台風にも負けず海水浴、西伊豆浮島ランドホピア~堂ヶ島アクーユ三四郎

大型の台風10号が日本列島に接近しています。関東・東海地域も太平洋側は大荒れとの天気予報。

朝起きたらやっぱり雨。

気落ちしていると、長女から「西伊豆は今日昼間は晴れる時もあるらしいからすぐ出発したい」との電話。

行先は堂ヶ島ランドホピアコテージ。我が家の今年の夏休み。

 

日頃 の 行いが良かったせいか、着いたら本当に晴れ。

チェックインし、部屋の中をバタバタと片付けると、早速海水浴。

年甲斐もなく私もです。

妻と孫はお留守番。

 

長女夫婦はシュノーケルをつけますが、私は何もつけずプール用のゴーグルだけ。

海中の視界はさほど良くはありませんが、鮮やかな青の魚が泳いでいたり、カニやウニの群れもちゃんと見えます。

長女達ははるかにきれいに水中が見れるため、歓声を上げながら泳いでいます。

私は遠泳状態ですが、まだまだ行けます。

 

散々海水浴を楽しんだ後は、風呂。

それも温泉。

浮島温泉 町営しおさいの湯。

決して広い風呂ではありませんが、きれいです。

隣の廃屋はきれいどころではありませんが。かつては宿泊施設だったようですが、今は再び自然に帰っています。

 

さっぱりした後は、勿論ビールとバーベキュー。

 

孫の 面倒に料理、と妻がフル稼働。その横で孫がいたずら三昧。殆ど貢献していない私。

孫がいるので炭火を囲んでのバーベキューはなし。

外で肉を焼いて、中の小さなテーブルで食べます。鯛の料理もあり、大胡馳走。しかもクーラーの効いた部屋の中。

ギンギンに冷えたビールが美味い!!

肉はボルドー赤ワインで堪能。

これがあるから人生は楽しい。

 

翌日も台風接近にもかかわらず晴れ。

朝から早速海水浴。

私はパス。昨日で気が済んだのです。

二日連続で泳ぐ根性もないし。

海辺のサンセットリゾートで妻と孫と留守番。

 

暇なので元気に飽きずに泳ぎまくる長女夫婦を撮影します。

浮島海岸には大きな洞窟がありますが、その奥に向かってどんどん泳いで行きます。

私は戻れを手で合図をします。台風接近の外海をなめちゃいかんでしょう。

ライフセーバーの人もボードに乗って飛んできました。⇒写真左

 

でもこちらの心配も何のその、両手一杯広げて、「こんなに大きいウツボが目の前を泳いでいた!」と叫んでいます。

台風接近とは思えない真夏の快晴の海水浴です。

十分エンジョイしたでしょう。

 


それにしてもこの浮島、10年以上前に一度ハイキングで来ました。

堂ヶ島から浮島を通って隣の田子までのハイキングコース。

妻と次女と一緒でしたが、ハイキングコースとは言えないようなワイルドなコース。

途中道が完全に草で見えなくなります。僅かに足元に見える道らしきものを頼りに断崖絶壁の横を歩きます。

 

景色 は絶景ですが、気持ちは不安。

次女が「もうパパとは絶対歩かない」と罵詈雑言。

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2005/08/post_0f03.html

でも本当に景観は素晴らしいですよ。

 

 

さて、二泊目はホテル、堂ヶ島アクーユ三四郎。

このブログでも紹介した我が家のお気に入り。

20年以上来ているのではないでしょうか。

最初は新築のピカピカでしたが、さすがにハードの傷みがあちこち目につきます。このホテルも私も年を取ったのです。

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2006/03/post_7579.html

http://tmkzogw.moe-nifty.com/walking/2005/08/post_7069.html

 

元気なのは、歩けるようになってはしゃぎまわる孫だけ。

虹を見て更に喜ぶ孫。

 

快適な空調の中でくつろぎ、温泉に入ってウトウト。

そして夕食。

 

今回は部屋食ではなく、レストランで大勢のグループと一緒。ちょっとうるさいかな。

でもウチも孫が騒ぐので他人のことは言えません。

それにしてもここのアワビの踊り焼きは絶品ですね。

 

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台風接近をものともせず強行した今年の夏休み。

まさかこんなに夏を楽しめるとは予想出来ませんでした。

頑張って働いたご褒美でしょうか。

63歳、思った以上に現役続行。嵐なんかに負けないぞ。

まだまだ・・・・・

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オートキャンプの思い出残る伊豆今井浜、孫と東急ホテルでリゾート気分

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Dsc129702322小学校や幼稚園に通う娘二人と春夏秋冬毎月のように家族でオートキャンプ、
そんな時代がありました。

時には祖父祖母も一緒にキャンプしました。

大自然の中、長いテーブルで食事をしましたっけ。

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Dsc129702331P12971290703そんなキャンプ場の一つが伊豆今井浜オートキャンプ場。
伊豆の海岸を眺めながら義理の祖父(他界)祖母を交えてキャンプしました。
今回訪ねてみると、キャンプサイトは林の中。(上右下写真)木が育ちすぎ、もう海は見えません。
(これでお客さん来るの?)

お風呂は今井浜の街中のサンシップ今井浜(2012年閉店)。
昔の思い出ある場所がなくなったり、寂れていくのを見るのは悲しいですね。

今度は私と妻が祖父祖母となって今井浜に。
キャンプは無理です。
リゾート気分で東急ホテルに泊まりましょう。


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Dsc129702230春の気配すら感じる冬の澄んだ青空の下、
ひたすら海岸をドライブしてまずは網代に到着。
イベントやっていますね。
地元名物を食べながら足湯して散策。
おかしなことやっている(足にミカンのせ)長女を見て「お母さん、何バカなことやっているんだろう」という目つきで不思議がっています。

さあ、ドライブ再開。
途中ウンチした紙おむつ交換をするため宇佐美のスーパーで休憩する以外はひたすら走り続けます。

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そしてやっと到着。
今井浜東急ホテル。

外壁改装したばかりとのことで、さすがにきれい。
南国気分満開です。


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ハワイアンが館内に流れ、中も南国気分。
部屋からはきらきら輝く海が正面に見えます。
さっそくハイハイ開始の孫。


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P12971290606「すぐ風呂に入りたい」という妻を諫め?散策に。

我が家では散策して一汗かいた後でなければ温泉に入ってはならぬ、という家訓があるのです。

ホテルを出るとすぐきれいな庭、そしてプール。
屋外バーは、夏は大賑わいなのでしょうね。
そのまま海岸に出ます。


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まさにプライベートビーチ。
眩しいくらいキラキラ輝く早春の海。
この素敵な海岸を私達だけで独り占め。(他には2家族のみ)
藤沢に住んでいて江ノ島界隈の海は見慣れている孫も、「こっちの海の方がきれいだね」と言っているはず。


Dsc129702267十分ビーチ散策の楽しんだ後は、勿論温泉風呂。

歩いたからこそ倍増する温泉の湯。
人生の喜びの瞬間です。
きっと死ぬまでやめられない私の至福の時。

Dsc129702270露天風呂から直接海は見えませんが、間近に波の音は聞こえます。

中国人のパパと息子以外は誰もいない風呂で長いドライブの疲れを癒します。

それにしてもどこの宿泊施設に行っても中国人がいますね。更衣室も中国語しか聞こえません。
もはや中国人観光客がいないと日本の観光施設は成り立たないのではないかと思えるくらい。
救世主なのでしょうか。


Dsc129702278風呂ゴロゴロ風呂ゴロゴロを繰り返した後は、
待ちに待った夕食。

前回来た時はフランス料理だったので、
今回は和食です。
前回と言っても娘達がまだ小さく、ゆったり料理が出てくるフランス料理の間隔と、いつまでもワインをガブ飲みしている私に付き合いきれなくなったのか、娘達が落ち着かなく歩き回りだした記憶があるのがトラウマになっています。

Dsc129702282それにしても孫はこういう時、静かです。
よく泣いたり騒ぎ出したりする赤ん坊がいますが、至っておとなしい。
ニコニコしているので給仕してくれる女性にも喜ばれ話しかけられます。

今井浜の隣は稲取なので、金目の煮つけも注文します。
これを肴にして日本酒飲むのがまた格別。娘夫婦も飲むので、孫もきっと健全な飲兵衛に育つことでしょう。
いつか孫とこうやって金目を肴に日本酒を飲む日がやってくるのでしょうか。

食後孫を舐めまわし、一人先に大イビキをかいて寝たようです。年を取って益々イビキが大きくなったと家族から不評を買っていますが、私は知りません。極楽気分の睡眠を楽しませていただきました。

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P12971290759翌日も快晴。
川奈ホテルによってお茶して、初菜の花、初寒桜を堪能?した孫。

覚えてないのでしょうねえ。でもこの祖父のブログを見ればかすかに思い出すかも。


早春の南伊豆多々戸浜、ここはハワイか下田大和館
桜咲く、東伊豆熱川温泉、粋光、絶景。
早春の東伊豆、片瀬白田、お宿しらなみ、「燃焼系」CFの駅
春の東伊豆、稲取。長女大学合格旅行。
東伊豆赤沢温泉、水平線風呂、伊豆高原ホテルアンビエントバリ風風呂
東伊豆北川温泉、黒根岩風呂混浴露天風呂体験
東伊豆北川温泉、吉祥亭、熱川~北川~大川歩き
春の南伊豆、下田白浜海岸、下田プリンスホテル、石廊崎
夏の南伊豆、弓ヶ浜季一遊、炎天下歩き
南伊豆南国入田浜、濤亭TOUTEI
クリスマスの初島、エクシブ初島で銀婚式

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二代目将軍源頼家の無念、鎌倉の裏舞台修善寺、別世界の和風の宿「新井旅館」

P20371040675私の人生はこんなものじゃなかったはずだ。国を統一した偉大な将軍であるパパと、同じくらい権力をもっているゴッドマザーのママの長男なのだから。子供の頃から帝王教育を受け文武共優れたと言われてきた私、18歳にして将軍になった私。これほど輝かしい人生を保証された男ってなかなかいないでしょう。
P20371040674それなのに23歳で惨めに殺されてしまうなんて。
それも風呂に浸かっている裸の私に完全武装の刺客数名によってたかって切りつけられて惨殺されるなんて。
刺客は私のことを嫌っている母方の実家の者達です。命令したのは祖父です。
そして既に絶大の権力を手にしていたママに無断で殺害計画が実行されるはずはありませんから、ママも了承していたのです。ひょっとするとママが指示したかも。
パパは私のことを可愛がってくれてたけど、ママは私のことを可愛がってくれてなかったですもね。
P20371040679パパがあと10年長生きしてくれていたら、私も実力がついて立派な二代目になっていたかもしれないと、無念で仕方ありません。そもそも20歳やそこらのボンボンが国の最高権力者が務まる訳ありませんよね。私もしばらく大人しくお飾りでいて、実力がついてくるにつれて徐々に権力を発揮するという知恵があれば良かったのですが、そこまで頭は回りませんでした。

P20371040471もう少し生きたかった。
もう少し生きてパパのような強く立派な武将になりたかった。
ただただ無念・・・・・・・

鎌倉幕府二代目将軍源頼家は享年23歳で修善寺温泉で殺害されました。

P20371040464パパは源頼朝、ママは北条政子です。殺害される5年間幽閉されていたのが修善寺のど真ん中にある修禅寺なのです。
さすがに息子を不憫に思ったのでしょう、ママ北条政子は息子の慰霊のために指月殿を建てました。国家のために非情にも我が子を殺した贖罪を込めて。息子を愛さない母親などいないはずですから、母であることより国家安定を選んだのでしょう。それはそれで苦渋の決断だったのでしょう。頼家の墓の横に立派な指月殿が奉られています。


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P20371040725ふと眼を開けるとそんな悲惨な歴史等嘘のような仕合せ一杯の笑顔で溢れかえっています。

ここは修善寺温泉。

真ん中を流れる桂川の両脇には平日なのに観光客が一杯。
僅かに残った桜と新緑の織り成す春の光景に満ちています。
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P20371040731さて妻と義母との3人が今日明日と宿泊するのは明治5年創業、国の登録文化財にもなっている新井旅館。

修善寺の散策路に隣接していて、通るたびに「いつかはこの宿に泊まりたいなあ」と思っていた旅館。
部屋から見た散策路、散策路から見た部屋です。
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仏頂面していますがご満悦の絶頂なのです。
玄関を入るとそこはもう別世界。和風旅館の極みとでも言いましょうか。外の世界とは異次元の空間に取り込まれます。木と水が生み出す和みの空間です。

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庭がきれいなのは勿論ですが特にユニークなのが、宿自体が流れる水の上に建っている構造。
足の下を水が流れ、鯉も泳いでいます。
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P20371040691多くの文人の定宿になったのも頷けます。
名前を列挙するのが大変なくらい有名人オンパレード。

私もお金さえあれば定宿にしたい。
10日間も滞在すれば人格が変わってしまうかも。
勿論良い方向に。


P20371040547_2新井旅館には風呂が5つあります。冒頭の夜の風呂の写真は離れにある露天風呂です。本館からは長い長い回廊を通って向かいます。その他に風呂自体が有形文化財となっている内湯が二つと貸切風呂が二つあります。全てたっぷり堪能させていただきました。

その中でも圧巻なのが天平大浴堂。大浴場ではなく大浴堂。
P20371040575天井が大変高く「お堂」なのです。これを釘一本使わず作ってあるのだから大した職人芸です。今はもう誰も作れません。湯質も妻が絶賛。肌ざわりが最高と言っていました。

P20371040573_2そしてもう一つサプライズ。
湯に浸かっていると頭上を深海魚が!
よく見ると鯉。
この風呂は池よりも下なので水中から池の中をガラス越しに見ることになります。水族館とも言えます。露天風呂以外の4つの風呂は皆鯉の下で入浴することになります。
本当に水と一体化した旅館なのです。


P20371040610P20371040640ちょっと離れた特別室は更に別世界なのでしょう。部屋には勿論入れませんが、外から見るだけでも特別な人にしか許されない雰囲気を醸し出しています。実際政治家や有名人がお忍びで来ることが多いそうです。玄関も別ですよ。裏側に一見分からないような玄関となっています。そんな身分になりたかったですね。夢のまた夢ですが。


P20371040652P20371040661宿の中にいても日本語以外の言語が耳に入ってきます。英語や中国語やその他の言葉が。フロントに聞くとアメリカ人、中国人、台湾人、タイ人が多いそうです。フロントのスタッフは皆英語が話せるそうです。宿のパンフも英語・中国語・タイ語の3バージョンあります。宿は純和風ですが、客はインターナショナルです。国内宿泊市場は右肩下がりですから、インバウンドは必須です。それ以上に日本人だけでなく海外の人達も皆この「和」の世界を堪能していると思うと、嬉しいものですね。

P20371040561食事も勿論純和風の会席料理。芸を凝らした料理が次から次へと出てきます。
風呂上りのビールの後は日本酒。地酒をこれでもかこれでもかと飲みます。
例によって妻は「いい加減にしろ」という顔をしていますが、部屋食なので怒って部屋に先に帰ることはありません。

酔った勢いでまた風呂に行きます。冒頭の夜の露天風呂はその時の写真。

P20731040454こんな夢のような楽しい思いをしている私ですが、この地の歴史を考えると人間の業の深さを考えてしまいます。国家、もしくは自分の家(北条家)のために息子の殺害を了承(もしくは指示)した北条政子の業の他にもう一つ悲惨な出来事があります。

源頼朝の弟である源範頼が幽閉され、自害した場でもあるのです。
左の写真は幽閉されていた修禅寺横の日枝神社です。


P20371040531兄頼朝に忠誠を尽くしていたにもかかわらず、頼朝が戦で死んだという誤報とその後の北条政子に語った内容(兄が死んだ以上私があなたを守っていきます等)が頼朝の猜疑心に火をつけ、鎌倉を追われ修善寺の地に幽閉され、更に切腹に追い込まれます。
権力欲・色恋・嫉妬・猜疑心が人間を人間でなくしてしまうのです。写真は修善寺温泉脇にある範頼のお墓です。
まさにこの地は鎌倉の負の側面を担った地でもあるのです。

平凡な人生を歩んだ凡人で良かった等とつい思ってしまいますね。
生きていれば楽しいことがあるのですから。

全館芸術、中伊豆の老舗、落合楼村上
栄光の国府津館
塔ノ沢、400年の老舗、環翡楼
洋上の老舗旅館、三津松濤館
伊豆の踊子の福田屋

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ここは南の島?いえいえ南伊豆多々戸浜ビーチ、下田大和館と絶景温泉風呂

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P20351280817青い海緑の海、そしてどこまでも続く白い浜・・・・ここは太平洋の真ん中の南の島でしょうか?
妻が「モルディブのよう」とまで言ったこの浜は伊豆急下田駅から車で数分の多々戸浜。隣の入田浜と並んで水が透明で美しいので有名なビーチです。太平洋の真ん中ではありませんが、太平洋であることには変わりありません。


P20351280814毎年2月初旬に旅行をします。子供達が小さい頃は必ず西伊豆キャンピングリゾート雲見で冬キャンプをしましたが、二人共独立してからは妻と二人、もしくは妻と義母と三人での旅行です。
真冬の西伊豆キャンプ、キャンピングリゾート雲見この季節の伊豆は最高です。真冬の透明さと春の香りを同時に感じられます。
今年は妻と一泊二日で下田大和館に宿泊。

P20351040224ロビーに入るといきなり飛び込んでくるのがこの景色。

眼下に海とビーチ。

こんなホテル他にあったでしょうか。
白浜の下田プリンスホテルくらいでしょうか。

P20351040165_2部屋がまたユニーク。
部屋の外に小さな庭とベンチ?
ここは4階ですよ。
このホテル、ひな壇のように平屋建ての部屋が階段状に連なっています。だからどの部屋にも小さな庭があるのです。当然庭からも海とビーチ。
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早速温泉風呂に行きましょう。5階になります。
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P20351040185期待どおりの眺望。
特に下写真の山頂展望露天風呂「雲母」は最高。絶景独り占めです。

ただし内湯から裸のまま外を60段の階段を上がることになるのでそれなりの覚悟は必要です。

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さて、ホテルでのんびり過ごすのは自宅から4時間のドライブの後としては大変心地良いものですが、そういう訳には行きません。
歩かなければならないのです。

ゆっくりくつろぎたがる妻の尻を叩いて出発です。
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P20351040137ホテル脇に小さな漁港があります。
そういえば前回隣の入田浜から長女と散策してきた時、ここまで来て海岸線散策を諦め、国道に出て下田まで行きましたっけ。
それにしてもこの小さな漁船、この洞窟の中を潜り抜けて太平洋に出るのですね。
毎回凄いスリルかも。

長女と入田浜・多々戸浜・下田歩き

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P20351040161漁港の反対側は南国ビーチ。
サーファーが一杯。
サーフィンは一度もやったことないけど、こういうのを見ているとやっておけば良かったなと思います。
さすがにこの年では手遅れでしょうけど。


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P20351040061浜を歩いて隣の入田浜を目指します。
途中波しぶき押し寄せる岸壁を歩きます。
妻が嫌がりますが
強行します。
やや雲行きが怪しくなってきました。大丈夫かな。
妻のブーブーという罵倒の声とドスーンドスーンという腹の底から響く波の音を聞きながら、足場の悪い岩を歩きます。
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P20351040071何とか難所をすり抜け入田浜に到着。
多々戸浜と同じく青と緑の海、白い砂浜です。
こちらもサーファーが頑張っていますが、海水浴場としても水質がきれなので最高とのこと。水質AAランクは日本で14か所だそうです。ハワイより美しいという人もいます。ちょっと曇っているので透明さが分かりにくいのが残念です。


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P20351040114数年前濤亭という旅館に泊まりました。
こちらも満足度の高い宿でしたよ。
もう少し石廊崎寄りに弓ヶ浜という浜がありますが、ここも浜がきれいで宿泊した季一遊という旅館も素晴らしかったですよ。
観光地としてはあまり有名ではありませんが、この南伊豆の浜はお薦めです。

P20351040068この界隈の浜からはどこからでも沖に神子元島という小さな島が見えます。そしてその近くに散在する岩礁暗礁。
南国リゾートムードの浜辺とは真逆の全国有数の遭難の名所です。
下田から石廊崎の間は西風が吹くと大変。
学生時代ヨット部クルーザー班だった私は何度もこの海に苦しめられました。

P20351040258特に下田から駿河湾や伊勢志摩方面に向かう時、強い西風と川のように速い黒潮に逆らって進むのでヨットの上で悪戦苦闘している割には前進出来ません。
タック(風上に向かってジグザグ走行する時方向転換するヨットの動作)を繰り返しても何か先ほどの見た陸地の景色が変わらない気がするのです。
つまり一所懸命操船しているけど風と潮のせいで殆ど進んでないということ。


P20351040250おまけにあちこちに岩礁暗礁。
まさに泣きたくなるような最悪中の最悪。
ヨットだけでなく大きな船や漁船も遭難します。
一度嵐になって下田港へ避難しましたが、その時聞いたラジオで同じ時刻に石廊崎近海で漁船が遭難したニュースをやっていました。
怖い怖い。
その時見えていた陸地がこの辺りなのですよね。
まさに天国と地獄。

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天国気分を更に味わうため宿に戻ります。妻が絶対に岩場はもう歩かないというので国道に出て戻ります。
もう桜が咲いていますよ。勿論ソメイヨシノではありませんが。みかんも美味しそう。


P20351040180再度風呂に入ります。
ヨットの形をした露天風呂。
本当に沖合の地獄とは真逆の天国。
40年前、海の上から陸地に見える豪華なホテルを遠くに眺めて、「いつか俺もあんなホテルに女性と泊まれる日が来るのかな」とはかない希望を抱いていましたが、実現しましたね。
仕合せです。

P20351040196夕食も十分。
個室で海の幸三昧。

ただ伊勢海老刺身4000円(税別)は不満。小さくて刺身はたったの3切れ。
1000円(税別)の金目鯛煮つけは良かったですよ。地元産であることを願いましょう。
怖いから聞きませんでしたけど。


P20351040198翌日稲取港に行って聞いたのですが、最近金目鯛が稲取ですら少ししか獲れないとのことです。ニュージーランド産が多いようです。聞くんじゃなかった。

とっくに食べ終わった妻に呆れられながらも、ビールに純米吟醸と調子に乗って飲み続け、極楽極楽。

P20351040246翌朝、貸切露天風呂に。
SPA VILLA。
冒頭の写真でもあります。
山頂展望露天風呂とは違って海が近くに見えます。
結局5回も風呂に入りました。


海の眩しさが目に焼き付きます。
真冬に南国体験、最高でしたよ。
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伊豆のお気に入り露天風呂 弓ヶ浜季一遊
伊豆のお気に入り露天風呂 戸田 御宿きむらやつまぶき亭
伊豆のお気に入り露天風呂熱川温泉、絶景相模湾 粋光
白が眩しい、下田プリンスホテル、温泉風呂から伊豆七島
伊豆のお気に入り露天風呂 エクシブ初島
伊豆のお気に入り露天風呂 宇久須ホテルニュー岡部
伊豆のお気に入り露天風呂 赤沢日帰り温泉~ホテルアンビエントバリ島風温泉
伊豆のお気に入り露天風呂 初島アイランドリゾート海泉浴「島の湯」
須崎、お宿いそかぜ
石部温泉 大浜荘 小さくても暖かいおもてなし
三津 洋上ホテル 松濤館

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天空の仙人風呂、東急ハーヴェスト天城高原~鹿の小道


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雲に乗れる仙人が眺める山々の光景は、きっとこんなものに違いありません。
下の方に続く山なりと目線と同じような位置にある雲々。
こんな光景を眼下に見ながらの風呂はまさに天界の風呂。

P29091010077死んで天国に行った訳ではありません。
ここは伊豆半島天城山脈。
その中腹にある東急ハーヴェストクラブ天城高原。
義母が友人からハーヴェストのチケットをもらいうけ格安で宿泊することが出来ました。

P29091250397長女夫婦を伊豆シャボテン公園で降ろし、遠笠山道路、そして矢筈山、遠笠山に向かった山道をどんどん上って行きます。下界では桜や新緑の芽が所々見えましたが、ここは見事なまでの冬枯れの木々。春から真冬に逆戻り。天城高原ゴルフコースのちょっと手前にあるのが東急ハーヴェスト天城高原。
10階建ての立派なリゾートホテル。

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5階の部屋から見ると、本当に仙人になって雲に乗っているような景色。
空気が澄んでいると目の前にどーんと富士山が見えるそうです。
残念。

P29091250402風呂の前に近くを散策しましょう。まずは隣の天城高原ベコニアガーデン。
入口に看板。
「時代の変化に伴い近年ご利用者数の大幅減少が続き、建物の老朽化等も踏まえ、誠に残念ながら本日2105年3月22日(日曜)をもちまして営業を終了させていただくことになりました。・・・・」
とあります。

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P29091250400何と閉店の日に居合わせてしまいました。

それにしても、かつてお客で賑わっていた施設がさびれていくのは敗れた夢、年老いていく日々と自分をしみじみ感じさせ切なくなります。

そう言えば先週、北斗星やトワイライトエクスプレスも廃止になりましたね。
大好きだったブルートレインが日本から姿を消してしまいました。子供の頃、東北本線・常磐線のはくつる、ゆうづるに乗って上野から青森に向かいました。福岡出張の時に飛行機でも新幹線でもなくあさかぜ号に乗って行きました。家族4人で札幌まで北斗星に乗りました。
P29091250405もっと乗っておけば良かった。

今日はベコニアガーデンも最終日なので、大勢の人で賑わっています。皆、なくなってしまうなら、もっと頻繁に来ておけば良かったと思っているのでしょう。

花々がこれでもかこれでもかと最後の輝きを放っています。

P29091250425さて花の次は鹿です。

「ゆったり歩く、ひのき街道、シカのこみち」
とあります。
シカさんコースを歩きましょう。

ひのきと杉の林。

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P29091250429枯葉でクッションのようになった小道を妻と歩きます。
アスレチック設備もありますが、誰もいません。

ひたすら山道を歩きます。
人の気配は全く感じません。
山の森閑と静寂にあたり一面おおわれています。

P29091250438と、突然鹿が!

というハプニングが起これば面白かったでしょうに。

でもこれは鹿の写真。
あちこちに貼ってあります。

その分、鹿の糞と足跡は至る所にあります。
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P29091250449しばし歩くと山小屋風の観光施設に出ます。

人間界に戻ってきました。

オーナーでしょうか、オジサンが働いていて、寄って行ってよオーラを出していましたが、あまり気が進まずスルー。

P29091250453それにしても、道路のそこらじゅうに「鹿飛び出し注意!!」の看板。余程頻繁に出没するのでしょうね。

実際、ホテルに戻ってみると、義母から「ホテルから羊を二頭見た。確かに見えた」と言われたので、実際珍しくもない程出てくるのでしょうね。勿論、羊ではなく鹿だと思いますが。
鹿は可愛い姿をしてるのですが、害獣なんですよね。木の芽を皆食べてしまい枯らしたり、畑の作物を皆食べてしまったり。仕方ないから殺すしかないようです。
まさか今晩の夕食、鹿の肉ではないでしょうね。

P29091010068そこそこ汗をかいたので、
早速風呂に。
露天風呂はありませんが、何と言っても目の前の光景が今まで見たこともないもの。
冒頭の雲になった仙人の気分なのです。勿論想像ですが。
ぬるめの湯にゆったり浸かります。
目の前で少しずつ日が暮れていきます。P29091250467


P29091250482温泉で体が癒されたら、
次は天空の夕食。
ヴァイキングです。
ビールは生のサーバーが置いてあり、自分でそそぎます。
ボタン一つで生ビールが何杯でも作り放題。
これは嬉しい!
飲み放題コースって、ビール頼んでもなかなか出てこなくて、イライラすることが多いのですが、これなら間髪入れず好きなだけそそげます。私向けのサービスです。

P29091250477そして肉。
地産地消ということで、鹿の肉でしょうか。
違います、多分。
ビーフです。
ワインも吟醸酒もボトルが置いてあり、好きなだけ注いで飲んで下さい、というシステム。
これもまた嬉しい。
肉と赤ワインを誰の目も気にせず、何度もおかわり。

天空の宴席はあふれんばかりの食事とお酒と歓声で満たされていきます。

P29091010073翌朝、再び風呂に行くと、輪郭がぼやけてはいますが、富士山が目の前に見えました。
(写真じゃ分かりずらいかな)
これはきっと良い兆し。
今年11月で定年ですが、
その後もきっと良いことがあるに違いありません。
ありがたや、富士山。

天城、河津七滝~湯が野歩き
天城湯ヶ島、落合楼村上歩き

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花香る早春の伊豆、著名温泉地に挟まれた穴場、片瀬白田~熱川海岸散歩、お宿しらなみ 金目煮付け


北国は吹雪だというのに、まるで春。眩しすぎる太陽光線がキラキラと海面に反射します。
P29071250051
P29071250039ここは東伊豆、
片瀬白田。

熱川と稲取の間に挟まれた観光とは縁遠い普通の街。

妻の誕生日祝いを兼ねて、
妻と義母との3人旅行。

P29071250290P29071250243


P29071250123それにしても、水仙や梅なら分かりますが、もう桜も咲いてますよ。
早咲きの河津桜に近い桜ですが。

何もない、と言っては失礼ですが、特に観光施設等何もない静かな住宅地。
でも立派な温泉ですよ、片瀬温泉。
熱川より歴史は古いとのこと。
江戸時代、ペルーが下田に黒船で来た時、街があるのを海から分からないようにするため、海岸に松林が植えられました。今でもその時の松が2本残っています。立派な大きな松です。

P29071250245ところがこの松、もう一つの逸話が残っています。
江戸時代、裕福な家の男と貧しい家の女が恋をして、結ばれようとしましたが、
時代が時代ですから、
かないませんでした。
諦める、という選択肢もあったのでしょうが、
彼等は違う行動を取りました。
自分達の戸籍が保存してあるお寺に火をつけ、
火事を引き起こしてしまったのです。
P29071250204当時、放火は重罪でしたから、
二人は海岸の松にはりつけにされました。
だからこの松ははりつけの松とも呼ばれているのだそうです。
もっとも愛し合った二人は二人揃ってはりつけにされ、あの世で添い遂げることが出来たのでしょうから、それはそれで良かったのかもしれません。
男が気が変わり、他の裕福な家の女と結婚し、貧しい女が棄てられる、という結末よりは良かったかも。

P29071250247さて、そんなはりつけの松に隣接しているのが、本日の温泉旅館、お宿しらなみ。
大きな宿ではありませんが、
なかなか洗練されたお宿です。
といっても、チェックイン時間よりかなり早く着いてしまったので、まだ入れません。

街中を散策しましょう。

P29071250145P29071250129

P29071250250P29071250138


P29071250127伊豆ならではのゆったりした空間に春の気配が濃厚に漂います。
海の香と山の香が入り混じった。

春の花が街の至る所で健気に咲いています。

大きなミカンもたわわになっています。美味しそう。

P29071250109P29071250125


P29071250121街を高台から見下ろす
大沢山 龍淵院。
まだ伊豆急も国道も通っていなく、街が陸の孤島だった頃からのお寺。
おそらくは漁師と農民だけだったでしょうが、
人々の日々の営みを優しく見守ってくれたのでしょう。
喧噪というほどの音もなかった中を、寺の鐘だけが響きわたったのでしょうねえ。
楽しい時も悲しい時も。
まさか先の恋する男女、この寺を焼いたのではないでしょうね。

P29071250102さて、片瀬白田駅に向かいます。
結構頻繁に伊豆急が通りますが、特急が多く、
通過列車の方が多いようです。

各駅停車がゆっくりホームに入ってきました。
P29071250094
この片瀬白田駅と隣の稲取駅の間は、伊豆急が唯一海岸線を走る区間です。
意外かもしれませんが、伊豆急は山の中や高台を走ることが多く、海岸を走るのはこの区間だけです。
絶景路線ですよ。

P29071250082ぼんやりホームを眺めていると、
ふと気づきます。

ある映像を思い出しませんか?

女の子がクルクル前宙返りを繰り返している映像です。

そう、サントリー燃焼系のテレビコマーシャルはここで撮影されたのです。

Photo「燃焼系、燃焼系、こんな運動しなくても」という歌に合わせて。

東京近郊の駅を思い起こして下さい。

海しか見えないホームって、殆どありませんよ。
私が思い起こせるのは、JR国府津駅の一瞬、伊豆大川駅は大島が見えるけど海はちょっと遠いなあ、まさか海芝浦駅というわけにはいかないでしょうねえ・・・・
P27911010226P28391010973

P27621010458良くぞ探し出しましたね、このホーム。
撮影プロダクションの方々の執念の賜物です。
偉い!

cf.写真左上→国府津駅、右上→伊豆大川駅
  左下→海芝浦駅

正月の国府津歩き
伊豆熱川~北川~大川、3川歩き
海芝浦駅、ホームのすぐ横は海。そしてタンカー
P29071250176P29071250177

P29071250179P29071250062

P29071250237さて、そろそろチェックイン時間。
宿に入りましょう。
文字通り松林の隣です。
大きくないけど、隅々まできれいにされており、細心の注意が払われているのが分かります。

部屋は角部屋。
二つの方向に海が見えます。
松林と相模湾、もう一つは、稲取駅に向かう電車が海岸線を沿って走る海岸。
素敵な眺めです。
庭もきれい。
周りは観光地ではないため、静かで落ち着いたたたずまいです。


P29071250190P29071250234_2
早速温泉に入りましょう。

ここで一つ、この宿の気配りが。
お風呂用の手提げバックです。
気が利いてますよね。
妻は、私が脱いだパンツを手で持って歩くのを嫌がっていたため
大変褒めていました。

P29071250189高い天井とヒノキ風呂。

露天風呂も広くはありませんが、落ち着いた雰囲気。

誰もいませんン。
早く着いたかいがあったというものです。

P29071250042さて、「いい湯だな」と言って、
このままくつろぐ訳には行きません。
まだ散策しなければならないのです。
隣の熱川まで海岸の遊歩道を歩きます。

湯ざめしないように、しっかり着込んでいざ出発。
運動不足気味の妻も同行。

P29071250169松林の海岸を進むと、江戸時代からのもう一本の松。
立派に海に突き出ています。

かなり年老いているため、
時々栄養を注射しないといけないようですよ。
松も長生きすると大変ですねえ。

松林が切れると、ひたすら海岸沿いを歩きます。
海面が本当に眩しい。
よっぽどサングラスをかけたいくらいの眩しさ。
日焼けしちゃうかも。

P29071250155P29071250157

P29071250162所々旅館や温泉ホテルを山側に見ながら、突き進みます。
隣町を海側の道が通じている場所も意外と少ないのですよ。
片瀬白田~稲取も、熱川~北側も、途中がけ崩れなので、海側は通行出来ません。
貴重な海岸散策路です。

P29071250192P29071250198

P29071250194もっと長く歩いていたいな、と思っていたのですが、
20分程で熱川の温泉街に着いてしまいました。
確か3年前の同じ時期に粋光という高台のホテルに泊まりました。
ここは片瀬白田と違ってまさにニッポンの温泉街です。
至る所からモウモウと湯けむりた立ち上ります。

ちょっと一休みして、また同じ道を帰ろうとも思ってのですが、
根性がなくなったので電車で帰ります。
トンネルを抜けると、すぐに片瀬白田駅です。

P29071250221さあ、もう一回風呂に入って、
待ちに待った夕食。
舟盛りも凄いけど、
極めつけは金目の煮つけ。
金目鯛の最大の本場、
稲取の金目鯛です。

P29071250227今まで見たこともないような大きくて丸丸太った金目鯛です。
それが二匹。
写真では、その大きさを分かっていただけなくて残念です。

そして味も、甘すぎることもなく、最高!
義母は「これで思い残すことがなくなった」と言っていました。
私もこれ以上の金目煮付けは一生無理かも、
と本気で思いました。
お奨めです。

P29071250133こんな春の伊豆を満喫して良いのでしょうか。
ごめんなさいね、吹雪と格闘している北国の皆さん。
ちなみに私は北国 札幌市出身ですが、
雪祭りと同じ時期だということがどうしても信じられません。

やっぱり伊豆は最高です。

湯煙立ち上る熱川温泉、温泉ホテル粋光 絶景オーシャンビュー
虹の稲取、長女合格旅行
赤沢日帰り温泉~大室山歩き
富戸~城ヶ崎海岸~伊豆高原歩き

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太陽が一杯の宇佐美海岸、シーベアー アネックス~モビリティーパーク、トレーラー二台


高台の個室ベランダから広がる夏の海、建物の周りはぐるっと高い木々とセミのの声、
対岸の景色はどこか見慣れた感じのする建物と海岸・・・・
そう、ここは伊東市の宇佐美。
P28821080724


P28821080638今年の夏旅行は、いつも通り道の宇佐美。

たまには通り道でなく、
目的地に、と選びました。

国道とはかなり離れた山の中腹のペンション、
シーベア アネックス
(SEABEAR ANNEX)。


P28821080726海岸から相当きつい勾配を上がった所にあるオレンジ色の南国風の建物。
どの部屋からも宇佐美湾から伊東の街、大室山等が見渡せます。

どっと汗が出る夏の海岸から一歩部屋に入ると、クーラーの効いた快適な部屋。
高級リゾートホテルではありませんが、
十分リゾート気分を堪能出来ます。

しばしベッドで快眠。
夏の疲れが消えて行きます。

さて、今回の旅行、
前日はもう一つの楽しみから始まります。

娘二人と、新登場の長女の婚約者との、
キャンピング・トレーラー生活。
このブログでも何度も紹介しているモビリティーパークのトレーラーハウス。

昨日、午後早く妻と二人でモビリティーパークに着き、一通りのセッティングをした後は、夕食の準備をする妻を残し、宇佐美駅に到着予定の長女&婚約者と次女の三人を車で迎えに行きます。

P28821080522P28821080519
三人を待つ間、駅前をブラリ。
おっと民家の間に何やら温泉。
自噴温泉 宇佐美ヘルスセンター!
源泉かけ流しのようですよ。見た目は普通の銭湯。
というより普通の民家のよう。
地元の人以外絶対分からないでしょう。
入ってみたい気もしますが、すぐ三人が到着するので駅に戻ります。

P28821080527間もなく伊豆急の電車が到着し、三人がやってきました。
三人?!

そうです、
長女が婚約者とカップルで、というのが大きな変化。

今までにないワクワク感。

P28821080528「絶対スピード出さないで。事故起こしたら離婚」
と妻に強く言い含められているので、ついついアクセルを踏みたくなる気を抑え安全運転。
というのは、この宇佐美から亀石インターまでの登り道って、追い越し車線もあり、スポーツドライブには最適の道。
BMWの3リッター直列6気筒DOHCエンジンの本領発揮の場面ですが、自制心を効かせます。
(翌日彼等を送った帰りの一人ドライブは自制心を解放しましたが)

P28821080588P28821080590

P28821080516「おーっ!!映画に出てくるアメリカの世界みたい」という婚約者の歓声と共に、無事モビリティーパークに到着。
今までのは当然一つのトレーラーでしたが、長女達と一緒という訳にはいかないので、
奮発して2台借りました。
なかなか壮観。

さて、夕食の準備も出来ているみたいなので、
早速バーベキュー用の炭をおこします。

P28821080530P28821080546

P28821080551ランタンも点火し、
初めての5人でのバーベキューパーティー開始。
ビールで乾杯の後は、
チキン手羽に始まり、豚、
そして牛肉と喜びは続きます。
途中から赤ワインとクレソンが加わり、
肉宴は最高潮に。

P28821080552P28821080565

P28821080573P28821080577


P28821080578P28821080566
ランタンに照らされながらのバーベキューパーティー、
これだけは人生死ぬまでやっても飽きないでしょう。

P28821080583P28821080595

P28821080598クーラーの効いたトレーラー内での快眠の後は、隣のトレーラーで寝ていた長女の「おはよう」の声で目を覚ましました。私はその後もしばらくまどろんでいましたが、妻は早速朝食の準備開始。

まだ太陽が厳しい暑さで攻撃してくる前のすがすがしい夏の朝での朝食。
これもまた楽し。

新緑のモビリティーパーク、妻と二人
夏のモビリティーパーク、家族4人でトレーラー
夏のモビリティーパーク、何度来ても飽きない。

翌朝、長女と婚約者を宇佐見駅まで送り、そのままモビリティーパークに戻り、管理棟でコーヒーを一杯飲んで、再び宇佐美へ。
今回6回目となる亀石~宇佐美の道路を安全運転ドライブ。

P28821080601P28821080603
今度は次女を伊東駅まで見送り。
一人伊東駅の椅子で電車を待つ次女がちょっと不憫。

踊り子号よ、無事次女を送り届けて下さい。

P28821080634再び夫婦二人になりました。
シーベアーアネックスにチェックインしましょう。
伊東から宇佐美に向かう道から、対岸の中腹に見えるオレンジ色の建物は結構目立ちます。
最初の写真に写っていたサンハトヤを越え、宇佐見駅海水浴場・駅前通りを越え、国道からはずれ宇佐見港方向に入ります。

P28821080640元都会の遊び人風のオーナーの出迎えの後、部屋に。

このオーナー、55歳とのことですが、35年前に東京からこの地に移り住んでペンションを始めたとのだそうです。
シーベアーはもう一つありますが、
そちらの従業員同士が結婚したので、そちらを譲り、この別館を建てた、とのこと。

一休みしたら、散策に出かけましょう。

P28821080642P28821080646
坂を下ると、そこは夏夏夏・・・
夏の花が夏の海と響きあいます。

P28821080631P28821080664
レストランも花と響きあいます。
まるで南国気分。

P28821080658そして、ダイビングする人。
宇佐見ダイビングセンター。
バリ レストラン SAYANGの
一階。

道具が一杯。
皆で今日の計画と成果を話し合っています。
充実した笑顔。

P28821080666ダイビングマップもありますよ。
良く見ると
「ネコザメ、ここのところよくいます、2、3匹」
ですって。

恐怖や警告の意味合いを感じません。
むしろ出会いを楽しんいるような書き方。

P28821080623


P28821080613P28821080622

P28821080617そして、その向こうは海水浴する人人人・・・・
最後に家族で海水浴したのはいつでしょう?
もう何年もしてません。
寂しい。
7月の海開きの時から、9月中旬の市営プール閉鎖まで、毎週のようにしていたのですが。
若かったですね。

P28821080679P28821080676
海水浴は出来ませんが、海水浸かりは出来ます。
熱い体にとって、結構気持ち良い。
いつまでも浸かっていたい気分。

ですが、戻りましょう。

P28821080695そして早速、露天風呂。
それも貸切。

何年ぶりでしょうか、
妻と二人で入ります。

夏の疲れが徐々にほだされていきます。

P28821080709P28821080705
風呂の後は夕食。
働きづめだった妻にとっては、嬉しい据え膳上げ膳。

オーナー強くお奨めの地元ビールで乾杯。

それにしても、これって量有り過ぎ。
メニューの数も多いけど、一品一品の量があまりにたっぷり。
妻は、これは男料理ね、と言ってましたが、
本当に豪快なくらいたっぷり。

P28821080712刺身は勿論、焼き魚、煮魚から揚げ魚、
それに何とジンギスカン。

近くの漁港から直接仕入れているため新鮮さは文句なし。

ビールの後は地元の純米吟醸酒で更に美食三昧。

P28821080711金目鯛の釜めしと桜エビの釜めしでトドメ。

ギブアップ。
さすがに食べきれなかったので、おにぎりにして夜食にします。

いやー、本当に凄い凄い!
普通、ペンションの料理って、ホテルや旅館の料理と違って、そんなにリッチとは言えないことが多いのですが、ここは違います。新鮮で豊富で山盛り・・・・・十分過ぎる満足。

P28821080715ダイニングロビーにはバーやビリヤード台等、オーナーこだわりの品が至る所に。
うーん、こんなペンションがあったのですね。

さすが元東京の遊び人
(勝手に決めつけてますが)。

P28821080717ほろ酔い加減でベッドに横になると、伊東の夜景が。
花火の時は、日本橙の豪華客船飛鳥が停泊して、花火を楽しむようですよ。

知ってるようで知らなった
宇佐美の海。
真夏の夜の夢ですね。

⇒伊豆の海辺の温泉旅館歩き
伊豆のお気に入り露天風呂 堂ヶ島アクーユ三四郎
伊豆のお気に入り露天風呂 弓ヶ浜季一遊
伊豆のお気に入り露天風呂 戸田 御宿きむらやつまぶき亭
伊豆のお気に入り露天風呂熱川温泉、絶景相模湾 粋光
白が眩しい、下田プリンスホテル、温泉風呂から伊豆七島
伊豆のお気に入り露天風呂 エクシブ初島
伊豆のお気に入り露天風呂 宇久須ホテルニュー岡部
伊豆のお気に入り露天風呂 濤亭
伊豆のお気に入り露天風呂 赤沢日帰り温泉~ホテルアンビエントバリ島風温泉
伊豆のお気に入り露天風呂 初島アイランドリゾート海泉浴「島の湯」
伊豆のお気に入り露天風呂 かんぽの宿伊豆高原
沼津、千本松原海岸~我入道海岸歩き
須崎、お宿いそかぜ
石部温泉 大浜荘 小さくても暖かいおもてなし
三津 洋上ホテル 松濤館


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冬の伊豆網代~源泉の宿「松風苑」~女学生のお宿?網代観測所

2月は空青く、冷たく空気が澄んでいるのが良い。
こんな時は温泉旅館が最高です。
伊豆は網代、いつもは車で通り過ぎる地・・・・・・そこに
今回は泊まります。
P28531030754

2月上旬は妻と母の誕生日。二人の誕生祝も兼ねての一泊旅行。
P28531030751P28531030650

P28531030749宿となる松風苑は、海に面してる訳ではありませんが、遠くに相模湾は望めます。
左上が正面玄関からの眺め。
そして、何より、庭が広くきれい。
紅梅がもう咲いています。

さて、風呂に浸かる前に、
歩きましょう。
海までは長い下り坂。

P28531030670P28531030673
程なく中野海水浴場へ。
更に海沿いを歩き、熱海マリーナ、南熱海マリンホールへ。
その横のグルグル階段を登ると、展望台に出ますが、
展望台という割には、樹木が正面を蔽い茂り、展望出来ません。
諦めて再び坂を降りると、国道に。
あまり進んでませんね。

P28531030682P28531030720
P28531030721P28531030723
再び国道沿いに歩くと、網代温泉街に出、
次に網代の干物銀座?に出ます。
開いている店は、多くはありませんが、道沿いには、
これでもかこれでもか、と制作途中の干物が。

何の干物か良く分からないものもあります。
P28531030717P28531030716
これ何だか分かりますか?

P28531030775干物銀座裏には、
網代漁港と魚市場。
魚をたらふく食べているせいか、
丸々太った体格の良いかもめが
気持ち悪いほど一杯たむろ。
妻なんか、怖がっていました。
気のせいか、そこら中にあるかもめの糞も、立派で大きい。

P28531030713P28531030691


P28531030694そこから奥は、網代の漁村。
伊豆のどこにでもある
普通の漁村。

海と山との狭い場所に連なる家々。
道にはアロエの花。
今を生きる人の家とかつて生きた先祖の墓が体を寄せ合うように、一体となった集落。

P28531030698自分達の生活の糧であると同時に、
自分達の仲間を何人も呑み込んだ海への
感謝と恐怖と祈りが染みた
古びた鳥居と祠。

これぞ、ザ・伊豆の漁村。
どの漁村にも惹き付けられます。

P28531030705P28531030706
所々に「オヤ!」と思える建物が。
(道路に向かって左の建物)
登録有形文化財となっている家がありますが、何の解説もないので、何の家だったのか、分かりませんが、重厚感があります。

P28531030704また間瀬という老舗の風情をもったお菓子屋さんがあります。
何か聞いたことがありますね。
後で母から聞いたのですが、松風苑で別れた母は、たまたま近くに住んでいる友達に車で迎えに来てもらい、このお菓子屋の奥にある喫茶コーナーでお茶してたらしく、偶然歩いている私と妻を目撃したそうです。

P28531030728再び漁港を通り、
網代駅に向かいます。

温泉街らしいバーやスナック、ラーメン屋を通り過ぎると
程なく駅。

駅前には、宿の送迎バスや
タクシーが一杯。

P28531030732ここで、かれこれ既に2時間弱歩いた私達に
弱気の虫が疼きます。
今から、松風苑までの長い上り坂は辛いかな。

松風苑の送迎バスに
乗っちゃえ・・・

夫婦の根性のなさが
証明されました。
送迎バスの暖かい座席に座ったまま、松風苑に到着。

情けない最後ではありましたが、
ご褒美は温泉風呂。源泉の温泉です。

P28531030647P28531030646
宿の大きさの割には、決して広いとは言えない風呂ですが、
内風呂二つ、露天一つは充分楽しめます。

ただ今日は、会社関係の団体さんが2組ばかり来ているようで、
風呂の中であっちでもこっちでもおしゃべりの輪。
ちょっと騒々しい。

P28531030740風呂の後は、勿論夕食。
海の幸山の幸、魚に貝に肉、
と、大ご馳走。
私は勿論、ビールに
地元の日本酒。
熱海ビールなんてのも
飲みましたよ。
幸せですね。

P28531030743その日の深夜に再び風呂に入り、
アルコール酔いと温泉ののぼせに任せて部屋から撮ったのが、
この写真。
冷え冷えとした満月と、遠くに見える網代漁港の明かりが、
美しいのですが、
ブレていますね。
酔ってるので許して下さい。

P28531030746翌朝、同じ位置から撮ったのがこの写真。

2月の澄んだ空と海が
何ともすがすがしい。

朝食前に、一風呂。
夕方・深夜・早朝、と3度の風呂。
しかも、飲める温泉の湯も3度も飲み、
体中から健康が溢れ出る感じ。

二日目、チェックアウトした後、
どうしても昨日行けなかった所に向かいます。
街中から歩いても行けたのですが、急な上り坂を600メートルも歩かなければならないとあって、
根性なく断念した所。
網代観測所。
正確には、網代特別地域気象観測所宿舎1号と言います。

P28531030761今日は、車で向かいます。

天気予報を良く聞いていると、
伊豆とは網代の情報だということが分かります。
昔クルーザーの中で天気図を取っていた時も、確か網代の名前が出てきます。

そして、我が母にとっては、それ以上に大きな思い出の地。
女学生だった頃、知り合いに頼んで、
この観測所で友達と宿泊していたのです。
戦時中で、当時はホテルや旅館に旅する、なんて贅沢はとても出来なかったこともあり、
観測所を宿代わりにして、旅していたとのこと。

P28531030755P28531030759
P28531030756まさか、当時の建物が残っているはずもない、
と思っていたのですが、
何と、
そのままの形で
現存していたのです!

木造の建物はボロボロで、
庭には雑草がボウボウ。
幽霊屋敷のようですが、
まぎれもなく女学生の頃宿泊した建物だとのこと。

人は住んでいないようですが、気象観測は現役です。
大きな鉄塔と測量の機械が活躍しています。

P28531030762当時は、鉄道も海沿いの国道もありませんでしたから、
舟で先ほどの漁港のあたりに着き、この階段を登ってきたとのこと。
今は、80歳になり、僅かな階段の上り下りも億劫がる母が、
女学生だった頃、
この長い階段を走るように上って来ることを想像すると、
人の一生、女の一生の、長いようで短い豊かさと切なさを感じます。

P28531030768先ほど、車を駐車させてくれた教安寺に戻ると、
大きな鐘が漁港を見下ろすように
立てられています。

今でこそ、いろいろな音が街に漂っていますが、
昔は音と言えば、波風の音の他は、漁船の汽笛と人々の声しかなかったはずです。

人生の喜怒哀楽のその時その時に、
この鐘の音が響いていたのでしょうね。

伊豆の漁村歩き:西伊豆安良里、三島由紀夫歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆田子歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆雲見歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆土肥歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆戸田歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆堂ヶ島~浮島~田子歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆三津歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆石部~岩地歩き
伊豆の漁村歩き:西伊豆松崎歩き
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ザ・盛夏@西伊豆土肥~風呂の中までたたみ!たたみの宿湯の花亭

太陽が一杯、
そう、ここは盛夏の西伊豆。
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P28431020724夏は暑いに決まってますが、今年もやっぱり暑い。

津波や放射能で海水浴客大幅減、なんて言ってますが、
土肥海水浴場は夏の海水浴場そのもの。

娘二人も年を忘れて大はしゃぎ。

(土肥海水浴場と大瀬崎海水浴場が暑さのせいで、
ごちゃごちゃに)

今年の夏旅行は、珍しく4人揃って、しかも義母も一緒の
2泊3日の4人旅行。

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P28431020505初日は恒例のモビリティーパークのトレーラーホーム。
しかも恒例のA1(K)番の池に突き出したトレーラー。
さすがにテントを張る元気がなくなった我が家ですが、
ここだけは来ますね。

そして、これまた恒例の初日バーベキュー。
鶏肉も豚肉も牛肉も、これでもかこれでもか、と食べまくり。

P28431020523長女が小学校入学と同時に始まった我が家のキャンプ狂い。

最初のキャンプ場が
モビリティーパーク、
そしておそらく最後のキャンプ場も
モビリティーパーク。
思い出は尽きません。

新緑のモビリティーパーク、妻と二人
夏のモビリティーパーク、家族4人でトレーラー

P28431020591二日目が西伊豆の土肥。
真夏のキャンプは宇久須キャンプ場、とこれまた我が家の家訓のように定番化してましたが、
3泊位してると、どこかで土肥の花火の日に巡り合います。
宇久須から車で15分程度ですが、毎回花火を見に来たものです。

宿泊は、たたみの宿湯の花亭。

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入ってびっくり!ロビー入り口で靴を脱ぐと早速たたみ、
そして廊下も、
更にはエレベーターの中もたたみ!
たたみ以外のモノの上を歩くことはないのです。

P28431020567風呂に入って更にびっくり。
風呂の中もたたみ・・・・濡れた体でたたみの上を歩きます。
とどめは、露天風呂。
何と、露天風呂の風呂の中の床までたたみなのです!!
写真からは良く分からないかもしれませんが、まぎれもなくお湯の底はたたみ。

これが何とも心地良い。
長女も、たたみの感触が何ともくつろぎ、
今までで一番の風呂だった、
と言ってました。

P28431020631部屋に入って、もう一つびっくり。
何と部屋の中に風呂があります!

風呂付の部屋
=訳ありの不倫カップル用、
と決め付けていましたが、
家族の部屋としても悪くありません。

一休みして、早速散歩したのが、
冒頭の写真数枚。
暑すぎて、脳味噌が溶け、前後目茶目茶。
最後に立ち寄った大瀬崎海水浴場の写真まで混じっています。

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P28431020583宿に戻って6階の部屋から土肥を海を一望します。

若干少なめの海水用客。
でも、皆はじけたように水しぶきを上げて遊んでいます。

私も泳ぎたい、でも、今年は全く肌を露出してないから、
こんな日に泳いだら、日焼け止めをしてても、ひどい日焼けになり、
体がヒリヒリしそう・・・・

ふと前方下の海面を見ると、何やら見たことある水着、
というか薄手の上着。
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よーく見ると、こちらに向かって手を振っています?
誰かと思えば、我が娘。
(さすがに10倍ズーム、6階からこんなにはっきり写ります)

P28431020572家族誰も根性がなくて付き合ってもらえなかった長女が、
一人果敢に海水浴。
私も年です。以前なら、娘以上にはしゃいで、海に飛び込んでいったものですが・・・・・情けない。
せめて、溺れてないか、ウォッチしてあげましょう。
元気な長女。
次女はずーっと寝こけていますが。

風呂に入りましょう。たたみを踏みながら。
P28431020562さすがにお父さんも子供たちも海水浴をしているのか、
誰もいません。
最後まで独占。

それにしても、7階にある風呂は、まさに「土肥海水浴場は俺のものだ」と言いたくなるような眺め。
最高です。

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余談ですが、かつてこの土肥には、私達のような観光客とは別の人が温泉風呂を楽しんでいました。
こんな素敵な眺めじゃないですよ。
暗い土の中です。

P28431020663土肥金山の坑内に湧き出ていた風呂です。
一仕事終わった男女が暗い坑内で束の間の入浴を楽しんだそうです。
屋外風呂ですが、露天とはいかず、坑内風呂と呼んだそうです。

土肥金山の坑内(勿論観光のために造られた坑道)は、
なかなか面白いですよ。
坑内に入ると、外の暑さが嘘のように肌寒い。
多くの命を犠牲にして、金を掘っていた男女がいたのですよね、
この土肥には。

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もう一つの風呂。
海辺の銭湯。
屋形温泉共同風呂。

懐かしい。

かつて、宇久須キャンプ場から、土肥に花火を見にきた時、
花火までの待ち時間、ベトベトした体を清めるため、この銭湯で一時を過ごしました。
もの凄く熱いお湯だった記憶があります。

確か古い銭湯なので、ひょっとしたら金山の鉱夫達やその妻達も入っていたのかも。

P28431020612さあ、夕食。

予想通りの海の幸てんこもり。
私の好きなヒラメの刺身も一杯。

この後更に
金目鯛の煮付けも登場して、
極楽極楽。

冷たいビールで乾杯。

P28431020638翌朝、
朝食前に、一人部屋風呂で。

今日もまた暑い暑い一日が始まりそう。

ニッポンの夏は
まだまだ続きますね。
熱中症に気をつけましょう。


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創業者と職人の美への執念の結晶、伊豆湯ヶ島温泉、落合楼村上、及び栄枯盛衰の跡

100年以上昔、中伊豆で金鉱が発見され、そこで金山事業を始めた足立三敏氏という人が、事業関係者をもてなすために旅館を建てました。
彼は、おそらく事業者ではありましたが、美に対する理解と愛情が深かったのでしょう、職人達にお金のいとめをつけずに、考えられうる最高の作品を造らせました。

P28391020175現在では、どんなにお金を積んでも復元出来ない職人芸の結晶が旅館の至る所にあります。
宿泊者が泊まる部屋(僅か17部屋)自体を含め、
7つの文化財が宿の中にさりげなく、本当に実にさりげなく存在しています。

場所は、天城山中に源を発する本谷川と猫越川が合流し、修善寺~沼津と流れる狩野川のスタート地点となる場所です。二つの川が落ち合う場所にあるため、落合楼と名づけられました。(注)
P28391020181以後、川端康成・ 島崎藤村・与謝野晶子・山岡鉄舟等、数々の文豪達に愛され、また観月あづさ主演のドラマ「私を旅館に連れてって」のロケ地にもなりました。
途中、老舗旅館ではありがちなことですが、経営が行き詰まり、閉館されそうになりました。
それを現オーナー村上氏が買い取り、2ヶ月間休館しリニューアルし、平成14年再出発しました。
それが、現在の落合楼村上です。

P28391020074本日はここに泊まります。

長女は帰宅し、
妻と義母と3人で。

宿に着くと、奥のラウンジに案内されます。
そこでまずもてなしのコーヒー。

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ラウンジからは、かつてオーナーが自宅としていた向かいの建物や、すぐ目の前の吊り橋が見えます。

そして年はいってるけど色気のある仲居さんに案内されて部屋に。
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P28391020064とても広い。

それに板のベランダの目の前が、宿の名前ともなっている二つの川がまさに落ち合う場所。
狩野川の始まる場所です。

我々の泊まる部屋の中に、こんな所もあるのですよ。
ロビーじゃありませんよ、我々の部屋の中にですよ!
粋ですねえ。

P28391020072それに妻が感嘆して言わく。
「老舗旅館って、部屋の隅やカーテン、それに細かい所が汚れていたり、埃をかぶっているのが普通なのに、ここはどんな細かい所も埃一つなく、手入れが隅々まで行き届いている!!」
「仲居さんや下男の態度も徹底したホスピタリティー。老舗旅館に時々あるつっけんどんな態度は微塵もない。きっと現オーナーの良い旅館として蘇らせたい、という情熱が染み渡っているのね」

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旅館の中を歩くと、ため息が出る程の趣き。
翌朝、村上オーナー自身が自分で宿泊客を館内説明して廻るのですが、一つの場所や細工を語るだけで、数分では語り切れない程奥深いものばかり。私にはとても表現出来ません。

P28391020179その中の一つ、鉄の瓦の話。
確かに他とは違う鉄の瓦。
(左写真の赤い瓦)

太平洋戦争時、軍部から
「この鉄の瓦を軍需産業のために、提供せよ」
との命令があったそうですが、
当時のオーナーが、
「それ以上の財を提供するから、それだけは勘弁を」と言って、何とか瓦を剥がされるのを免れたそうです。
当時のオーナーは、ここから伊東まで他人の土地を通らずに行けた、というくらいなので、相当の財を提供したのでしょう。

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一休みしたらちょっと散歩。
湯道と呼ばれる遊歩道を歩きます。

新緑と渓流、
心も体も清められます。

P28391020036湯道の途中で、
見覚えのある建物が。
そう、
かつて泊まったことのある
千勝閣。
でも何かちょっと変。
人の気配がしません。

近くの店のおばちゃんに聞くと、
何年か前に閉館したのだそうな。

P28391020106落合楼もそうですが、旅館業は
昨今、事業存続が楽でなく、油断すると閉館の危機が常に伴うもの。

そんな困難の中、若女将が子供を連れて、離婚して出て行った後、
女将も病に倒れ亡くなったとのこと。

それで、旅館を続けられなくなり閉館に至ったそうな。

P28391020098落合楼と違い、こちらは買い手が見つからず、未だに閉館のまま。
復活するのでしょうか?

対岸の旅館も閉館している模様。
10数年前に来た時は、
どこも盛況だったのに・・・・

旅館だけでなく、もう一つの栄枯盛衰を見に行きましょう。
落合楼の出発点となった金山。
さすがに歩いては無理なので、車で行きます。
車で川を上流まで上り10分くらいの所。

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P28391020191金山事業は、オーナーが別会社に売り、現在は中外鉱業株式会社となっています。
金の採掘自体は、採算に合わないようなので、金の加工業のようなことをやっているようです。

かつては多くの男達が働いていたのでしょう。
そして、男達がいるところ、必ず女達もいたはずですから、
生身の人間の生気と熱気でムンムンしていたのでしょう。

つわもの達の夢の跡ですね。
廃鉱跡地というのは、どこも哀愁が漂っています。

宿に戻って、早速風呂。
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P28391020079男性用(翌朝は女性用と入れ替わり)には、所謂内湯というものがありません。
客は暗い洞窟の中で体を洗います。
不思議な感覚。

そして、その奥には湯が小さな滝のように吹き出ています。
洞窟の中で湯に浸かった後は、湯に入ったまま隣の露天風呂に。

すぐ横の渓流のせせらぎと新緑を浴びながら、心行くまで入浴。
極楽極楽。

P28391020120_2更にもう一つ。
宿泊客は貸切家族露天風呂を使えます。

中庭を横切り、
離れにひっそりとあります。
中に入ると、家族風呂とは思えないほど、とても広い。

それもそのはず、
この風呂は、かつては貸切風呂ではなく、女性用の普通の露天風呂だったそう。

P28391020112落合楼は、村上氏が買い取るまで、対岸の落合楼(現在の眠雲閣落合)と一緒の宿でした。
落合楼の客は、現在の門ではなく、県道に面した眠雲閣落合から入りました。
(現在の落合楼村上の門は、
開かずの門)
そして、対岸の建物の方に宿泊した客は、川に架かった廊下(左写真)を通って、こちらの建物に移動してきました。

かつて千勝閣に宿泊した私達は、この川に架かる廊下を見て、今度は是非こちらの旅館に来たいなあ、と思っていました。
実際、今回も私はそれを期待し落合楼を選びました。
P28391020116残念ながら、現オーナー村上氏は、川のこちら側の建物だけを買い取ったので(まあ当然でしょう)、廊下は残っていますが、廊下はあちらの眠雲閣落合の所有。
落合楼村上に宿泊した客は、廊下に行くことが出来ません。
壁で塞がれています。
(上写真奥の壁)

もっとも、繋がっていたら、あちら側の客が大挙して押し寄せ、
こちらの落ち着いた雰囲気はかなり損なわれていたでしょう。
そして、この貸切露天風呂はなく、あちら側の女性客でごった返していたでしょう。
それを思うと、廊下は諦めて、妻と二人でこの貸切風呂を満喫した方が良いのかもしれません。

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P28391020142風呂の後は夕食。
今まで使ったことのない厚い座布団に座っての部屋食。

昨日のつるや吉祥亭と同じく、
会席料理。
こちらも工夫に満ちたメニュー。

それに一つ一つが美味い。
妻も義母も、今までの一番美味しいのでは、というほど。
本当に何から何まで行き届いているのですね。

P28391020141ビールの後は勿論私は冷酒。

純米吟醸の瓢箪の形をした八海山の瓶は、
「ラベルを剥がすと一輪挿しの花瓶として使えますよ、
是非お持ち帰り下さい」、との仲居さんの言。

勿論、そうさせていただきます。

P28391020150夜のベランダ。
何をしてると思いますか?

実は足湯をしているのです。
各部屋には全て足湯があり、宿泊客は誰にも気兼ねせず心行くまで足湯と目の前のせせらぎを楽しむことが出来ます。

素晴らしい素晴らしい一日でした。
あまり良くなかった妻の老舗旅館のイメージが変わってしまったほど。
義母も妻も、秋の紅葉の季節にまた来たいと言っています。

P28391020186お別れの時、宿を案内してくれた現オーナー村上氏自身と、
これまた文化財の玄関前で撮影。
腰が低く、丁重、それでいて品と知性を感じさせる村上氏、
妻は大変気に入ったようですが、
是非中興の祖になって下さいね。


(注)明治7年創業時は「眠雲楼」という名前だったが、ここを定宿としていた山岡鉄舟が二本の川が落ち合う様を見て「落合楼」と改名を提案、明治14年改名。

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