出たら、そのままその足で中華料理店でビールと餃子、
何か懐かしい昭和の世界。
東京杉並区で一人暮らしをしていた学生時代、
毎晩タオルと洗面器を持って銭湯に行きましたっけ。
荻窪でしたが、その銭湯の隣も確か中華料理店。

中華料理 大門 と書いてありますが、とても営業してるようには見えません。

P27841040152450円払って中に入ると、銭湯らしからぬくつろぎのスペースが。
風呂から出て、ビール頼んで、ここでしばしゆっくりするのも悪くないかも。
ユニークですね。
逗子近辺の観光リーフやハイキングコース案内もあります。
懸命に知恵を絞り企業努力してる感じが微笑ましい。
それだけ銭湯が生き残るのは難しいのでしょうか。

P27841040151更に更衣室に入ると、これまた懐かしいものが。
体重計です。
あの、大きくて針がブルブルと動く体重計。
昭和です。

さてあとはゆっくりシャワーしてお湯に浸かりましょう。
スーパー銭湯と違って熱めのお湯に。

昭和の文化、ニッポンの銭湯がなくならないことを願って。

☆逗子・葉山の風呂:秘湯・星山温泉
プレーゴ葉山


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自虐行軍二子山~森戸川源流・森戸海岸~プレーゴ葉山

オリンピック選手も高校野球選手も高い志をもって体力の限界に挑戦しています。こんな時、自宅でクーラー効いた部屋でゴロゴロしてて良いものでしょうか?私も挑戦しましょう、地獄の真夏炎天下、超ロング&サバイバル・ハイキング。ターゲットは葉山です。
P27821030714東逗子駅から二子山ハイキングコースで二子山頂上へ。そしてそこから森戸川源流に始まり、ひたすら森戸川沿いを歩き、河口、すなわち葉山森戸海水浴場へ。〆は潮騒公園横の四季倶楽部プレーゴ葉山日帰り風呂。
P27821030556一体何時間かかることやら。二子山ハイキングコースはかなりワイルドなコースとのこと。当然妻も付き合ってくれません。

東逗子駅を降りてすぐ沼間小学校へ。二子山ハイキングコースの案内があります。
普通の住宅の横から、さあ、行くぞ、地獄の行軍。

P27821030565鎌倉のハイキングコースのようにいきなり階段の連続で、急な上り坂といったことはありません。ゆるやかな上り坂と平らな里山の山道。
快適です、と言いたいところですが、早速大汗。今日は暑さだけでなく、湿度も高い。

P27821030566それなのに、根性一杯の人がいます。私より年上のオジサンが時計をみながら走って私を追い抜いて行きました。二子山まで時間を計ってランニングしてるのですね。

またマウンテンバイクのご一行にも出会いました。
こんな坂自転車で!!と仰天もの。女性もいましたよ。
外人もいました。atsuidesune??と話しかけられました。
何語?と思ったら日本語。

P27821030576そんな中、小鳥のさえずり声が森の中に響き渡ります。
そういうえば二子山って、バードウォッチングで有名な山なのですよね。
こんな案内もありました。
途中、大きなカメラと望遠レンズをかかえたオジサンに何回かすれ違いました。

P27821030573途中草ぼーぼーで道が見えなくなることも。

かと思ったら、突然道が開け、車でも通れる道に。
不思議に思って更に上るとKDDIの電波設備が。

そしてその横の階段をほんの何段か上ると、ようやく到着、二子山見晴台です。
P27821030582無粋な電波設備がどーんと後ろに見えますが、それ以外はほぼ四方三浦半島の眺望が楽しめます。
写真右上の八景島の白い屋根、分かります?

へとへとになったので、見晴台の階段でしばし休憩。
グロッキー気味です。熱中症かも。

さて、いつまで休む訳にはいきません。出発です。途中まで先ほどと同じ道を辿り、途中から森戸川方面に折れます。

この辺りから道が段々怪しくなりだします。
P27821030593P27821030592
大木が道を塞いでいることも。そして下りが急でロープに掴まらなければ降りられない所もあり、なかなかのサバイバルコースです。
妻を連れてきたらどれだけ罵倒されたことでしょう。

P27821030590シダの葉が道を覆います。シダと言えばジュラ紀を思い出します。そしてジュラ紀と言えば恐竜。
シダの葉から突然ベラキラプトルが顔を出しそう。

足もすべり、なかなかのサバイバルコース。

P27821030600そして極め付きは、
何と!
道と川が一体に!

えっ!川を歩けということ?

どうやらそういうことのようです。
周りに道はありません。

P27821030608ここの所ピーカンで、一滴の雨も降っていなかったからチョロチョロとした水の流れですが、雨の日の後だったら、どうなるのでしょう?

この辺りが森戸川の源流なのですね。
しばらく、交尾し続ける二匹の蛇のように、道を川が絡み合い、また一体になりながら、下流に向かいます。

P27821030609P27821030613_2段々森戸川も川らしくなってきました。
堰もありますよ。成長したものです。

P27821030615突然ごーっという音が頭の上に。

そうです、南郷から国際村に向かう道路が真上に。

車に乗ってる方は、真下にこんなサバイバルコースがあるなんて、信じられないでしょうね。

P27821030617そろそろ子供の声があちこちから聞こえてきました。

人里が近いということでしょうか。

夏休みに入って子供と遊ぶお父さんの姿が見受けられます。
楽しそうですねえ。

ふと前方に鉄の檻が?通り過ぎて振り返ってみると

P27821030619何と、立ち入り禁止の柵でした。
ってことは、今まで歩いていた道は危険で立ち入り禁止区域だって訳ですね。
誰もそんなこと気にしてる様子はありませんでしたね。
気にしなくて良いということです(?)

P27821030625さて、ここからは一気に視界が開け、人里です。

太陽が無慈悲にも迫ってきます。

死にそう。
体が脱水症状なのが分かります。

P27821030636そんな時、目の前に「氷」の印が!これぞ天の助けというものでしょう。
カキ氷カキ氷、
一目散に店内に入りましょう。

ここは[HEARTS HAYAMA]というお店。なかなか洒落ていますよ。
P27821030627店内はマスターご夫婦(多分)の手作りの工芸品が所狭しと並べられています。ただの喫茶店でもスイーツ店でもありませんよ。タレントの戸田恵梨香さんも撮影時に立ち寄ったと書いてあります。ひょっとすると有名な店なのかも。
でも今はカキ氷しか頭にありません。抹茶を選んで待つこと数分。海水浴場の目の粗いカキ氷じゃなく、目の細かい雪のようなカキ氷。
生き返ります。

P27821030643いつまでもここにいたい気持ちを断ち切り、再び炎天下に身を曝しにいきます。

相変わらず森戸川と蛇の交尾を続けながら、ひたすら河口を目指して歩きます。

夏の花の涼しさが時々気持ちを爽快にしてくれます。
何という花でしょう?

P27821030646逗葉新道に出ると、葉山温泉という看板。
といってもお風呂に入れる訳ではありません。

どうやら温泉をお湯としてもらえる所のようです。それに足湯なら浸かれるようです。
冬だったらどんなに嬉しいことでしょう。
でも今は、どちらかというと体を冷たく冷やしたい気分で、足だけとは言え、暖めるのはご勘弁。
ちなみにこの近くに秘湯・葉山星山温泉があります。秘湯好きには絶対のお奨め。秘湯・葉山星山温泉

P27821030658P27821030659結構、様になってきた森戸川。
白鷺がいたかと思えば、
鴨もいます、鯉もいます。
立派な川です。

P27821030662長柄の交差点からは堀の内の住宅街を歩きます。
葉山の雰囲気の出たお洒落な家々の間をテクテクテクテク・・・・・

森戸川も立派な川の風格を蓄えて、ゆったり海に向かいます。
先ほどまでの野鳥のさえずりとは違う、ピーヒョロロ、ピーヒョロロという海鳥の声、もう海は近いのですね。

P27821030666森戸の町に来ました。
魚寅の看板。
学生時代、ヨット部の合宿所がこの森戸にありました。
そして成績が良いとOBの人から魚寅のお寿司のゴチ(ご馳走)がありました。

春の関東インカレのシーズンになると、この町は学生ヨット部員で溢れかえっているのですよ。

P27821030674森戸川沿いにあくまで歩きます。
川と住宅の間の狭い道を歩きます。

人家のすぐ横ですが、海の香りがバンバンします。
海の騒音が既に辺りを浸しています。

P27821030685そして、到着!
森戸海岸海水浴場。

眩しすぎる白い浜と海の輝き。まさに太陽の季節。遠くにはモータークルーザーが悠然と通って行きます。
海水パンツになって泳ぎたい気分。でも一人じゃつまらないか。
P27821030680P27821030688

P27821030682先ほどカキ氷を食べたので、今度はラーメンを食べましょう。
近くの海の家に入り、600円のラーメンを注文。

暑苦しい格好をしたオヤジが
汗かきながらラーメンをカキ食らう・・・・・・・
完全に周囲から浮いていますね。

P27821030692P27821030722さて、本日は海水浴場がゴールではありません。
ここから一色海岸まで更に歩かなければなりません。まだまだですよ。
「もう歩きたくないよう」という足を叱咤激励して、再び出発。既に4時間以上経過しています。

海辺ではメイメイお楽しみ。バーべキューの匂いがあちこちからしてきます。

P27821030702これが本当の森戸川の河口、あのチョロチョロした源流の最後の姿です。

随分立派に成長したものです。

堂々と大海原に向かって溶け込んで行きます。
結構大きな川でも海を前にすると、急に萎んでしまう川が多い中、これは立派。

既に頭は朦朧としています。

P27821030725そう言えば、今から30年以上前、私はこの道のこの辺りを仲間達を大声を出しながら歩いていました。ヨット部に入部して初めて葉山に行った日、その日は関東インカレの最終日、決勝の日でした。何と私の大学が関東総合優勝したのです。皆夢見心地でした。森戸の浜からこの先の宿舎まで酒に酔って歩いていました。入部したてでまだ良く訳が分からなかった私ですが、先輩方が天にも昇る程嬉しがっていたのを覚えています。

足を引きずりながら歩き続けます。本当にハイキングというよりは行軍といった感じでしょう。私は熱中症にはかかったことがありませんが、さすがに頭がぼーっとしてきました。

道の横で缶ジュースを買って飲んでいると、もう目の前が一色海水浴場。
P27821030734こちらでも太陽が一杯の喧騒がはちきれています。

P27821030739そしてようやくゴールの四季倶楽部プレーゴ葉山。
葉山では珍しく日帰り入浴があり、15時~18時は、誰でも入浴出来ます。
入場料は1050円。

中のロビーに入ると、キューっと冷房が効いていて、身も心も蘇るよう。

そして浴場へ。

P27821030736
綺麗ですが、小さな浴場。名前の通りの大浴場とは大分印象が違います。
大人3人入れば、
一杯一杯でしょう。

でも今は私一人。
とてもゆったり快適。
銭湯もスーパー銭湯も全くない葉山で、ここは一つの穴場でしょう。

5時間にも及ぶスーパーロング歩き(新記録かも)を反芻しながら、
ああ極楽極楽・・・・

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地元の人ですら誰も知らない秘湯、葉山・星山温泉

秘湯という言葉には、中年男のロマンをくすぐる何かがあります。
でもそこに行くには、首都圏からはかなり時間とお金がかかりそうです・・・が、そうでもないのです。
場所は葉山。秘湯という言葉とは縁のなさそうなマリンスポーツの街です。でも実際、地元のタクシー会社に聞いても「知りません」と言われる、知る人ぞ知る秘湯。
P27721020292妻を誘ったのですが、家の掃除がある、と断られ、一人葉山、長者が崎駐車場までドライブ。
正面には富士山と江ノ島がくっきり。もう少し朝早ければ写真でもきれいに撮れたでしょう。

P27721020290「立入禁止」の札が立つ岬先端に。落石が頻発すると書いてありましたが、引き下がる訳には行きません。
落石より心配なのは潮。引き潮の時しか行けませんよ。ぼーっとしてると潮が満ちてきて帰れなくなります。

誰もいない先端でしばしぼーっとして、さあ、今日の目的地、星山温泉に向かいましょう。

P27721020288長者が崎の浜、夏は海の家も立ち、海水浴客でごったがえします。
ちょっと沖の岩まで泳ぎ、しばし甲羅干し、恐れを知らない小学校に入ったばかりの長女が浮き輪で付いてきて

・・・・もう何年前のことでしょう?

P27721020301休日とあって、
友人と連れ立っての磯釣り、

何が釣れているのでしょう。

いつか私もやってみたいと思っているのですが。
定年後でしょうか。

P27721020303P27721020304
下山川の河口の橋。

後で、この下山川をずーっと山に向かって上ることになるのですが。
御用邸のすぐ脇だからなのか、赤色が風雪で剥げていても、風情ある橋です。

その横、さすがに御用邸だけあって、警備が凄い。監視カメラがこちらを向いています。

P27721020313橋を渡ると「キャンプ禁止の立て札」が。
でも良くみると、禁止なのは、9月から6月、ということは夏はOKなのですね。
ここでキャンプ、といっても、大抵は、バーベキューパーティーのようなことでしょうが、
最高の場所ですよ。
写真では見えませんが、真正面は富士山ですし。(そんなに富士山が嬉しいか)

やや、あれは一体?
P27721020311大きな声で掛け声をかけ、褌一丁で、体操のような踊りのような??
良く聞くと「天照大神云々」と叫んでいます。
合掌も行ないます。
多分、何かの宗教団体の行事なんでしょう。
それにしても真冬に褌一丁とは、根性あるう。

さて、葉山公園から国道に出て、葉山公園入口の交差点から、どんどん山の方に向かって歩きます。
瀟洒な住宅地が続きます。
良い散歩コースですね。

P27721020315下山川に沿って歩くので、
時々下の方に川が見えます。

もう海の香りはしませんね。

段々山の雰囲気が漂いだしてきます。
ニッポンの里山。

P27721020326素敵な山門。

どこかの企業の保養所のようです。

コケが一面にはえ、どちらかというと葉山というより、鎌倉?

道はどんどん細くなり、山道のようになってきます。

P27721020330P27721020331ふと横を見ると、小さな鳥居と社?

しかもその横には、白蛇を模した長い縄が、木の幹をぐるぐる巻いています。確か白蛇は神の使い?

後でタクシーの運転手に聞くと、昔は、ここからきれいな水が湧き出て、近所の女性達が皆水を汲みに来たそうです。ゴルフ場(葉山カントリー)が出来た途端、ぱたりと水が止まったそうです。

P27721020356さて、もうここは葉山というより、どこか田舎の里山といった場所。

今度来ようと思われる方は、是非覚えておいて下さい。お地蔵様のある四つ角を曲がり、山の方へどんどん登っていくのです。
「星山温泉はこちら」等という表示は一切ありません。
絶対分かりません。迷うこと間違いなし。
(私はというと、電話で確認したのですが、それでも分かりにくい)

P27721020334地元の人でも気づかないはずです。

そこから300メートル程登り、右折。そしてその数10メートル先を左折。
そして、今度はどんどん急な坂を降りていきます。

突然、一軒の家が。
そう、これがこの星山温泉の以前の姿だった、アスレチック場の受付です。

そこを左に曲がって、更に山道を登ると、
P27721020335ようやく見えてきました。
不思議な建物、というか、小屋の集まりが。

秘湯、というより、山奥のキャンプ場です。

P27721020340今のマスターのお父さんが鉱泉を当て、それを薪、もしくはボイラーで暖めて温泉風呂にしています。
2つしか風呂がなく、客は、一グループづつ入浴。先客がいる場合は、焚き木に当たって待ちます。
私が着いた時も、東京ナンバーの車の若いカップルが待っていました。

30分程待ち、いよいよ入浴。

P27721020350おせじにもきれいな風呂とは言えません。妻を連れてきたら、罵倒され続けたでしょう。
シャワーもありません。露天風呂なんて洒落たものは勿論ありません。
テレビ番組で、秘湯特集なんて見て、夢を膨らませてきた人は唖然とするでしょう。
ただの風呂です。

でもお湯はびっくり。
昨今温泉を謳い文句にしたスーパー銭湯や旅館は一杯ありますが、実際風呂に入ってみても、格別普通の風呂と違っているな、と感じたことはめったにありません。
ところが、この温泉、湯に触ってみただけで、びっくりします。
何とも言えない感触。
「すべすべぬるぬる」とでも表現するのでしょうか。
とにかく、普通の風呂とは似ても似つかない感触なのです。
それは間違いなく「心地よい」ものです。

源泉の湯をそのまま使っているからなのでしょうか?
逆に言うと、他の温泉風呂は、相当源泉を薄めたってこと?
これだけ風呂好き・銭湯好きの私が、何だか初体験のような不思議な気持ち。

風呂から出て、ちょっとマスターと話しました。

ここは以前(15年位前)は、アスレチック場だったとのこと。
マスターのお父さんが、自分で山を切り開き、大人の子供も遊べるアスレチック場を作ったのです。
良くみると、所々木の間をロープが張ってあります。
マスター自身、父を手伝いアスレチックを作ったそうです。思いいれがあるのでしょうね。

P27721020342この写真は、以前は地面が露出して、大人も子供もよじ登って遊んだそうです。
今はすっかり木々に埋もれてしまっていますが、ちょっと上に観音様を立てたそうです。
賑わっていた頃は、観音様まで登る競争をよくしたそうです。
やっぱり消防士が一番だったなあ、としみじみ話してくれました。

P27721020347テーブルの跡があります。
かつては、子供達がここで弁当を歓声を上げながら食べたのでしょう。

キャンプマニアだった私にとって、かつて子供達の声で賑わっていた場所が、荒廃して、しーんと静まり返っているのは大変寂しいものです。
でも、自然の中に作った遊び場が、再び自然の中に帰っていく、って、それはそれで一つの摂理なのかも。

P27721020353後姿がちょっと寂しそうな
マスター。

また来て上げるから、
元気出して。

妻は喜びそうもないから、また私一人だと思うけど。


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葉山町役場~湘南国際村、ツツジ三昧

4月最終日、初夏を思わせる暖かい日・・ツツジを見に行きましょう。
葉山町役場から湘南国際村へと、ツツジ街道ひた歩きです。
P19010011
次女を善行の陸上競技場に送り届け、一人ハイキング支度。大学合格して、終電帰宅・朝帰り・連泊を繰り返す長女は、鼻もひっかけてくれません。妻からも見放され、一人歩きです。

駐車場のない逗子市・葉山町故、仕方なく葉山マリーナへ駐車。海沿いのマリーンスポーツ臭漂う街中でなく、ひっそりした落ち着いた住宅地を歩き、向原へ。そこから数分で葉山町役場。
P19010002P19010004
一面ツツジツツジツツジ。観光客も一杯です。さすがに役場内なので、お弁当広げている人はいませんでしたが。
話は変わりますが、私の両親は群馬県館林市育ち。ツツジが有名です。大きな沼の脇一杯に広がったツツジを見に、ゴザ引いて宴会をしていました。重箱にビールに一升瓶・・・桜の時以上の花見でした。今でもそうしてるのでしょうか?小学校の時以来行ってませんが・・・・・

P19010014さて、一通りツツジ見物をすると、後はひたすら歩きます。衣笠方面に抜ける県道を緩やかに上り続けます。
途中ツツジがきれいなお寺に。新善光寺です。そして、湘南国際村入り口の交差点を右に曲がると、更に延々と続く上り道。車だとどおってことない気持ち良い道なのですが、歩きだとかなりハード。汗びっしょりです。

ふと見ると牛。
P19010017P19010016
そう牛です。
葉山牛の牛舎です。
旨いとの評判です。
自らの運命を受け止め、春の日差しを楽しんでいます。

P19010021ようやく湘南国際村に到着。

ツツジ畑(?)が一面に広がっています。

でもこちらは、満開とは言えない様子。
来週当たりが満開でしょう。

P19010023遠くに海が・・・・・葉山森戸当たりでしょうか。それにしても気持ちが晴れ晴れするゆったりした景色です。
湘南国際村の住人は、毎日この景色をエンジョイしてるのでしょうか、羨ましいですね。
P19010024
ぼーっとこの日本離れした住宅地を歩きます。何も考えません。というより久々の上り道続きだったので、脳に酸素が行ってない感じです。
P19010025P19010026


P19010027今度は、ただただ下り坂。

どこまでもどこまでも続く下り坂。

酸欠状態のまま、足だけが前にすすり出て行きます。

更に歩くと、そこはトンネル。
熱くなった体が、急に涼しい空気に包まれ、何とも心地よい感じ。

P19010030そしてトンネルを抜けると、そこは雪国ならぬ、海だった。
思い切り青々した海を期待していましたが、一面茶色。大潮です。
P19010033
多くの人たちが潮干狩り、というか、おそらくワカメを取っていました。
泳いでいる人もいましたよ。

夏は近い。

大楠温泉が閉鎖してしまった今、この界隈には風呂はありません。諦めて、自宅の風呂まで我慢しましょう。

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猛暑葉山~小坪トンネル・材木座清水湯

真夏です、猛暑です。こんな日は、海しかありません。
しかし、当然家族は誰も付き合ってくれないため、一人で海を歩きましょう。
葉山森戸海岸から、逗子海岸、小坪心霊トンネルを経て、鎌倉材木座の銭湯清水湯で〆るというコースです。
タオルを頭に巻いて2時間以上の炎天下ハイキング、まさに「男の根性」が試されます。(「バッカじゃない」なんて言わないように)

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P17010009
正午過ぎ、森戸海岸に到着。
予想どおり、思い切り盛夏の海水浴場。「あー、私も泳ぎたい」と思いますが、さすがにオヤジ一人泳ぎは変でしょう。自分で自分が情けなくなります。もっとも、頭に手ぬぐい巻いて背中にリュック背負って一人歩くオヤジも同じくらい変かもしれませんが。

P17010020海水浴場の隣はヨット置き場。
実は、ここには学生時代のヨット部の頃、このあたりにヨット(470とスナイプというディンギー)を置いていました。春と秋は、森戸で合宿をし(夏は江ノ島・腰越)、この浜から「ワッセイワッセイ」とヨットを皆で担いで、海に出したものです。今でも、春の関東インカレは、ここ森戸海岸で行われるはずです。

P17010025更に歩くと、シーカヤックの講習をやっていました。シーカヤックやカヌーは、私の最も憧れるスポーツですが、いかんせん、私の体型では難しそう。それに、しょっちゅう転覆することを想定したスポーツ(見ていると、自分で転覆させ、ぐるっと水の中で回転させ、起き上がる練習をしてます)は、この年では辛そう。

浜辺でバーベキューを楽しんでいる地元(おそらく)の家族を横目に、葉山マリーナに到着。
P17010027学生時代クルーザー班だった私は、ディンギー班が先ほどの森戸海岸沖でレースをしている時、OB等を載せる観覧艇として、小網代から回航して来ました。その時、停泊するのがこの葉山マリーナ。最近は、休日の朝早く(夏以外)自宅からドライブし、一階のレストランでコーヒーを飲みながら新聞読んだり本読んだり、といった具合。
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さて、今日は、何やら騒々しい気配。どうやらコンサートを今夜やるようです。「Mid Summer Night JAZZ」と書かれています。アーチストが練習していましたが、私はジャズは詳しくないので、誰だか分かりません。

P17010031葉山マリーナを後に、あぶずり(すいません、漢字が出せませんでした)港へ。ここは日本ヨット発祥の地です。ちゃんと碑が立っていました。石原知事の芥川受賞作「太陽の季節」の舞台でもあります。

P17010033今、あぶずり港と言えば、どちらかというとヨットというより、遊漁船。ずらっと船宿が並びます。私も何回か、ここから釣りに出たことがあります。早朝の光景はエキサイティングですよ。まだライトが点いている中、道一杯に溢れんばかりの人が目を輝かせて今日の漁果を話し合っています。

P17010035船宿のすぐ隣が、全く別のコンセプトの高級レストラン「ラ・マレ・ド・チャヤ」。情報誌等でも必ず紹介される名物レストラン。妻と婚約時代、義父義母と4人でフルコースを食べたことがありますが、フルコースはその時だけ。あとはせいぜいランチです。やっぱ高いので。

P17010039渚橋に向かいテレテレ歩いていると、おじいさんランナーに遭遇。
ゆうに70才は超えているおじいさんが、この炎天下ランニングしていました。
「根性で負けた」と思いましたが、さすがに走るのは無理。マイペースで歩きましょう。

P17010041渚橋手前でデニーズに。今でこそ妻や娘と気軽に食事をしますが、学生時代、ヨット合宿の帰りにバスで逗子駅に向かう途中見たデニーズは眩いばかりに輝いていました。
何せ合宿生活は、朝昼晩合わせて食費400円の人間ばなれした食生活でしたから、レストランの照明が大人の贅沢でゴージャスな世界に満ちたものに感じられてなりませんでした。

ようやく渚橋。ここから逗子海岸。
こちらも、思い切り真夏の海水浴場。
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微笑ましいばかりの、そして羨ましいばかりの、日本の海水浴風物詩がここにあります。
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P17010067こんな開放的な世界の中で、私は何と禁欲的なのでしょう。
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誘惑に負けませんよ。
勿論生ビールののぼりの誘惑にですよ。ビキニの女性の誘惑にではありません。(若い女性が私を誘惑することはあり得ませんから)

P17010071海水浴場を後に、住宅街をとぼとぼと。
しかし良いですよねえ、逗子の街って。海岸から一歩入っただけで、こんな閑静な住宅街。
出来れば引っ越したい・・・・なんて。

汗びっしょり、頭朦朧、のハイキングですが、ここからはちょっと涼しくなる場所に。
いわゆる小坪の幽霊トンネル。
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先週観音崎トンネルを通りましたが、心霊スポットとしての知名度は圧倒的にこちらが高いでしょう。心霊ブランドとしては、ナショナルブランドの地位を獲得している、と言っても言いすぎではないでしょう。

いつもながら、あまり気持ちの良い場所ではありません。私自身は、心霊体験がないわけではないのですが、この小坪トンネルに関しては、何度通っても何も感じたことはありません。
でも、変な写真。
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おそらく手振れしただけなんだと思いますが、ちょっと気味悪いですよね。右下の光、まさかオーブ(人の霊魂)なんてことはないでしょうねえ。

P17010081トンネル内を歩くと、前方から次々車がやってきます。私も変なことなければいいけど、と思って歩いてますが、ドライバーから見ると、結構ぎょっとするかも。何せ、頭に白いタオル巻いた人(私)がトンネル内をフラフラ歩いているのを目にするのですから。
笑っちゃいけないのですが、入り口からトンネル内に入りそうになった原チャリのお兄ちゃんが、びっくりして入り口に引き返しました。そして、出口付近まで来た私を確認して、再度トンネルに入って行きました。

P17010084火葬場行き道路をくぐり、3つ目の名越隊道を越え、更に歩き続けます。
長勝寺に着きました。恐々しい像が建っています。綺麗な奥さんがずーっと手を合わせていました。

P17010082
これは何という花なんでしょう?知っていたら誰か教えて下さい。
鎌倉市内を歩いていると、よく出会います。
朦朧とした頭に最高の清涼感と落ち着きを与えてくれます。
夏は、カンナとかアオイのような赤系の花も好きですが、こんな紫の可憐な花も好きです。

P17010087葉山から歩いて2時間強、万歩計で1万歩強で、ようやく材木座1丁目の清水湯に到着。
3時オープンだというのに、お年寄りが数人、30分近く(私もだけど)、銭湯前でオープンを待っていました。
あの様子だと、毎日来ている常連さんですね。
何とも微笑ましいシーンじゃないですか、開店を待ちわびているお年寄りに対して、がらっと戸が開いたと思うと、「さあ、どうぞ」という店主の開店の言葉。
P17010085

中に入ると、とても大きな、おそらく人間の背丈より大きい古時計。「大きなのっぽの古時計。おじいさんの時計・・・」みたいな時計です。そういえば大きな時計、見なくなりましたよねえ。
正面に鯉の絵が描いてある風呂に浸かり、本日の情景を反芻します。極楽の瞬間です。

今や、日本から消滅する勢いの銭湯ですが、何とか踏ん張って欲しいものです。スーパー銭湯があれば、銭湯なんて要らない、というものではないのです。銭湯のない日本なんて、日本ではないのですから。

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葉山~久留和漁港

雨が続きましたが、今日は朝から晴天。ちょっと足を延ばしましょう。といっても葉山ですが。葉山御用邸のあたりから長者が崎を経て、久留和まで歩きます。秋の海がきっときれいでしょう。海辺のレストランでランチを奢るという約束で妻も連れ出します。

車で葉山まで行こうと思いましたが、途中鎌倉市内が大渋滞。観光シーズン真っ盛りなのでしょう。すごい人だかりです。一旦車で葉山まで行くことを諦めかけましたが、鎌倉市内を抜けると後はすいすいだったので、予定どおりは山まで辿り着きました。
葉山大道の近くに車を泊め、そこからは御用邸に向って歩きます。

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途中で川の合流地点に出くわしたところ、カモが何羽も遊んでいました。このまま川を下るとすぐ御用邸内です。カモにとってはどうでも良いことなのでしょうが。

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御用邸からは、海に出ます。予想どおり秋の海はきらきらして綺麗でした。江ノ島まで良く見えます。ただし富士山は見えませんでした。視界が良い時はくっきり見えるのですが。

バーベキューをしているグループを横目に見ながら、砂浜を歩きます。
長者が崎の海水浴場です。勿論今は海水浴場だということは分かりませんが。夏は大混雑。我が家も良く娘達を連れて海水浴に来ました。
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砂浜から階段を上り、長者が崎の駐車場に出ます。この階段がいかにも日本の海水浴場への階段という気がして何ともたまりません。一気に少年時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。

駐車場はガラ空き。夏が嘘のようです。何度かありましたが、折角海水浴場まで目前で駐車出来ない時は悲しくなりますが、その時は戻って葉山マリーナに駐車します。意外と他が満車でも入れるのですよ。葉山マリーナから葉山森戸海水浴場までは歩いて10分なので、海水浴が楽しめます。
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右端に見えるのが、駐車場脇の食堂兼売店です。らーめんも食べられます。冷えた体で、海水浴の最後に食べるラーメンは最高です。どんなラーメンでも美味しく感じてしまいます。

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久留和方面を眺めると、まるで地中海?

左手に音羽の森ホテルを見ながら、海辺のレストラン「PlageSud」に入ります。道をはさんで海を見渡せるレストランは沢山ありますが、道と海の間にあり、文字通り海辺のレストランと呼べる店は殆どありません。その数少ないのがこの店、ドライブをしてても中々気づきません。道路に小さな看板があるだけで、店自体は見えませんから。それに海岸道路から店に入る時、そのあまりの急勾配に大抵のドライバーは尻込みします。道を下ろうと思っても、ドライバーからは道が見えません。このまま落ちるのではないか、という恐怖を感じます。

天気が良いので、テラスで食事。
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沖に岩礁が見えます。
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尾が島と呼ばれる岩礁で、その周りでは釣りが楽しめます。私も以前カサゴ釣りをこの岩礁の周りでやりました。生きた小さなイワシ(?)を餌に釣るのですが、結構素人でも釣れるものですよ。

食事を終えると、更に南下します。海辺の歩道を歩き、久留和に向います。
サイプレスというホテルがあり、何回か泊まりました。眺めは良いですよ。全室目の前が久留和の海で、気持ち良いことこの上ありません。会社が契約しているためか、料金も格安だったと思います。ただ夕食は・・・・・・


P1210024.jpg
天気が良いので、あっさりと着いてしまいました。この調子だと立石や秋谷までもすぐ行けそうですが、妻の反対に合い、引き返すことにしました。バスで。
結局6000歩弱のウォーキングとなりました。私的にはちょっと物足りない距離でしたが、帰りの渋滞が心配なので諦めました。スーパー銭湯の道具も持ってきたのですが、きっと運転中に眠くなって、自宅に着いたら昼寝でしょう。

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