箱根九頭龍の森セラピーロード~ビュッフェ形式の夕食は今一つ?という常識を変えた箱根芦ノ湖はなをり

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春の箱根芦ノ湖。下界は桜満開ですが箱根山頂はまだまだ冬の気配。義母と次女と妻との温泉旅行。近すぎるのであまり盛り上がらなかったのですが、いざ来てみればホテルの満足度トップスリーに入るホテル、お奨めです。

 
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コロナで客が殆どいなかった箱根園で妻と次女と別れ、私一人でオヤジ歩き開始。

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九頭龍神社まではハイカーとすれ違たのですが、それを超えると誰ともすれ違わず一人歩き。

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密着接触どころか散策路独り占め。清々しい自然の息吹に身を任せ健康ウォーキング。

免疫力も強化してる気分(勿論事実かどうかは分かりません)。

散策路の名前がセラピーロードだというのもうなずけます。

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そして宿泊は今回初めてのはなをり。

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2年前に出来たばかりのホテル。名前は和風旅館ですが中身はホテルです。

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最初、このホテルが会津東山温泉の東鳳と同じと聞いて良い印象を持っていませんでした。夕食もバイキング形式ですが、東鳳を始め、夕食バイキングのホテルで「美味しい」と思ったことはありません。食事内容もさることながら折角の夕食なのにワサワサして落ち着かないのも嫌いでした。コロナを考えると皆が同じ料理を更に盛るのも感染リスクがありそうで感心しません。なので私は反対したのですが、妻が出来たてで凄くきれいで、しかも宿泊者の評判が大変良いというのでここを選びました。

 

ところが選んで大正解。次女も今までのホテルで満足度トップに近いとのこと。

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きれいで眺めが良いのは勿論ですが、従業員のおもてなし態度もこちらが恐縮してしまうほど徹底。露天風呂からは芦ノ湖が視界一杯に楽しめます。元々ゆったりして他の観光客との距離が離れているのに更にコロナの影響で客も少なく他の観光客との接近が殆どありません。レストランでも他の客と距離がある席にして欲しいとリクエストしたら、本当に離れた席に。しかも良い席。半径5メートル以内に他人はいません。他の席と分ける簾まで用意してくれました。

しかし何と言っても一番の満足は料理。

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バイキングだとバカにしていたのもレストランに入った瞬間に「これは今までのバイキングと違う」と驚き。

一番違うのは自分で料理を盛るのでなく、全て小皿に盛られていてそれをお洒落なお盆に載せること。

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その料理の種類が途方もなく多い。食べたことないものも一杯。そして何より一つ一つが美味い。妻も次女も義母も「これは美味しい!!」を連発。私も同感。芦ノ湖の夕暮れ景色を前に最高の舌鼓。心なしか生ビールも旨い。

メインディッシュは金目鯛と和牛ステーキですが、これも美味い。和牛ステーキも何度でも焼いて持ってきてくれるので赤ワインで堪能。

妻子の反発も無視して生ビール、日本酒、赤ワインとアルコール三昧。

良くあることですが、妻子は呆れて、というか付き合いきれずにさっさと部屋に帰ってしまい、私一人でダラダラと夕食・飲食を続けます。

コロナコロナで外食・夜遊びを完全に絶って禁欲生活をしていたため夢のような一泊でした。超お奨めのホテルです。

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天国の門、駒ヶ岳山頂~紫陽花満開、ガラスの森美術館


P20291280598死後冥界の道を歩いています。雲が下の方に見えます。
予想に反して明るく伸びやかな原っぱ。
私一人じゃないようです。

長い階段を登ると天国の門がようやく見えてきます。

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着きました!天国(地獄じゃないですよね)入口。
どんな所なのでしょう。

ごつごつした岩があります。
良く見ると向う側にとても大きな山が薄っすらと。
富士山?天国にも富士山はあるのでしょう。さすが。


P20291280605_2あの不気味で無骨な建物は何でしょう?

まるで宇宙人の攻撃への防衛基地のような。

地獄の鬼への防衛拠点でしょうか。
いずれにせよ天界には似合いません。


P20291280599ふと下界を見やると、はるか下の方に湖のようなものが見えます。まだ生きている人間達の世界。懐かしい世界。生気溢れる世界。喜怒哀楽に満ちた世界。

突然「次のロープウェイは50分発です。お乗りの方はお急ぎ下さい」という無粋な声。天空ツアーの終了時間です。
人間界に戻る時間です。

P20291020843という訳で、今回は我が家から最も近い国立公園、箱根に来ています。
何度も来ている割には一度も乗ったことがなかった駒ヶ岳ロープウェイ。

地表に降りてみると、さすがに高い。
山の上の方にさきほどの宇宙基地が見えます。


20291467694081089なぜか地表で出迎えてくれたのは猫。
営業してるの?
偉い。

妻と長女と義母との4人旅。
最初は女子会の予定だったようですが、箱根は車がないと不便との理由で私も参加が許可されました。


P20291020815その肝心な車ですが、行きがけにハプニング。
パンクです。
何とかガソリンスタンドに辿り着きスペアタイヤと交換してもらおうとしたら「お客さん、この車、スペアタイヤ積んでない車ですよ」とのこと。
何と、そんなバカな!
買った時、「ランフラットタイヤはパンクしないのです。パンクしても急に走れなくなることはありません」とディーラーの販売員が言っていました。
でも現にパンクしました。さあ困った。

P20291020856ガソリンスタンドからメーカーに問い合わせても4日間はかかるとのこと、オートバックスや近くのディーラーにも在庫がありませんとのこと。
旅行は中止か、電車で行くか、と半ば諦めムードのなか、最後の頼みの綱としてこの車を買った東京のディーラーの担当者に電話すると、在庫がありここまで(鎌倉)今持ってきてくれるとのこと。
助かりました。
それにしてもこれが箱根の山の中でのパンクではなくて良かった。一体どうなっていたことでしょう。
日頃の行いが良いということでしょう。
(参考までに言うと車はBMWです。ご用心を)


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P20291280560さて今回の旅行のメインテーマは紫陽花です。
7月に入っているので平地ではもう終わっていますが、山の上ならまだ咲いているだろうとの読み。
当たりでしたね。
ガラスの森美術館の紫陽花は満開です。
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P20291280573森の中で「ようこそ私達の園へ」と涼しげに歓待してくれてるよう。
ガラスの森なので、本当にガラスが庭にも建物の中にも散りばめられています。
建物の中はベニスですからね。箱根らしいシックな雰囲気。
小ホールではベニスから来たバイオリニストが生演奏していました。

森と紫陽花とバイオリン・・・・・
やっぱり箱根は心休まりますね。


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P20291020786宿泊はダイヤモンド箱根ソサエティ。
姥子の近くにあります。
湖の見える部屋でくつろぎ早速露天風呂。

温泉に浸かっていると目の前に紫陽花が見えます。
板一枚向う側から妻と長女の話声が。
何と女湯も男湯も私達だけ。
温泉独り占めです。
極楽極楽。


P20291020779夕食もなかなか。
海の幸に山の幸、
更に霜降り和牛。
私はビールに日本酒、赤ワインの後また日本酒と大満足。
長女も付き合ってくれます。

妻は例によって飲み過ぎの私に不機嫌。
いつものことなので気にしてはいけません。

P20291020778煩悩満開の私。
駒ヶ岳頂上で霊界気分を味わったばかりですが、
まだまだ人間界の方が楽しいですね。

もうちょっとこちらでお世話になります。

芦ノ湖半周、元箱根~湖尻・姥子
芦ノ湖キャンプ村、静かな森の湖畔に
冬の仙石原、乙女峠
仙石原、秋のススキが原、温泉宿みたけ
仙石原、湿生花園の水芭蕉、白濁温泉はたご


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ドーン、ドーンという地鳴り、箱根仙石原~乙女峠幻の茶屋~ハーベストクラブ箱根甲子園


P20181270110ドーン、ドーン、
と地の底から響く音。
まさかマグマが爆発しかかっている音ではないですよね?
妻は怖がって、宿泊止めて帰ろうか、と言っています。
そうです、ここは箱根。
噴火警戒レベル2の地。
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P20181270048妻と義母と、秋の箱根を満喫しにきています。
至って平穏ないつもの箱根ですが、時々腹の底に響く、ドーン、ドーンは不気味です。
実際、大涌谷に向かう道は、道路もハイキングコースも皆、通行禁止。厳しい顔をした係員が、一歩も先に行かせないぞと仁王立ちしています。お疲れ様。

それにしては皆、何事もないような涼しい顔。
火山で生計を立てている以上、火山やマグマが多少機嫌が悪い位で不安がったり、怒ったりしてはいけない、ということでしょうか。

P20181270132心配しても仕方ないので、本日の宿泊地であるハーベストクラブ箱根甲子園に着くや否や、一人ハイキングに出かけます。最近妻は、足が痛く、ハイキングには付き合ってくれないので、一人で出かけます。目指すは乙女峠。

フロントのお兄さんに聞くと、結構な山道。「皆さん、本格的な登山の格好をして行かれます」とのこと。ちなみに私の格好は、いつものなんちゃって散策姿。カメラも首にぶらさげています。大丈夫でしょうか。でも行くしかありません。

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P20181270063歩きだしたは良いが、
そもそも山道の入口である乙女口までが遠い。
ゆるい登りを40分かけて何とか着きました。
お地蔵さんが、入口で無事を祈ってくれてます。
さあ、ここからが本格的山道。
気合いを入れて出発。
幸い、空は快晴。気分も晴れやかに、上に上にと歩きます。

P20181270067それにしても、降りてくる人達、皆ストックを持っていますよ。
格好も山登りの格好。
おじさんトレッカーも山ガールも一杯。
おばさん、いやいや、おばあさんトレッカーも結構頑張ってます。

皆、元気だなあ。

P20181270070ちなみに私は、10分程登ったあたりから、既にハーハーゼーゼー。
結構、気温は低いはずなのに、汗びっしょり。
本当にきつい上り坂。
近年、こんな上り坂には登っていません。

峠まで40分と案内に書いてありました。
何度も時計を見ます。時間の経つのが遅いこと。
峠に辿り着くのでしょうか?

P20181270075前方を大きな岩が通せんぼしています。
足場もゴロゴロ岩場だったり、蛇のように木の根っこがとぐろを巻いていたり、滑る泥道だったり・・・・・・
これは過酷ですよ。
苦しいながらも、頑張って頂上に着けば、峠の茶屋があるんだ、冷たいコーラを一気飲みするぞ、ということだけを励みに汗だくで登っていきます。

40分が経ちました。案内によると40分で峠に着くとありますが、
まだです。
案内の嘘つき、と悪態をつきながら、最後の力を振り絞ります。
要するに、私は普段の不摂生と体重オーバーがたたって、平均的な時間より余計に時間がかかっているということなのでしょう。
情けない。

P20181270077前方に明るいスペースが。
ひょっとして・・・

そうです、
ようやく着いたのです。
乙女峠。
コーラ、コーラ・・・・・
ところがです。

P20181270099予期せぬ光景が目の前に広がりました。
半ば森に埋もれだした廃屋。
そうです、これが峠の茶屋。
観光案内には、乙女峠の頂上には、峠の茶屋があるって、記載されていますよ。
これはないですよね。
茶屋で飲むことを期待して、一切飲み物を持参しませんでした。

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P20181270078落ち込んで、ふと正面を眺めると、なんと雲の間から富士山が荘厳な姿をお見せになっているではありませか。
空一面快晴で、雲一つないのに、富士山の頂上付近だけは雲がかかっています。
何という奥ゆかしさ。
厳粛な気持ちで霊峰を拝め、ということなのでしょう。

乙女峠の名前の由来ともなっている雪に埋もれて亡くなった少女も、ここで毎日富士山を拝んだことでしょう。

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反対側を見ると、そこは仙石原。
遠くに芦ノ湖、相模湾、そして大涌谷の煙。
おお、箱根は俺のものだ、というくらいの壮観。
妻に電話して、「ホテルから山の頂上をよーく見てみろ、俺がいる」と伝えました。「見える訳ない。年寄りなんだから、ずっこけて怪我しないで早く帰っておいで」だと。

P20181270112そうですね、
年寄りは早く下山しましょう。

下りは視力と反射神経の勝負。
結構勢いがつくので、足元を強い緊張感を持って見てないと危ないのです。
実際、何度か足をねん挫しそうになりました。
確かにストックがあると便利ですね。

30分も経たずに乙女口に。

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P20181270117何とか無事下山。

ハーベストクラブに着くと、ちょっと部屋で一休み。
先に着いていた妻と義母がくつろいでいます。
ゆったりしている部屋。

部屋からは先ほどの峠が良く見えます。

P20181270131_2ちょっと周りを散策してみましょう。

クラブの前は大きな池。
箱根の山々と池。
そして高級感ある建物。

落ち着いた雰囲気の洗練された宿泊施設ですね。
妻もご機嫌。

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ちょうど前方に見えるのが私達の部屋。
ケータイに電話すると妻が出てきてくれました。


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P20181270143そして、散策の後は勿論、温泉。
2時間半のハードなハイキングの後の風呂は最高。
そして何よりも嬉しかったのは、朝の体重より3kg減っていたこと。
9階の風呂からは、箱根の山々が目の前に見渡せます。先ほど私が登った乙女峠も見えます。
頑張った自分をちょっとだけ褒めてあげましょう。

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そして、一番のご褒美は、ビール。メインディッシュ&バイキングというディナー。脱水症状気味の体に、ビールが一気にしみ込んでいく快感。極楽とはこのことを言うのでしょう。
飲み放題コース(1850円)なので、ビール、白ワイン、赤ワインと、がぶ飲み。
疲れ切った体がアルコール漬けになって宙を舞うようです。


翌朝も快晴。
もう一度温泉に浸かりましょう。
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露天風呂からススキが原が良く見えます。

ハーベストをチェックアウト後、
ススキが原の来ました。

これはススキが原側から見たハーベストクラブ。
小さいけど、分かりますか?


本当に箱根満喫の旅でした。

P20181270154なお、ドーン、ドーン、という地鳴りの音は、
火山ではないようです。

何と、お隣の御殿場の自衛隊の砲撃音だとか。

火山が怖いか、
大砲が怖いか。

戦争のない平和なニッポンが続きますように。

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豊臣秀吉も満足した箱根、石風呂~蛇骨川・千条の滝~小涌谷ホテル水の音


P29001130289「お主、こっちに来てワシの背中を流せ。そうしたら○○の領地をくれてやる」
「そっちのお主、酒を持ってこい。○○の領地をやろう」
上機嫌の男は、露天風呂に浸かりながら家臣達に命令。
お茶の師匠や愛人まで連れてきて連日連夜、飲めや歌えやの大宴会。
社員旅行じゃありませんよ。
一国一城を滅ぼす戦の最中です。

Dsc004331楽しいでしょうねえ、勝つと分かっている戦は。
そりゃあ全国をほぼ統一した男が国を挙げて地方の一つの一族を潰すのですから、勝つに決まっています。
それも大軍で一気に攻めるのでなく、周りをしっかり固めて籠城攻め、しかも一族を支える周辺の部下の一族を順次滅ぼしていきながら。
囲まれた側の城に集まった部下の侍達も意気消沈したでしょうね。自分の国の城が落とされ、妻子が殺され遺体を晒されているのですから。
P28561040043猫が半死のネズミで遊ぶように、シャチが半死のアザラシを空中に放り投げて遊ぶように、楽しみながら殺して行くのです。
残虐性と征服欲の虜となった男。
豊臣秀吉。
滅ぼされる側の北条氏直は、遂に自らの命と引き換えに一族の存続を秀吉に願い出ますが、秀吉は却下。北条氏政他一族の切腹を命じます。
写真は、現在の桜満開の小田原城です。皆楽しい花見をしていますが、悲しい歴史がありました。

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P29001130282その豊臣秀吉が
「さすが箱根は良いお湯じゃのう」と言って悦に入っていたのが、この宮下温泉横、蛇骨川沿いの岩風呂です。
残念ながらそばに行くことが出来ません。
対岸の遊歩道から見るだけです。せめてもうちょっと近くまで寄って、秀吉の目線で湯と渓流を眺めたかったなあ。無常な「関係者以外立入禁止」の札。
無視して柵を越えて階段を降りていくべきか否か悩みましたが、今回は理性が勝ちました。

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P29001130266今日は、この蛇骨川を歩き、
小涌谷に向かいます。
温泉の成分が白く固まり、蛇の骨のように見えた、というのが名前の由来ですが、鬱蒼とした木々に覆われ、水の流れすら殆ど見えません。八千代橋から覗いても、「下は川?」というくらい。所々渓流と滝が見えますが、とても蛇の骨には見えません。先ほどの太閤石風呂は八千代橋から200メートル程上流に上ったところにあります。
昨日より長女と婿さんが一緒でしたが、ここで別れます。
P29001130292長女達はここから下り早川の散策に向かいますが、
妻と私はひたすら上り、小涌谷を目指します。
汗びっしょりどころじゃありません。
木陰は一杯ありますが、
それでも真夏の太陽は苛酷。
熱中症防止のため、珍しく優しく妻が自販機でお茶を買ってきてくれました。

P29001130301それにしても、真冬とはいえ、この坂を走って上がるなんて、ありえません。
やっぱり人間じゃない。
箱根駅伝の走者達
のことです。
今井君や柏原君といった山の神がドラマを生んでいるのも、
この道です。
かなり急ですよ。

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P29001130310蛇骨川をまたぐ橋に出ます。
橋の上流は、何段階かの小さな滝になっています。
更に急になるのですよね。

ここからは「小涌谷駅近道」の歩道を歩きます。

突然、ギギギギという車輪と線路のこすれる金属音。
見上げると頭上を箱根登山鉄道がをゆっくり通り過ぎていきます。
駅伝の走者の方が速のでは、と思えるような遅い速度。

P29001130317ようやく小涌谷駅。
一休み。
まずタオルで滝のような汗を拭かなければ。

電車が到着して、温泉旅行の家族連れやカップルが電車から降りてきます。

さあ、もう一頑張りして、今夜の宿である小涌谷温泉「水の音」に向かいましょう。

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P29001130364到着。

山の中の落ち着いた、そして洗練された温泉ホテル。

名前のように近くに渓流はあるにはあるのですが、
ホテルからはほんの微かな音だけで見えません。
木々に隠れています。

中は和風の粋な造り。

P29001130366部屋は広い洋室。
窓からは景色はありませんが、木々の緑の静けさ。

風呂も二つの大浴場(共に露天風呂付き)に貸切露天風呂三つ。
温泉三昧ですね。
炎天下の上り坂の後は、
早速温泉・・・
と行きたいところですが、まだゴールではないのです。
先ほどの蛇骨川の上流を極めなければなりません。
妻は拒否。
私一人で出かけます。

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ホテルから5分位の道から、千条の滝方面の立札に従って山道を歩きます。

穏やかな箱根の山々と渓流。

しかし昔はこんな穏やかな風景だった訳じゃないとのこと。
木も生えない荒涼とした野原が広がる土地で、「小地獄」と呼ばれていたそうです。(右上の写真)
目の前の景色からは想像も出来ませんね。

P29001130332と思って安心していると、道のすぐ横に大きな岩が。
土石流のようです。大きな木が倒されています。
結構怖い。
「落石注意」の立札も。
やっぱり昔は文字通り小地獄だったかも。

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P29001130347落石地帯を越えると、
程なく滝の音が。
千条の滝です。
「箱根三名滝の一つ。中央火口丘から流れ出る伏流水が作る滝」
とあります。水が千の糸となって流れ出るから千条の滝と命名されたそうです。
大きな滝ではありませんが、マイナスイオンを感じます。
江戸時代は滝のそばに茶店もあり、大変賑わっていたどうですよ。今は、その痕跡は見当たりませんが。

P29001130351地図があり、ここから30分で浅間山とあります。
宮ノ下や大平台から浅間山を通り、箱根湯本まで抜けるハイキングコースがあり、私も下ったことがあります。
逆に言うと、湯本から上ってきた最後のゴールがこの千条の滝ということになります。散々山道を上ってきた所に出現する爽やかな滝。「やったー」という気持ちになるでしょうね。
今度頑張ってみようかな。無理か。

箱根、大平台~浅間山~湯本歩き

蛇骨からは、ここからは本当のちょろちょろ川になります。
ほぼ源流なのでしょう。
私もここを本日のゴールとしましょう。
P29001130330帰り道は、温泉温泉、と、
温泉と風呂しか脳裡に浮かびません。

景色は目に入りません。

早く浸かりたい・・・・・

20分程で再び「水の音」に。

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P29001130397一目散に大浴場へ。

内湯も良いけど、木々に囲まれた露天風呂も良い。
さすがに良いお湯。炎天下歩きの疲れも癒されます。
妻も肌がすべすべになる、本当に気持ちの良いお湯、
と大満足。

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P29001130388調子に乗って離れの貸切露天風呂に。
妻と行ったのですが、妻は大浴場に入ったから入らないとのこと。
一人入浴の私の写真だけ撮って帰りました。
茶々だったら付き合ってくれたのでしょうね、秀吉さん。

風呂の近くに東屋もあり、
不倫カップルだったら最高の舞台でしょうね。
箱根の隠れ家宿で二人湯なんて。経験ありませんが。

P29001130382庭も広く、
散策には事欠きません。
箱根の森閑とした雰囲気に溢れています。

この「水の音」、景観が特に優れている訳ではありませんが、ホスピタリティー満点。
お風呂の後は、無料のアイスクリームやジュースのサービス。無料のラーメンや無料の肉まんもあります。至り尽くせりですね。
私は間食はしないで、食事に全精力をかける人間ですが、間食好きな娘達だったら大喜びだったでしょうね。

P29001130376さあ、そして夕食。

まずは、ビールで乾杯。

聞くとジョッキ一杯900円ですが、ビール飲み放題コースもあり、こちらは1600円とのこと。何と、2杯飲めば既にお得じゃないですか!迷わず私だけ飲み放題コースに(妻は普通の注文)結局4杯飲んだので、大儲け。

P29001130380料理はお任せ会席コースですが、これでもかこれでもかというご馳走またご馳走。
海の幸山の幸満載。
箱根は、山の中ですが、海も近くなので、両方楽しめるのが嬉しいですね。
途中から吟醸酒に切り替え、文句のない夕食。
大満足。

箱根以西しか知らなかった秀吉も
さぞかし箱根を楽しんだのでしょうね。
多くの殿様や家臣だけでなく、愛人の茶々や千利休まで大阪から呼び寄せて楽しんだくらいですから、余程気に入ったのでしょう。

Photo東北の伊達正宗も、この箱根(小田原)で秀吉の軍門に下り、文字どおりこの箱根で天下統一。
1590年夏、今から約400年前のこと。
天下の剣箱根で、
天下を取りました。

箱根は最高なのです。

昔も今も。

春の水芭蕉の仙石原、早川上流歩き
新緑の箱根強羅、ラフォーレ強羅
夏の大涌谷地獄歩き
秋の箱根仙石原温泉旅館「みたけ」にごり湯
冬の箱根奥湯本、こもれびの宿ふるさと

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静かな森の湖畔、芦ノ湖キャンプ村コテージ~湖尻水門、深良水門


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P29001130172静かな湖畔の森、
生い茂った緑の葉の間から時々眩しく輝く夏の太陽。
夏なのに意外と涼しく、
風も心地良い。
森の砂利道を散策すると、
小説の中にいるような錯覚。

何やら楽しげな人の声。
家族でしょうか、恋人達でしょうか。

P29001130186声をする方角を見ると、
黒いお洒落なコテージ。

どうやらその高いベランダから
先ほどの声は聞こえてくるようですよ。

バーベキューでもしているのでしょうか。
素敵な夏休みですね。

P29001130183うん?

どうやら見たことのある顔。

何と、
我が妻と長女と婿さんじゃありませんか!

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P29001130214そうです、
その素敵な夏休みを楽しんでいる家族の一つが私達。
妻と長女夫婦。

一人スリランカ旅行に出かけた次女は不参加ですが、

P29001130203新婚カップルの長女達と旧婚カップルの私達で過ごす一泊二日のキャンプ場。
芦ノ湖キャンプ村です。

以前は、頑張ってテントを張っていましたが、年で根性のなくなった私達が選んだのが
ケビン独立棟と呼ばれる大きくお洒落なコテージ。

Dsc_0631自動車は離れた場所にある駐車場までなので、本当に静か。
そして隣のコテージまで十分距離があり、ゆったりとくつろげるコテージです。
その分、リヤカーで荷物を運ばなければなりませんが、たまにはそれも楽しい。

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P29001130093中もゆったりスペース。
ベッドは二つの寝室に3つづつ。
台所も広い。

クーラーがありません。あちこち探しましたがヒーターだけ。
理由が分かりました。
必要ないからです。
それぐらい涼しい。

ベランダは広いだけでなく、
かなり高い。
散策道も湖畔もかなり下に見えます。

贅沢な造りですね。

モビリティーパークや西湖PICAのトレーラーも素敵ですが、
ゆったり感やリッチ感は比較にならないくらいこちらが良い。

夏のモビリティーパーク、トレーラー、長女の婿さんも一緒
西湖PICAキャンプ場トレーラー、青木が原樹海の隣
夏のモビリティーパーク、家族4人でトレーラー
夏のモビリティーパーク、何度来ても飽きない。
道志、花の森オートキャンピアのコテージ
ウェルキャンプ西丹沢、昔テントサイト、今ロッジサイト

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P29001130025一休みしたら早速ハイキング。

キャンプ場横の湖尻水門から少し先の深良水門まで。
湖尻水門はあの早川
(といっても神奈川の人以外、馴染みのない川ですが)
のスタート地点。

P29001130073ここから仙石原を抜け、強羅、宮ノ下、大平台、湯本と箱根の中心地を我が物顔で流れ続け、東海道新幹線、東海道線の下をくぐり、渋滞で有名な早川料金所の付近で相模湾にそそぎます。

それにしては水門の外側の早川は何とも心細い流れ。
水門を開けば違うのでしょうが。(写真左上)

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P29001130035そこから湖畔の遊歩道をひたすら歩き続けます。

いつもは私の選んだコースに
「つまらない」、と文句ばかり言う妻も、
長女夫婦が一緒なので楽しそうに会話しながら歩いています。

さあ、ゴールの幕が見えて来ました。
「山火事用心」
ちょっと違いましたね。

P290011300434人で楽しく
(正確には私以外の3人)話しながら歩いたためか、思ったより早く着いてしまいました。

深良水門。
何の変哲もない水門ですが、ちょっとした歴史があります。

Images111江戸時代、富士山の裾野は富士山の火山灰のためか土質が悪かったらしく、農民達が毎年干ばつに苦しんでいました。それを何とか救おうと深良村の名手大庭源之丞という人が幕府や小田原藩にかけあい、私財も投じて芦ノ湖から水を引こうとしました。
箱根の山の下にトンネルを作り、芦ノ湖から自分達の村(現在の裾野市)に水をもってくる
・・・・・想像してみて下さい。とんでもないことですよ。

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Images11fpv43cでも4年の歳月をかけ、トンネルは完成しました。1280メートルの箱根の山の下のトンネル。
コンピューターも土木機械もなく、手で掘ったのですよ。
両側から掘ったらしいのですが、良く正確に繋がりましたね。奇跡じゃないでしょうか。
箱根の山の下で歓喜の万歳をしたのでしょう。

P29001130050どんな所にも仕合せを願う人達がいて、そして仕合せをかなえるために人生を捧げている人がいるのです。トンネルと芦ノ湖の間には写真のような幅2メートル位の水路がありますが、水門を開け、初めて勢いよく流れだした時、涙を浮かべた人が何人もいたのでしょうね。
この水が多くの人を救ったのですから。

深良用水、箱根用水の歴史です。


P29001130218さてキャンプ場に帰ってからは当然風呂ですが、
残念なことにキャンプ場の浴場はボイラーの調子が悪いとかで休業。
浴槽にお湯はありません。

仕方ありません。
コテージ内の小さな風呂で我慢しましょう。
ま、風呂に入れるだけでも仕合せなことです。

風呂の後は勿論、バーベキュー。

P29001130199このコテージは炭火禁止なので、大きな鉄板を借ります。
最初は炭じゃないと嫌だ、と言っていた妻も、使いだしてみると「こっちの方が使いやすい」と大満足。
炭火の場合、妻は大抵炭火に向かいっぱなしになるのですが、
鉄板だと皆と一緒に食べられるのです。

P29001130125P29001130123

P29001130117まだ肉は焼きあがっていませんが、待ちきれません。

まずはビールで乾杯。

ギンギンに冷えたアサヒ・スーパードライ。
ビールは何でも好きな私ですが、アウトドアのビールは、絶対にこれ。

至福の瞬間です。

P29001130127まずは豚肉と野菜。
これだけで結構お腹が一杯に。

少し胃を回復させて、
いよいよ牛肉へ。
赤ワインの出番。

私も飲みますが、長女も婿殿も飲むのでアルコールがハイピッチ。

夏の夕暮れから真っ暗な夜まで笑い声の絶えない宴が続きます。

平凡だけど絵にかいたような仕合せ、
神様ありがとうございます。
といっても神様は信じていないので、
とりあえずお互いに対してありがとうございます。

深夜は大雨でしたが、
朝起きてみると、抜けるような青空。

焼きそば食べて、今日も遊びましょう。
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P29001130235

真冬の芦ノ湖半周歩き


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箱根駅伝箱根ゴール前最終直線コース~箱根元町・桃源台~ダイヤモンド箱根ソサエティ露天風呂


P28901100554両脇を埋め尽くした人人人、頭上にはヘリコプター、一瞬の静寂、
そして「来たあ」という叫び声と「頑張れー」という絶叫の嵐。
P28901100566P28901100588
白バイの後を矢のように飛んで行く若者。

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P28901100602_2そう、ここは正月恒例の箱根駅伝の箱根・芦ノ湖ゴール直前最終直線コース。
普通の道がドラマチックな劇場に変身しています。
壮観ですよ。
テレビで見るのとは大違いの迫力。

我が家は娘達二人とも陸上部出身なため、箱根駅伝マニア。
毎年、ライブで見に行きます。
自宅が大船なため、近くの国道一号線が駅伝コースなのです。
戸塚~藤沢間で、ちょうど遊行寺坂上のあたりで見るのです。

P28901100638しかし、ここは例年と全然違う雰囲気。
何と言ったってゴール地点ですからね。

寒い真冬の、しかも山の上の凍りつくような空気が、熱気でムンムンと沸騰しています。
応援団も大集合。
あちこちで本格的応援合戦をやっています。

P28901100556我が家(今回は、妻子と義母と私で箱根一泊旅行)もゴールの4時間前に着いて、
見る場所確保を試みました。

4時間前ですが、既に遅い部類。
何とか駐車場前の狭いスペースが確保できました。

P28901100553時間潰しに苦労しますが、長女はどこからかビールと焼き鳥とつまみを買ってきて、
道路のアスファルトにつまみを置いて一人宴会。

オヤジ以上のオヤジぶり。

誰に似たんだ?

P28901100557そして、何と、4時間待っていざ選手がやってくるという時になって、トイレに。
行列が出来ているようで、大分時間がかかっています。
これだけ待って、トイレで肝心の選手が見れませんでした、
となったら一生の笑い話です。
幸い、本当のギリギリに戻れましたが。
P28901100616P28901100634

P28901100630それにしても駅伝は面白い。
駅伝が日本で人気があり過ぎるから、肝心の5000メートルや10000メートルで日本選手が活躍出来ない、とぼやく評論家がいますが、どう見ても、400メートルのトラックをグルグル回っているだけの競技より、駅伝の方が面白い。ドラマがありますからね。
駅伝をこそ、世界に輸出して国際競技にすべきです。

P28901100645最後のドーンドーンという花火が上がり、全チームゴールしたことが知らされます。
私以外の家族は、遊覧船で本日の宿泊地、芦ノ湖の北の端にあるダイヤモンド箱根ソサエティに向かいますが、
私は歩いて行きます。
若者達の熱い走りを見た後、呑気に遊覧船に乗って、ホテルでダラダラしている訳には行きません。
たまには根性の見せなければ。

芦ノ湖の南の端から北の端・・・・・かなりの距離ですよ。
サイクリングならともかく、ハイキングする人はいないでしょう。

P28901100649P28901100656

P28901100644関所跡を抜け、恩寵公園に入ります。

雪が残り、湖の水は凍っていますが、
行きかう学生・応援団は
熱気ムンムン。

明日は復路。
早朝スタートに向けてこれからミーティングってところでしょうか。

P28901100660王者駒澤大学のノボリが箱根の街を闊歩します。

「そこのけそこのけ、駒澤大学が通る」ということでしょうか。
実績から言って、文句はないでしょう。

(東洋大学に負けて残念でしたが)

P28901100663P28901100666


P28901100665騒がしい元箱根の街や遊覧船の船着き場を抜けると、
静かな湖畔の道に入ります。

眩しい湖の光が木々の間から漏れて来る森林の道。

先ほど、遠くに見えた鳥居まで来て、一休み。

P28901100668鳥居を越えて、しばらく歩くと湖に遊覧船が。
時間的に言って、家族が乗っている遊覧船かもしれない、と思って写真を撮りました。
ケータイに電話しましたが、繋がりません。
今日は人が多すぎ、回線が混雑しているためか、朝からなかなかケータイが繋がりませんからね、
諦めましょう。
後で聞いてみると、やはり家族が乗っていたようです。
そして私を認めたようです。私に手を振ったようですが、遠くて見えませんでした。

P28901100669P28901100678
1時間ちょっと歩いた頃でしょうか。
竜宮城のような建物や、湖にどーんと面したとても立派な建物が見えて来ます。
芦ノ湖畔蛸川温泉 龍宮殿とザ・プリンス 箱根 です。

P28901100682湖畔から富士山が見えます。
(写真にも写っていますよ)
芦ノ湖から富士山は近いのですが、他の山の関係で見える所が殆どありません。
こうやって突然出現すると、
やっぱり嬉しくなりますね。

湖畔をホテルの周囲に沿って歩くと、道がなくなり、ホテルの裏口のような場所にぶつかります。
本当は入っちゃいけないのでしょうが、他に行きようがないので、エイッとドアを開けて入りました。
クリーニングの山と食器の山、忙しそうに歩き回る作業員・・・・・そうです、ここは一般の客が入ってはならないホテルのバックスペース。いつ怒られるかとヒヤヒヤしながら歩きます。歩くというより迷路に入り込んで徘徊していると言った方が正しいかもしれません。

どこに行くか分からないエレベータに乗ると、一緒に乗ってきた女性に「どこに行かれますか」と訊かれたので、咄嗟に「ロビーに」と答えると、「では案内します」との丁寧な返事。
しかも、本当にロビーまで案内してくれました。
何て親切なんでしょう!
「あんた、不法侵入でしょ。警察に突き出しますよ」と言われても文句は言えなかったかもしれないのに。

ロビーでも、ホテルマンに深々をお辞儀をされ、ドアを出るときには「行ってらっしゃいませ」との温かいお言葉。
勘違いも良いところですが、それでも嬉しい。

P28901100688P28901100694
しばし湖を左手に見ながら歩きますが、途中から山道に入ります。
神山通り、と呼ぶそうです。
何が、神山??と不思議に思っていましたが、
程なく分かりました。

神山とは駒ヶ岳のことなのです。
芦ノ湖から仰ぎ見る高い山。

P28901100670P28901100695

P28901100696ここがその登山口のようです。
「祈安全登山 合掌」
と書かれた案内板があります。
そして、その横に、弔魂碑があります。
命を落とした人が多いのでしょうね。
遭難した人が最後に見たのは、やはりこの芦ノ湖なのでしょうか、富士山なのでしょうか。

P28901100699P28901100693

P28901100705段々日が暮れてきます。
気温も下がってきたようです。
九頭竜神社を越えたあたりから、道も怪しくなってきました。
滑りそうな雪道、崖崩れの跡、
ちょっと心細くなってきます。
先ほどまで行きかう人も多かったのですが、今はもういません。
もう2時間歩いてますから、足も固くなってきました。

早くホテルに着いて、温泉風呂に入りたいなあ、という願望が少しずつ湧き上がってきます。
家族はもう着いているはず、もう少し頑張らねば、と自分を励まし、足を進めます。

P28901100704P28901100708
下を見るとボートが。
そして、遊覧船が近づいてきました。
ようやく湖尻です。
いよいよ最終コーナー。

湖畔の道を桃源台に向かって更に歩きます。
もうクタクタ。

P28901100713海賊船とロープウェー、
桃源台です。
長かったなあ、2時間半の真冬ウォーキング。

P28901100714夕陽に白鳥が泳いでいます。


ここでホテルのお迎えバスを呼んでも良いのですが、最後の力を振り絞ってもうひと踏ん張り。
この先の芦ノ湖キャンプ村に行きましょう。

P28901100717ずーっと昔、我が家がオートキャンプに明け暮れていた時に一度だけ来たのが、このキャンプ場。
11月だったと思うので、かなり寒かった記憶があります。
ちゃんとテント貼って宿泊しましたよ。

P28901100723こんな寒い時期に、と思うのでしょうが、結構冬のキャンプって悪くないですよ。
空いてるし、夜空は澄んで星はきれいだし。
予想通り、ちゃんとテント貼ってるキャンパーがいました。
家族連れですよ。
逞しい。

P28901100726おそらくはこのテントサイトと思われる場所を確認し、
感慨に耽ります。

この場所から湖は見えません。
その代わり駒ヶ岳が見えます。
夕陽に輝く冬山・・・・・・
確かに神山、神々しい。

P28901100730P28901100736_2
桃源台に戻り、ホテルに電話。
そして家族の待つダイヤモンド箱根ソサエティに到着。
部屋に入ると、先ほどまでの芦ノ湖が薄暮の輝き沈んでいます。
(右上写真)

P28901100825しっかりくつろいでいる妻子と話をする時間も惜しく、
いきなり温泉に突撃。

これを待っていたのです。

歩いている時からずーっと。
当たり前ですが、天然温泉。
天下の箱根温泉ですからね。

P28901100820さすが箱根の湯、良い湯です。
冷え切っていた体が芯から温まります。
露天風呂は広くはありませんが、木々に囲まれ自然の息吹を体いっぱいに感じられます。
(写真は翌朝)
肌を刺す冷たい山の冷気に上半身を晒しながら、下半身を温かい湯に浸かる、その何とも言えない心地よさ。極楽です。

P28901100737極楽の後は、
もう一つの極楽。
夕食。
懐石料理風に一品づつ出てくるので、見た目のインパクトはありませんが、
一品一品芸を尽くした感じがして目でも舌でも楽しめます。
海の幸が刺身もイタリア風も、はたまた和牛ステーキもありと、
十分過ぎます。

P28901100742樽酒・ワイン等が飲み放題なのも嬉しい限り。

妻の機嫌が悪くなることも構わず、長女と私は飲み放題を満喫。
それにしても、飲み過ぎ。

今年も良いことがありますように。

乾杯!


箱根駅伝、国府津でライブ観戦
箱根駅伝、二の宮ライブ観戦
次女の八景島神奈川中学駅伝県大会ライブ観戦

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強羅の紫陽花、娘達と~源泉勘太郎の湯


家族で紫陽花の強羅に一泊旅行・・・・確かに家族にとってはそのとおりですが、私は仕事があるので日帰り旅行。午前中だけ、娘達と強羅で紫陽花を堪能。
P28791080317
午前中に行って帰ってくる、を目標に早起き。何と言っても、紫陽花の時の箱根は混みます。渋滞につかまるとニッチもサッチも行きません。宿泊する家族はそれでも良いのですが、日帰りの私は絶対渋滞する前に帰ってくる必要があります。6時20分出発。妻と義母は間に合わず、娘達とのみ、出発。

P28791080267さすがに快調で、大平台駅で長女がトイレに寄った他は、スイスイ飛ばし、1時間強で強羅着。
強羅公園駐車場に停めて、散策開始。

ケーブルカー公園下駅。
早速紫陽花が咲いています。

P28791080262


P28791080263さあ、線路のロープが動き出し、強羅駅からケーブルカーがやってきます。
一番良いポジションで写真を撮るつもりでしたが、突然娘達がポジション変更。
どうやら猫が線路を横切ったからのようです。
ケーブルカーの目前で、です。
残酷ショーを見せつけられると恐怖した娘達は、思わず飛び上がってしまったとのこと。

P28791080271P28791080275
でも、地元の猫は、そんなにバカじゃありません。
颯爽と叢に消えて行きました。

P28791080252P28791080283
まだ人の少ない強羅の街を歩きます。
といっても、急な坂だから辛い。
平行四辺形のケーブルカーじゃなければ、上がれない程の急な坂なのですから。

何が何でも、箱根登山鉄道と紫陽花のツーショットを、
と意気込みますが、
なかなか良いポジションがありません。
やむをえません。
許されぬ行為に出ます。
P28791080284鉄道関係者以外、入ってはいけないと書かれている危険な場所に入ります。
「パパ本当に気を付けて」という娘の声援に励まされ、高圧危険と書かれた大きな装置に隠れて、電車を待ちます。

そして、撮ったのがこれ。
ブアーン、と腹に響く警笛を鳴らされました。
運転手が私を睨んでいました。

あまりの急坂に沢山歩く根性がなくなり、強羅公園に。

紫陽花は勿論ですが、
薔薇やいろいろな花が咲き誇っています。
P28791080286P28791080329
P28791080327P28791080308
P28791080314P28791080310


P28791080293紫陽花ソフトクリームでご満悦の長女。
ソフトクリームに色を付けてご当地ソフトクリーム、
どこでもやっている安直な付加価値のつけ方ですが、
楽しんでしまうのだから、
やったもの勝ち。

それにしても紫陽花って、本当に一杯種類があるのですね。

P28791080298P28791080303


P28791080304富士の滝、子持ち七段花、乙女の舞、虹、ブルーダイヤモンド、ナデシコガクアジサイ、クレナイ、横浪の月、アイスフォーゲル、笹の舞、土佐涼風、美方八重、花吹雪、・・・・・・・きりがありません。でも面白い。
言われてみると、名前と花が合っているように感じられるから、
ネーミングした人のセンスは素晴らしい。

それにしても、「初恋、6000円」と書かれると、何?
と思いません?

P28791080330花と娘と、
梅雨の合間に見せたまぶしい太陽に輝く箱根の山々・・・・

平凡だけど、
確かな幸福感。

そのまま家族と宿泊出来れば最高なのですが、
私だけ帰らなければなりません。

P28791080332遅く到着した妻と義母を強羅駅でピックアップすると、
宿泊地である東急ハーベスト明神平にご案内。

そこで涙のお別れ
(オーバーです)。
家族に皆に別れを告げられ、一人寂しい帰宅。

そのまま帰るのもしゃくなので、
一人日帰り温泉に入ります。
強羅の街下にある宮城野の勘太郎の湯。
近くに宮城野温泉会館がありますが、「源泉勘太郎の湯 天照石の癒」を選びます。

P28791080347川に面している温泉。
でも、中に入ってみると、雰囲気は普通の銭湯に近い。
風呂も内湯と露天が一つづつ。混んだら洗い場にも困るでしょう。
幸い、早すぎるので、誰もいませんんが。

P28791080338「かけながし露天大理石風呂」と看板にあったのですが、本日は女性専用だとのこと。
残念。

正直、これで1000円はちょっと高いかな。
まあ、でも何といっても天下の箱根の温泉ですからね。
良い湯を満足したことにしておきましょう。

P27561000612先ほど、娘達が食べ残したおにぎりを食べて、
帰路に。
新緑の夢幻境を睡魔と闘いながら一人ドライブ。
フリスクだけが友でした。

誰も待ってない自宅は遠いなあ。

丹沢日向紫陽花道歩き
鎌倉の紫陽花:早朝の明月院・浄智寺歩き
鎌倉の紫陽花:建長寺・東慶寺歩き
鎌倉の紫陽花:長谷寺・成就院歩き
枯れ味程良い開成町、広い見晴らしアジサイ歩き
菖蒲だけでなく、アジサイだって一杯、衣笠菖蒲園歩き
もう見れない幻のアジサイ園、鎌倉まんだら堂、死者の地歩き

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仙石原ススキが原~サライ風?箱根隠れ家温泉「みたけ」にごり湯瞑想

箱根のひっそりした温泉旅館の玄関前に止まったBMW。
そこから出てくる訳ありの大人の男女、
秘めた雰囲気を漂わせながら個室に。
そして個室露天風呂からなかなか出てこない二人・・・・・
P28461030048
P28461030033何とその男とは私。

しかし秘め事の雰囲気はゼロ。
とても絵にならないダサく、
かつ不細工な中年オヤジ。

そして、女は私の古女房。
「もっと綺麗でお洒落な旅館が良かったのに・・・・」と
相変わらずのブーたら節。

P28461030061ここは箱根仙石原温泉旅館みたけ/にごり湯の宿。
落ち着いた和風旅館ですが、
ひっそりしたとは言えません。
目の前が幹線道路。
車が切れることはありませんから。
特に今日は連休中日で秋晴れ。
道路はどこも箱根観光客で溢れかえっています。
P28461030036ただの日帰り温泉入浴ではなく、
貸切露天風呂、
しかも個室休憩2時間付き。

二人で4300円なので、
ラブホ的使用も可能?
良く分かりませんが。

個室は、狭いけど、二部屋あって、
しかも隣の部屋とは離れているので、ちゃんと落ち着けます。
恋人同士だったら悪くないかも。

P28461030057個室貸切露天風呂も
小さいながら小綺麗。

すぐ隣が別の露天風呂という訳でもなく、落ち着けます。

内湯はありませんが、身体を洗う浴室はしっかり防音・密閉されているので、声は外に漏れません。

一体過去何人のカップルの愛が育まれたのでしょう。

P28461030054でも、まだ昼前後で他に客がいないので、
個室でない普通の男女別浴場にも行きましょう。

周辺をこの旅館の建物に取り囲まれているので、道路の喧騒は全く聞こえず、意外に静か。
むしろ竹の薄い壁越しに接している女性の露天風呂の声の方が良く通って聞こえます。
今は妻しかいないので、普通にお話します。

白く濁った温泉で先ほどまでの軽いハイキングの疲れを癒します。

P28461020995順番逆になりましたが、
今日は箱根の仙石原のススキの原周辺を散策。

連休でススキも見所ということもあって、
人人人・・・・・・
人人人・・・・・・・・

P28461020996芭蕉の「夢は枯野を駆け巡る」、
を期待して来ましたが、

大甘でした。

当然と言えば、当然ですが。

今度こそは気合を入れて明け方頃に来ましょう。
そうしたら人っ子一人いない、薄明のススキの原と、
どこまでも真っ直ぐ続く小道。

P28461030008死んで一人三途の川を目指して歩く道とは、
きっとこんな道なのだろう、
と想像してしまう真っ直ぐな道。
どこまでもどこまでも続く道を一人ただただ歩く。
左右もまた、
どこまでも続くススキの穂。
数十年の生きた日々の喧騒が嘘のような静寂なススキの原。

P28461030018想像力だけが膨らみますが、
目の前のススキの原と小道は、
喧騒に満ちた観光客のオーラで、
死の気配は完全に排除されています。
「さあー、今日は楽しむぞ。
折角箱根まで来たのだから、
楽しまなければ損々・・・」
「写真沢山撮って、終わったら蕎麦食べて、次は芦ノ湖だ」
元気なニッポン万歳!

P28461030053そんな喧騒を反芻しながら入る
一人風呂。
風呂の上には、
まだ緑のモミジが、逆行の太陽と戯れているようで、
小気味良く眩しい。
もう少ししたら真っ赤に染まり、
一段と温泉露天風呂の風情を高めてくれることでしょう。

いつまでも浸かるぬるめの白濁温泉。
悪くありません。

P28461030064さて、冒頭の妄想に満ちたフレーズの中で、一つ新しい現実が。

BMW。

そう、
我が家は車を買い替えたのです。
13年半乗ったランドクルーザー100からBMW528iツーリングに。

娘達が子供だった頃、数え切れない程行ったオートキャンプと旅行。
入学式・卒業式・文化祭・運動会・・・・・・そして日々の駅までの送り迎え、
そうした全てを共にしたランクルとお別れしたのです。
01p1301000206p271010005


03dscf002502dscf0008


05p1501001308dscf0012
09p28431020724娘達も大人になり、
それぞれ一人暮らしを
しています。
家族4人で過ごすことは、
極端に減りました。
ランクルのような大きな車が
本来の価値を発揮する場面はなくなりました。
(元々街中で乗っている以上、
本来の価値とは程遠いのですが)
夫婦二人の心豊かなシニアライフを夢見てBMWにしました。
高かった娘達の授業料・小遣いがなくなったせいか、
ちょっと気が大きくなって、
奮発してしまいました。

13p1020988BMW納車の日、いよいよランクルと最後の別れの時、
妻と娘は、本当に涙をボロボロ流して泣いていました。

BMWの販売員も苦笑。
「普通は喜ばれるのだけど、まるで大切なモノを取っていく悪者みたい」と。

東北の被災地では、今ランクルのような本格4輪駆動車が大変必要とされているので、
そちらに行く可能性が大、と販売員は言っていました。
きっと第二の人生は被災地でのヘビーデューティーな仕事で、
本領を発揮するのでしょう。
祈るような気持ちで「頑張ってね」と心底呟きました。

そして、10何年か後、このBMWとお別れする時も、きっと身を切られるような思いをするのでしょう。
今までとは違う思い出を沢山積み込んで。
ランクル以上に、大切に愛情を持ってお付き合いしますよ。

人生、出会いと別れ、
人間とだけじゃありませんね。

P28461030055さすがに温泉瞑想ももう十分。
大好きと言っても
限度があります。
のぼせてしまいました。

そろそろあがりましょう。
渋滞の道路が「さあ来い」と、
待ってることでしょう。


仙石原湿生花園みずばしょう~天然温泉一の湯「はたご」歩き
箱根旧街道下り~奥湯本天然温泉おかだ
大平台~浅間山~箱根湯元「湯蔵」歩き
奥湯本冬空歩き~木もれびの宿「ふるさと」

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仙石原の水芭蕉~天然白濁温泉一の湯  「はたご」 小さな大浴場

P27971020039夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 と青い空 ・・・・水芭蕉の花が咲いてる 夢見て咲いている水のほとり・・・
尾瀬なんか行ったことがないのに、子供の頃から好きな歌でした。最近、なぜか子供の頃の
小学唱歌をむしょうに聞きたくなることが多くなりました。
こんな後向きの気持ちで良いのでしょうか?サラリーマンの終盤戦、もうちょっと前向きに頑張らなくちゃ。

という訳?で、水芭蕉を見に行きましょう。
妻に「水芭蕉は初夏の花でしょ。何バカなこと言ってるの?」
と言われましたが、それは寒い尾瀬の話。
箱根ではもう立派に咲いているのです。場所は湿生花園。

P27971020011結構朝早く出たつもりですが、
園内は既に大勢の観光客。大きなカメラを抱えたシニアも一杯。

園内を歩き始めると、ハスの葉が浮かぶ池があちこちにあり、
何とも心が洗われる思い。
冬の名残りの冷たく澄んだ水なので、ハスも寒そうに小さく固まっています。
P27971020046池には小さな魚もいますが、大きな鯉もいます。
でも、自宅近くの柏尾川の方が丸丸太ってるな、等と比べていると、
何だこれは!
これってナマズじゃない?
野生のナマズって見るの初めて。
美味しそうには見えませんが、確か淡白な味で美味しいのですよね。食べたことありませんが。

P27971020022P279721010995
そして水辺のあちこちに咲く小さな水芭蕉。
満開はもうちょっと後なんでしょうね。まだこれからという花が多いような気がします。

「尾瀬の方が大きいな」などと、物知り顔で話す年寄り達の会話を無視しながら、けなげに咲く花を眺めます。

P27971020057こんな看板があるところを見ると、なかなかけしからん輩もいるんでしょうね。
それにしてもユーモアを感じさせます、観光地はこうでなくっちゃ、
さすが国立公園。

P27971020028
P27971020036突然、
目の前に一面の水芭蕉が!!
観光客の歓声が上がります。

満開?!

カメラシニアがずらーっと興奮して写真を撮っています。
私もそのお仲間に。

P27971020099さて、湿生花園を出て、仙石の原っぱに向かって歩き出しましょう。
どんどん歩いて行くと、見たことある場所に。

そう、すすきの原です。

秋じゃなくても、きらきら輝いて、
きれいですね、すすきって。
P27971020060ちょっと戻って、結構お洒落な住宅地、というか別荘地を歩いていると、面白い家が。
えっ?線路?

そうです、この家の周りには、列車の線路があるのです。
小さな線路ですが、結構本格的。
本体のミニトレインは見えませんでしたが、遊び心満点。

P27971020064別荘地を抜けると、仙石原~湖尻自然探勝歩道、というハイキングコースに抜けます。
仙石原から芦ノ湖湖畔まで続くなだらかなハイキングコース。
芦ノ湖まで行ける?
行ってみようかな、とも思いましたが、戻ることが出来ないので、今日は諦めましょう。

P27971020068林の中の道を歩くと、ほどなく川に出ます。
これが早川。

伊豆からドライブして戻ってくると、必ず渋滞する小田原手前のあの早川です。
渋滞とは無縁の静かで澄んだ川。

このあたりは、野鳥で有名な場所のようですよ。
「かながわの探鳥地50選」という案内板があります。

静かな林の中を鼻歌を歌いたい気分で歩き続けると、
突然、目の前にゴルフ場が!
一気に興ざめ。

P27971020073P27971020075
ここで少々ハイキングコースと交わるサイクリングコースを歩くと、
途中からやや上りのきついハイキングコースに入ります。
ダイエットのため、ダイエットのため、ダイエットのため、
と自らに掛け声をかけながら歩きます。

そしてしばらくすると、急に視界の開けた場所に!
P27971020080仙石原が一望に出来ます。遠くに大湧谷の火山煙も見えます。
喫煙家ならここで一服といったところでしょうが、
タバコを吸わない私は、ただタオルで顔を拭うだけ。

今度は下り。

P27971020086突然、こんな墓標のようなものが当たり一面に。
何だと思います?
木を植えているのです。
まだ弱い木を風から守っているようです。(違うかも)

その横では、電動ノコギリの音がして、伐採が進んでいます。

P27971020088地の果てまで来た、と思っていたら、再び目の前にゴルフ場が。
箱根カントリー倶楽部。
ということは、要するにゴルフ場の周辺を歩いていた、ということ?
再び興ざめ。
ちょっとゴルフ場さん、少ーし開発しすぎじゃない?

今度は、大箱根カントリークラブ。
何と、10数年前、私がゴルフに夢中になっていた頃、
来たことあるゴルフ場。
距離はあるけど、広くて、多少曲がってもトラブルにならなかった、
という記憶があります。
いずれにせよ、プレイが終わった時は、いつものように落ち込んでいましたが。

それにしても、その時はゴルフに夢中になっていて、大自然を削りまくっていたという認識はありませんでした。

P27971020089今度はひたすら左右ゴルフ場の間の道を歩きます。
時々、道をゴルファーとゴルフバックを載せたカートとキャディーさんが横切っていきます。
一体私はどこを歩いているのだろう、ゴルフ場の只中にいながらゴルフもせず、無目的に歩く私。

さすがにゴルフ場も途切れ、別荘地に。
家族と犬が遊んでいて、絵に描いたような別荘風景、楽しそう。

ようやく仙石原に戻ってきました。
2時間半のハイキング。
次は温泉しかないでしょう。

P27971020105お目当ては「一の湯 はたご」という日帰り温泉。
こじんまりしてるけど、本当に江戸時代の旅籠(はたご)のようで
雰囲気あり。

日帰り温泉とは言え、宿泊することも出来ます。ちなみに一の湯は箱根に9箇所の宿泊施設をもつ寛永7年創業の老舗。

P27971020106部屋の中はこんな感じ。
小さいけど、これも江戸を出て、
箱根の山を越え旅する人が一晩体を休める宿だと思えば、
趣豊かですね。

温泉風呂は露天風呂・タオル付で 1050円。
小さな大浴場というネーミングが大胆。風呂は本当にネーミングのとおり。内湯は定員3人か、露天風呂も同じようなもの。露天は白濁のにごり湯です。あの地獄谷の大湧谷から直接お湯を引いていて、結構硫黄の香りがします。いかにも温泉といった感じが良い。地獄からの生還、大湧谷歩き

P27971010003誰も他に客はいません。
初春の日差しを浴び、
一人湯を満喫。

今度、仙石原~湖尻探勝歩道、芦ノ湖の湖尻まで歩いてみようかな、等と考え極楽極楽。

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地獄からの生還~ホテルグリーンプラザ箱根仙石原温泉

P27831030936夏休み家族旅行第二弾戸田から箱根へ。戸田から快晴の西伊豆ドライブが終わり芦ノ湖に到着すると一帯は霧。霧の中、ホテルグリーンプラザ箱根到着。ホテルにチェックインすると早速山歩き。ホテルのすぐ横にロープウェイ姥子駅から大湧谷へ。
P27831030931P27831030927
夏だというのに結構寒い。
風も強く本当に肌寒い。昨日暑い暑いといって海水浴したのが嘘のよう。
P27831030929そんな中、長女は温泉卵を買います。
6個も。
熱く真っ黒な卵、殻を剥くのも熱くて大変そう。

腹が減ってなかったので、本人以外誰も食べませんでしたが。

空模様がますます怪しくなってきました。
雨が降るのかも。
P27831030938私以外は、ロープウェイでそのまま帰りたがっているようでしたが、私はどうしでもハイキングしたかったので、観光客の群れと離れ、山道に。

妻のブーイングが聞こえます。

狭い道をひたすら下ります。

P27831030934P27831030939途中火山の岩肌が露出し、硫黄が充満。

結構きつく、鼻を押さえつつ進行。

P27831030937なかなか着きません。

霧も晴れず、
というかますます霧深くなってきました。
本当に着くのかな、
と不安になってきます。

まさか道を間違ってしまったのではないでしょうね。

P27831030941危険立ち入り禁止の看板も。

やっぱりこのあたりのガスは危険なんですよ。

すれ違う人もいず、本当に道を間違ってしまったのではないか、と不安になってきます。

P27831030946ふと空を見上げると
????
UFO?

ではありません。

ロープウェイです。
とするとやっぱり間違ってはいなかった。

P27831030947やっと自動車の道に出ました。

そしてそのすぐ先にさっき乗った姥子駅が!

地獄から生還した気分。時計を見るとたった30分の山歩きでしたが、長く感じました。

P27831030948霧の箱根に凛と立つホテル。ホテル街や別荘地街から離れ林の中に孤高を保ちます。

ロビーを通り過ぎ、花嫁がウェディングドレスで通りそうなきれいでお洒落な廊下を通って部屋に辿り着きました。

P27831030973P27831030974部屋からは芦ノ湖が見えます。庭もきれい。素敵なホテルです。本当は富士山が見えるらしのですが、今日は見えません。

早速温泉風呂に入りましょう。

仙石原温泉。
露天風呂が特に野趣溢れ情緒あり。

P27831030976風呂と外の原野が境界ないのが素晴らしい!
風呂の端にいると、自分がお洒落なホテルの中にいるのでなく、
荒涼とした仙石原の原っぱの中にたたずんでいる感じ。
霧の存在が、ちょっとした幽玄の世界を味あわせてくれます。
突然目の前に鹿が現れたりしそうです。

日帰り温泉のプランもあるようです。これはお奨めですよ。

ディナーは豪勢なフランス料理。
白ワインと赤ワインのボトルで幸せ全開。
お洒落なフランス料理があまり好きでない次女も、ぶ厚いステーキには満足。

腹へって食べてばかりいて写真撮るの忘れてしまいました。

P27831030959ロビーではピアノの生演奏。

ショパンの曲が素敵なロビー一杯に響き渡ります。

弾いているお姉さんもチャーミング。
至福の時間。

P27831030969妻子が部屋へ帰ってしまってからも、私はずーっと聴いていました。
子供の頃9年間ピアノを習っていた私は、今でもピアノを聴くのが好きです。
当然もう指は動きませんが。

今でも我が家にはピアノがあり、定年になったらもう一度ピアノを始めようかな、なんて実行しそうもない夢を見て、夜が更けて行きました。

P27831030970翌朝、何と富士山が部屋の窓から見えました。

最後に一回くらいは顔を見せてやらなければ申し訳ないと思ったのでしょうか。

サービス精神旺盛な富士山だこと。

P27831030979最後にホテルに隣接しているチャペルで記念写真。
誰もいないのを良いことに、勝手に入ってしまいました。

4人揃っての家族旅行、もう一回くらいあるのでしょうかねえ・・・・・

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