哀しい閉鎖やぐら沢キャンプ場~いつも混雑道志の湯


秋風が吹くと山里が懐かしくなります。行きましょう、道志。
かつて山ほどオートキャンプをやった神奈川キャンプ銀座エリア。

P28081030814秋晴れの山々は本当に
心を和ませてくれます。

鼻歌が出そうなハイキング。

コスモスが風に揺れて
キラキラ輝いています。
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爽快な気分に浸っていると、突然すぐ横で
「トン」という何かが落ちた音。

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P28081030786何と栗!

地面を見ると栗栗栗・・・・
これは私たちに食べて欲しいという栗の意思に違いありません。

妻と早速、足で実を取り出し栗拾い。子供の頃やりましたっけ。

それにしても、栗拾いの最中にも、あっちでトン、こっちでトン・・・・
しかしこれが頭の上に落ちてきたらマジで痛いですよ。

さて、栗拾いもそこそこに切り上げて坂道を登りましょう。
明るい山里風景から、ひんやりした杉林に。
やぐら沢キャンプ場はもう近いはず。

P28081030808と、目の前に飛び込んできたのは、立ち入り禁止の札。
えっ?どういうこと?

ふと横の見覚えのある小屋を見ると、こんな札が!
「オーナーが病気療養の為、しばらくの間キャンプ場は閉鎖」
後で宿のおかみさんに聞いたのですが、
オーナー、病気は治ることなく亡くなったとのこと。
ということは当分閉鎖ではなく、永久に閉鎖ということ。

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我が家がオートキャンプに狂っていた時代、何度か来たお気に入りのキャンプ場の一つが
このやぐら沢キャンプ場。
山の中で渓流の音としぶきを体で感じながら、当時としては最も雰囲気ある二つの露天風呂・・・・

特に秋の紅葉シーズンは他では味わえない山と渓流との一体感に満ちていました。

P28081030799家族の仕合せな思い出が詰まったキャンプ場です。

かつて子供達がはしゃぎまわっていた小さな広場は
今は雑草しか見えず、
かつてお母さん達がおしゃべりしながら野菜を洗ったりお米を研いでいた水洗い場は、既に朽ちかけて自然に還ろうとしています。

思い出の場所が消えていくというのは何とも寂しいものですね。

左側が過去の姿、右側が現在の姿です。
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全部同じ場所です。渓流横のやや小高いサイト。
私達のお気に入りのサイトでした。

そういえば丹沢の寄みんなの森も閉鎖になったんですよね。
あのオートキャンプ全盛時代は一体どこに行ったのでしょう?
☆私のキャンプ回想:モビリティーパーク
☆真夏の定番 宇久須キャンプ場
☆私のキャンプ回想:バウワーハウス

さて、気を取り直して再び歩きましょう。道志街道に戻って、
そこから今度は道志川の反対側の山を上りましょう。
道志の湯方面です。ついでに道志の湯に入ってしまいましょう。

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途中、金色に輝く稲の穂が眩しい。
今年は豊作ですか?夏の日照時間が異様に少なかったから
そんなことはないかな?

それにしても、稲とコスモスと、そしてもう一つ一面に咲き誇るのが
彼岸花。
名前のとおり人の死が連想される決してお目出度い花ではありませんが、真っ赤でない朱色が日本の秋の色を強く目に焼き付けます。

P28081030833更に上って行くと、
出ました、道志の湯。
津久井のこのま沢キャンプ場から最も山中湖よりの山伏キャンプ場まで、道志街道沿いのキャンプ場に泊まった時、ほぼ必ず夕食前に汗を流したのが、この道志の湯。今はどうか分かりませんが、当時はキャンプ場に風呂が付いているのはやぐら沢キャンプ場くらいで、他はせいぜいシャワー。
だから風呂好きな我が家は夕食前に車でわざわざこの道志の湯まで来たのでした。
かなり後になって、きれいな紅椿の湯というスーパー銭湯が出来て、そちらに行くようになるまでは、
道志の湯こそが定番温泉風呂でした。

P28081030835一度改装したきれいに、また少し広くなりましたが、
いつ来てもイモ洗い。
本日も例によって
大混雑のようです。

実際、体を洗うまで10分も待つは、足を伸ばして風呂に浸かれないわ、着替えも手を伸ばすと他人にぶつかるわで、
大混雑。
癒されるどころかストレスすら溜まる状態。
でも、これこそがこの銭湯の宿命と悟り、
諦めと共に受け入れなければなりません。

何度来ても、道志の湯は道志の湯。
これもまた山の中の風呂の楽しみ。

道志村役場横 料理自慢民宿 大家 紅葉歩き

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紅葉の道志川、渓谷歩き~料理自慢民宿大屋


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P28871090849人はなぜ秋も深まり、
一年が終わりかけようとする時、
紅葉を見に行きたいと思うのでしょう?

日に日に寒くなって行く中、
赤と黄色の温かい色に身を委ねてみたい、
と思うからでしょうか?
また一年が終わり、
人生の終盤に一歩近づいていく自身を、
散っていく枯葉に重ねあわせて
感慨に耽りたくなるからでしょうか?

P28871090735突然紅葉を見に行きたくなり、一人旅に出ました。
同じ県内ですが、丹沢の山々の反対側で、行くのは結構大変な道志。
子供達が小さかった時、毎年道志街道沿いのどこかのキャンプ場に行っていました。
家族にとっては思い出の場所です。

まだかな、とちょっと不安でしたが、そんなことはありませんでした。
紅葉真っ盛りです!
道中思わず見とれます。

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P28871090743そして、宿泊地である道志村村役場の3軒隣の民宿大屋の駐車場に車を停め、散策開始。
道志街道である国道413号線とやや並行して道志川沿いに細い道が続きます。

これでもかこれでもか、と紅葉に囲まれた渓流の景色が楽しめます。
気温は低めですが、気持ちは温まります。

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P28871090748ほどなく道志の湯に向かう道に出ます。

道志の湯も、キャンプの時良く来ましたので、見慣れた景色。
きっといつものように大混雑してるのでしょう。

パス。

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P28871090864国道に出ると、そこは前回来た日野出屋旅館の場所。
日野出屋、やぐら沢キャンプ場歩き

引き返します。

そして、今度は道志小学校、道志水源の森方面に向かって歩きます。

橋から見た景色がまた素晴らしい。

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P28871090832蕎麦屋ののぼりが気になり、つられるように入ってしまいました。
「名水九割蕎麦」
と書いてあります。

中は観光展示館の趣。お腹が空いてたのでもりそばと山菜そばを注文。
美味しかったですよ。

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それからちょっと足を延ばして(車で)久保のつり橋に。
ここからの眺めも最高!
赤と黄の葉と冷たい青緑の渓流のコントラストに引き込まれます。

P28871090789渓流をじーっと見ていると、
風がそよく度に、
落ち葉がハラハラと宙を舞い、
水面に落ちていきます。
しばらく浮かんでいますが
程なく流され消えます。

枯葉はフランス語では死んだ葉(feuilles mortes)という意味。

P28871090810春に芽が出て成長し、
夏にセミの鳴き声と共に元気に生い茂り、
秋の台風にも負けずに生き残り、
でも秋の終わりと共に、一枚の例外もなく力尽き死にます。
力尽きる時、最後の輝きを解き放ちます。
それが紅葉。

愛でてあげなければ可愛そうですよ。

P28871090776思えば短い一生です。
渓流という時の流れに
その死は投じられ、
忘却の彼方に流されます。
人間の一生はこれよりはずーっと長いのですが、
本当はあまり変わらないのかもしれません。
この間就職し、この間結婚し、この間まで子供達とファミリーキャンプに興じていたのに・・・・
本当にあっという間に多くの月日が過ぎ去って行きました。
この調子だと、死ぬまでもあっという間かもしれません。
切ないですね。でもこれで良いのです。

P28871090914瞑想の散策はお終い。
今の人生を楽しみましょう。
散策の後は勿論風呂。
民宿大屋の豪気な岩風呂で、身も心も癒されます。

そして、夕食。

P28871090919一泊二食付で7000円なので、殆ど期待していませんでしたが、
どうしてどうして、
かなり豪勢な食事。
鮎も肉鍋も十分満足出来ます。
一人宴会を楽しみましょう。
アサヒスーパードライファンの私ですが、こういう時はキリンラガービールが良いな、
と思っていたら、本当にキリンラガービール、それも大瓶。

短い人生、生きている間は一杯楽しまなければ。
見事な紅葉とこれからの人生を祝して乾杯!

道志奥相模湖 厳選かけ流し いやしの湯歩き
道志 道の駅 花も森オートキャンピア歩き

追記)
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P28871090937民宿大屋はなかなか良心的な宿でした。
名前の通り、かつてこの界隈の6つの大地主のうちの一つだったようです。
40年近く前に民宿を初めて、今に至っているとのこと。
領収書に料理自慢の印がしてあるように、料理は充実しています。
良心的な経営のおかげか、泊まった日もお客が一杯。
食堂もほぼ満席でした。

P28871090940私達が食べ終わった後、夫婦二人でこたつで簡素の食事をしていたのが微笑ましかったですね。
翌朝、奥さんが窓を開けて「ありがとう」と言ってくれました。(左写真)
何とも気持ちの良い民宿です。

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妻に置いてかれて娘とスーパー銭湯で宿泊、抜ける青空の渋沢丘陵・秦野散策~はだの湯河原温泉万葉の湯

毎年恒例の2月旅行は、妻が近所の奥様方と東北被災地に出向くので中止。いじけて一人企画したのがスーパー銭湯での宿泊。
一度やってみたかったのです。
でも意外と少ない。神奈川では万葉の湯くらいしかありません。
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P28711060779ということで秦野の万葉の湯に決めました。
すると父親を不憫に思ったのか、娘達二人も同行してくれることに。
ありがたいことです。
暇だっただけかもしれませんが。

しかしただ温泉に入ってご馳走、というのは許されません。
その前に厳しいハイキングをしなければならないのです。

P28711060783スタートは小田急渋沢駅。
住宅街を淡々と歩きます。
幸い雲一つない良い天気。

実はただ歩いているのではありません。
長女が、この先に評判の蕎麦屋があるとの情報を食べログで得たのです。
行くしかないでしょう。

P28711060788秦野曲松郵便局、渋沢小学校入口を越え、室川を渡る手前を左折し、喜叟寺を右手に室川をちょっと歩いた所に
目的地はありました。
「手作りそば くりはら」
民家を改造して建てた蕎麦屋らしく、うっかりすると見過ごしてしまいます。

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P28711060790ところが外見の地味さとは打って変わって中は雰囲気満点。
昭和どころか江戸時代?からやってるかも、
とも思わせる古風な作り。
それにここの主人、環境意識も社会意識も高いのでしょう、こんな表示も。
「そば屋にできる小さなこと・・・・お店の生ごみは焼却せずにすべて近くの畑の土に還元、
使用済にの天ぷら油はバイオ燃料に精製され代替ディーゼル燃料として再利用・・・・」
「知的障害の方たちのよる手作り陶器・・・」

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ユニークな土産もおいてあり、もはやただの蕎麦屋とは言えません。トイレの手拭きも一枚一枚違うデザイン。(右上写真)
そこら中にこだわりの一品が!

P28711060797ただ味にもこだわっているせいか、注文してから出てくるまでが異様に長い。
大分経ってから「今、蕎麦を挽いてます」とのこと。
そもそも混んでいて席に座れるまでに30分は待ったので、1時間近く待たされました。

しかしようやく出てきた蕎麦は、間違いなく上手い!
大の蕎麦好きの私も、さほど蕎麦好きでない娘達も一様に
「上手い!」

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しっかり蕎麦を堪能した後は、本格的ハイキング開始。
まずは渋沢中学校に向けて上り坂道を歩きます。
一番若い次女はとっとと先に行ってしましますが、一番年寄の私は既に息切れ。

「空よりひろい心の渋沢中」
という勇ましいバナーに元気づけられ、更に上ります。

P28711060817栃窪会館脇に出て、更に緩やかな上り坂を歩きます。
渋沢丘陵です。

畑の間をテクテクテクテク・・・

そしてトドメをさすように林の中の急な上り坂に突入。
「頑張るぞ」と号令を掛けている私が一番バテてます。

しかし苦労の甲斐あって、心も洗われる景色が広がります。

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丹沢の頂上付近は雪に覆われ、アルプスのよう??

でも、ここは神奈川、秦野。
眼下には小田急線が走っています。上りなので、新宿行でしょう。

プリプリのミカンが美味しそう。

P28711060823更に林の道を上ります。

次女が相変わらず無駄に走っています。

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P28711060831突然、右側が大きく開けます。
大人でもはしゃいで飛び回りたくなる広い原っぱ。

そしてその先には、何と海が!
相模湾、二宮付近でしょう。
丹沢の山と相模の海に挟まれ、まさに神奈川。
神奈川歩きの醍醐味満喫です。

しばし感慨に耽った後、前進開始。

むむむ・・・この臭いは何だ?
家畜の臭い。

P28711060839と思う間もなく、
牛舎が。

牛です。

近寄ると、
向こうも近付いてきました。
娘達、ちょっと怖そう。

残念ながら何も食べ物はありません。
すいません。では。

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P28711060844再び視界が大きく開けます。
180度の海と丘陵。
こちらは湘南海岸。

よーく目を凝らすと、遠くに江の島が見えます。
(←拡大してみると見えます)
丹沢からって、意外と江の島があちこちから見えるのですよ。
我が家のある方向も見えています。

P28711060854そして遂に中間の目的地、
震生湖に到着。
といっても何も見えません。
道から遥か下にあるんですよね。

また上ってくるの嫌だな、と私がためらってる間もなく、
娘達はとっとと湖に向かって下って行きます。
仕方ない、付き合うしかありません。

P28711060857ひっそり佇む小さな湖。
娘達は「池?」と言ってました。

関東大震災で地が裂け生まれた湖。犠牲者を飲み込んだ湖。
本当はちょっと悲しい湖なんですよね。

P28711060860再び丘陵の道を歩きます。
平坦な道。
もう大分歩いたような。

ふと横を見やると、梅の花が!
今年は寒いので遅いようですね。本日見たただ一つの梅でした。

P28711060868さて、ここからは
待ちに待った下り坂。
秦野市内の白笹稲荷神社に向かいます。

しかしここでちょっと予定変更。
長女がおしっこしたいと言い出したため(良くあること)、稲荷には向かわず、コンビニとかがありそうな街道沿いを歩くことに。

P28711060871なかなかありませんでしたが、
やっと見つけた業務スーパー。

天の助け!

おまけに、きれいなトイレがありました。

すっきりして足取り軽く再び散策開始。
この街道、桜並木なんですね、
あと2か月もしないで、満開のソメイヨシノの花道になるのでしょう。

P28711060875西大竹の交差点を左折すると、
後はゴールの万葉の湯。
小田急線の下をくぐり、水無川の橋を渡って、ようやく到着。
アップダウンもあり、かなりしっかりしたハイキングでした。
これだけ歩けば、ご褒美の温泉も心おきなく楽しめます。

P28711060878その前に宿泊のチェックイン。
4階から6階はホテルになっているのですね。
ファミリールームが一杯だったため、シングルルームを3部屋予約しました。

ところがちょっと問題。
私の部屋は問題なかったのですが、娘達の部屋からクレームが。
「部屋がオヤジ臭い」だと。
行ってみると、確かにオヤジ臭い。私が言うのも何ですが。
次女の部屋と交換しました。

P287110608796階からは、ちょうど弘法山が見えます。
日暮れで紅葉のように赤く染まっています。

さあ、いよいよ温泉。
19時に食事処で待ち合わせ。風呂自体はよくあるスーパー銭湯。
いつものように大半の時間を露店風呂で過ごします。
比較的開放感があり、暮れていく空をいつまでも眺めていることが出来ます。
丘陵ハイキングを最初から最後まで見守ってくれていた透明の青空に感謝感謝。

長女に言わせると「肌が凄くつるつるになった!」とのこと。

P28711060892そして、食事処。
スーパー銭湯で飲む
初めてのビール。
というのも、土日のハイキングの後は極力飲まないようにしてるのです。
医者からこれ以上の体重増加は何としても控えて下さい、と言われているので。

しかし今宵は浴びる程ビールを飲みたい気分。
そしてそれは叶えられました。

食事も悪くありませんよ。
特に娘達はブリのカルパッチョが大変美味しかったようです。

おそらく初めての妻抜き3人宴会でした。
悪くないですね。
今日はきっと良い夢が見られるのでしょう。

2871img01その後、深夜と早朝に、温泉入って極楽極楽。

←万葉の湯ホームページより

追記)長女は部屋のオヤジ臭さだけでなく、暖房があまり効かない部屋だったようです。
温泉に入ったにもかかわらず、夜寒くて眠れなかった、
と言ってました。
でも、深夜に一人露天風呂、特に寝湯でしっかりくつろげたので大満足とのこと。

秦野、弘法山~鶴巻温泉、桜歩き
秦野 金目川、東海大学駅歩き

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小鮎川~コスモスの飯山・飯山観音~湯花楽

うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川 ・・・・山は青きふるさと 水は清き ふるさと
秋の川歩きは、いつもこの歌を思い起こさせます。
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P28651050365秋晴れの今日、
厚木市林から小鮎川を上流にさかのぼり、飯山温泉・飯山観音まで歩きます。

大抵の場合、私は上流から下流に下るのが好きです。
成長を感じられるからでしょう。

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P28651050366でも今回は、観音様を目指して、山に向かいましょう。

気持ちの良い川歩き。

私だけじゃなく、近所の人やハイキングの人がすれ違います。
皆、気持ち良さそう。

P28651050350パパと3人の息子が川で遊んでいます。
釣竿や網を持っているので、魚を捕るのでしょう。
うまくいかないと、パパのこけんにかかわります。
帰宅した時のママの視線も冷たい。頑張るしかありませんね。

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P28651050359「ようこそいいやまの里へ」という看板も見えます。
東京工芸大学のキャンパスも見えます。
材木屋が見えます。
柿の木には柿の実がたわわになっています。
水田には緑の苗?
二期作ってこと?自信ありませんが。

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山が近づいてきた、少しずつ川幅が狭くなってきます。

唐突に川沿いの道が終わります。
山の中に入るか、橋を渡って車道を歩くしかありません。
山の中に入りましょう。

農家の家が続きます。
農家じゃなく、普通のサラリーマンの家かもしれませんが。

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P28651050389再び小鮎川と出合ったかと思うと、
何か華やかな赤い橋。

そうです、飯山観音入口。

お祭りのようですよ。
「厚木 いいやま秋祭り」

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P28651050393川の横は一面のコスモス。

見事です!

大人も子供も、コスモス畑の中に入って、はしゃしでいます。
これだけ咲き誇っていると、誰でも身を投げ出したくなります。

P28651050398すぐ横に金剛寺があります。
木々の間に、古い木で出来た金剛寺。
山や木と一体化しています。

観音様に会いに、もうちょっと頑張りましょう。

P28651050402程なく天然温泉ふるさとの宿。

なかなか威風堂々。

しかし私が引き付けられたのは、
「立ち寄り湯、内湯、露天風呂付き」の看板。

既に2時間歩いたので、このまま風呂に入りたい気分。

P28651050403道のすぐ横が露天風呂のようで、
子供たちの歓声が竹の壁を越えて聞こえてきます。

ここに入っちゃおうかな・・・・

いやいや、妻子と合流することになっているスーパー銭湯、湯花楽まで楽しみはお預けしましょう。

そんなことより観音様に会うために来たのですから、
よそ見しないで、一目散に向かいましょう。

P28651050405P28651050407
きれいな参道。
きっと誰かが丁寧に手入れしてるんでしょうね。

しかしそんな気分はすぐ終わり、
門の前で茫然自失。

急な階段が・・・・
もうすぐ観音様に会えると思っていたのですが、
絶望感に陥る程、どこまでもどこまでも続く登り階段。

半分登っても、まだ終点は見えません。

P28651050408着いたと思ったら、まだまだそこは踊り場。
更に階段が続きます。

やっと着いたと思ったら、
まだそこは踊り場。
いい加減にして欲しい、と思って、
これが最後の階段だぞ、と思って登り終えても、
また目の前に新たな階段。

P28651050411_2P28651050414_2
やっと観音様がおわします、
長谷寺が姿を現しました。

観音に会うためには、これぐらいの労苦はものともしなければならない、ということでしょうか。
それとも単に私が肥満で運動不足なだけなのでしょうか。

P28651050416寺に近づきお参り。
そして、観音を探します。
薄暗がりの中ではっきりは見えませんが、
艶めかしい体のラインが見える、ような気がします。
残念ながら顔は見えません。

誰にでも簡単に姿を見せる程、軽い存在ではないのでしょう。
あくまでも奥ゆかしい存在なのです。

P28651050419改めて本日歩いてきた方向を見ると、
厚木の街が薄暮の中に浮かんでいます。
昔も、観音様に会いに、下界から何時間もかけて歩いて来たんでしょうね。

さあ、帰りましょう。
帰りはバスです。

P2865105042125分待たなければなりません。

バス亭で今日午後を共にした小鮎川を眺めます。
上流に行けば宮が瀬湖、下流に行けば相模川と合流して相模湾へ。まさに神奈川の地を成長しながら流れるのです。
私はまだ成長出来るのでしょうか。

P28651050426湯花楽。
以前はほの香と呼ばれていました。
経営母体が代わったのですかね。
神奈川のスーパー銭湯の中で、横浜のおふろの王様と並んで、
トップを競う二者です。
露天風呂が良いですね。

思い切り開放的な露天。
椅子に上ると今日歩いた山々、丹沢の山々がどーんと見えます。
大空と丹沢とのびのびした風呂の数々。
露天はやっぱりこうじゃなくちゃ。

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男の駆け込み寺、浄発願寺~日向紫陽花道~伊勢原温泉ニュー天野屋

男の駆け込み寺、と聞いて何を思い浮かべますか?
借金取り、鬼嫁、やくざ、あるいは人生からの逃避ですか?
しかし比喩ではありません。文字通りの駆け込み寺なのです。
P28591040681

P28591040658窃盗、強盗、詐欺、暴行、強姦等の罪を犯した男が、ここに逃げ込めば罰を免除される場所です。
神奈川丹沢の奥地、
浄発願寺です。
無論現代ではありません。
江戸時代のことです。
ただし殺人と放火だけは免罪から除外されています。

日向川、日向渓谷に沿って歩きましょう。
伊勢原の街を抜け、津久井方面に向かった進み、途中から伊勢原温泉に向かい、日向川に沿って山奥を目指します。
おそらく罪を犯し、噂に聞いた駆け込み寺を目指して歩いた男も辿った道です。

P28591040708_2メインの街道から日陰道と言われる狭い道に入ります。
最初は日陰ではありませんが、
最後は本当に日陰の道になります。

それにしても狭い。

人がすれ違うのも結構大変。

P28591040714でも紫陽花が見事。
早朝に歩いたら幻想的でしょう。
罪人も心を洗われたでしょう。
罪を犯して、こんな人目を避け、逃げ込むような歩みでなく、
愛する妻や子供と普通に愛でることが出来れば、この紫陽花もどれだけ素直に堪能出来ただろうに・・・・・

P28591040690_2田んぼの向こうに、
街々が見えます。

シャバを見るのは、
これが最後になります。

この先は、浄発願寺まで、深い森の道になって行きますから。

P28591040686残念ながら、現在、日陰道を全部歩くことは出来ません。
おそらく土砂崩れか何かで、道が塞がっているのでしょう。

この写真は、中断された日陰道の上流です。
現在のバス通りを陽とすれば、
まさしく陰の道。
ずーっと歩ければまた違った趣があったのでしょうに。

P28591040675日向薬師入口を過ぎ、少し山道を歩くと浄発願寺に出ます。

冒頭の写真です。
まだ5分咲きですが、
満開時には、さぞ見事な景観になるのでしょう。

ただこの浄発願寺は、建て直されたもので、当時の駆け込み寺は、この先もう少し歩かなければなりません。

P28591040653山歩きの一行。
罪人の集団ではありません。
大山方面に向かう
ハイカー達です。
溌剌としてますね。

追ってにおびえる罪人は、そうはいかないですよね。
噂に聞く駆け込み寺まで何とか逃げ切らなければなりません。

P28591040601P28591040649

P28591040647雨降山石雲寺、
クアハウス山小屋を越えると、
遂に目当ての駆け込み寺の入口に到着です。

橋を渡ると、いきなり閻魔堂。
裁きを受けよ、
という意味でしょうか。

浄発願寺奥の院入口です。

P28591040645頭のない、正確には、頭の落ちた胴体の上に丸い石を乗せただけの地蔵が数体、
訪問者を迎えています。

ここから先は、今までの記憶・人生を全て棄てよ、と言ってるよう。

P28591040638確かに、この駆け込み寺では、現世での罰は免れたものの、決して楽しく快適な生活が待っている訳ではありません。苦行というか、修行というか、いずれにせよ、罪を償うための清貧極まりない生活をしたようです。
口にするものは、木の実、草の実をそのまま火を通さないで食べる(木食行と呼ぶそうですが)という戒律を守り通したようです。
どうです、やってみますか?
刑務所の食事の方がはるかにましじゃないか、
という気すらしますが。

P28591040640本堂は、この先1キロ程山道を登ったところです。
しかし、残念ながら、本堂は津波、山なので山津波に襲われ壊滅してしまいました。
当然、寺自体だけでなく、
そこに住んでいた人も襲われたのでしょう。

津波は海でも山でも、何もかも壊し奪ってしまうのですね。

海津波の傷跡、いわき市の海岸

P28591040643P28591040650
何とかその跡を見てみたい、と思いましたが、
台風の傷跡か、倒れた木は土砂で道は塞がれています。
強行突破という手もあったのですが、入口にヤマビルの怖さを書いた警告があったので、断念します。
熊も出るそうですし。

興味半分で来るな、と言われてるよう。
従いましょう。

P28591040652罪人の気持ちで歩くと、辛く暗い行程ですが、アウトドア気分で歩くと、山と渓流の自然の気に満ちた素敵な場所ですよ、なかなか。

奥の院の入口近くにあるクアハウスでは、罪と罰とは程遠い楽しげな看板が!
「日帰り入浴、レストラン、喫茶、バーベキュー、キャンプ」
ですって!
私の好きなこと、オンパレード。

P28591040595P28591040593


P28591040654実際、山小屋の下では、
バーベキューやってるし。
楽しそう。

更にちょっと下った所にある
「お食事処・喫茶・山小屋、バーベキューセンター日向渓谷マス釣り場」の前では、
盛大にバーベキュー大会。
木食行を守っている罪人達が見たら卒倒しそうな光景。
罪は犯すものではありませんね。

親子で釣り糸を垂れてる人達もいます。
肉に魚に、殺生大会。

羨ましい、羨まし過ぎる。

P28591040603この辺り、更に日向山荘キャンプ村もあり、
また、大山トレッキングの一つの起点ということでもあり、
まさにアウトドア天国。
今は工事中ですが、
日向薬師もあり、
本当に楽しめる観光地なのです。
神奈川県民である私も、最近まであまり知りませんでした。

P28591040696観光客を迎える紫陽花街道も
素晴らしい。
先ほどの日陰道とは違って、
大手を振って歩きましょう。

ちょっと横道にそれますが、紫陽花の花々のど真ん中に政治家のポスターが立ててあるのはいかがなものでしょう。
花を愛でる人の気持ちなんかどうでもよく、自分さえ目立てば良いと考えているのでしょうかね。
ちょっとだけ興醒め。

P28591040703でもそれはその政治家だけの問題で、この日向渓谷、日向街道、観光地としては一度足を運んでみたい場所です。
大山と言えばケーブルカーのある阿夫利方面がメジャーですが、一山はさんだ裏街道のような日向の地もなかなか行けますよ。

洗水、日向伊勢原病院、高部屋小学校を横目に下って行きます。
途中草に埋もれて水面すら良く見えない小さな川に出合いました。
でも、名前見てびっくり。渋田川。
伊勢原、平塚の大地を通り、花水川と合流して相模湾に流れ出るあの渋田川です。
源流はこんなに小さかったのですね。
川というものは、みるみる成長するから見てて楽しいのです。
渋田川~平塚春歩き

P28591040718伊勢原温泉に到着。
といっても温泉街という訳でもありません。
山吹温泉という旅館とホテル2in1というラブホ?と、
そして今日の目的地であるニュー天野屋があるだけ。(多分)

早速日帰り入浴料1000円を払って地下の浴場に。

P28591040723うっ、ヌルヌルしたお湯。
なぜか肌に良さそう。
美肌になったりして。

決して広くも特別な趣向がある訳でもありませんが、このヌルヌル感は心地良い。
今日の山歩きを想って極楽気分を味わいましょう。

P28591040726それにしてもこの丹沢という山々、神奈川県民の北側の屋根でもあり、自宅からも良く見えますが、本当にいろいろな顔を見せてくれます。

まだまだ楽しませて下さいね。

春の西丹沢ユーシン渓谷・丹沢湖・中川温泉歩き
春の西丹沢自然教室・ウェルキャンプ歩き
夏の道志花の森オートキャンピア歩き
秋の道志温泉栗とコスモス歩き
秋の丹沢七沢・巡礼峠秋歩き
秋の大山広沢寺温泉小さい秋歩き
晩秋の奥相模湖・青根歩き
冬の大山阿夫利神社、男坂女坂歩き
冬の大山七沢ふれあいセンター残雪歩き

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雪のこる大山の山道、七沢自然ふれあいセンター~かぶと湯温泉山水楼

P28521030624寒い、寒い、本当に寒い・・・・・・
そんな時は、視覚でも寒さを楽しみ?ましょう。

寒々しい山頂が見える
丹沢大山山系、
その中の七沢の山道と
渓流のせせらぎ、
そして古い一軒宿の温泉が、
今日の味わい。

P28521030583P28521030586
スタートは七沢自然ふれあいセンター。
立派な建物が、山の中にどーんと立っています。
ここに駐車して、さあ山歩き。

程なく子供達の歓声。どうやら炊事場と野外バーベキュー(多分)の広場に到着。
子供ばかりでなく、パパとママ達も、寒さなんて関係ないとばかりに、はしゃいでいます。

P28521030596P28521030598
P28521030601そして、ここを過ぎると、
本当の山道。

自分の足跡だけが響く、
静寂の道。

あちこちに雪が残っています。
数日前に来たら、本当に雪山だったことでしょう。

雪国育ち(札幌市)出身の私にとって、
雪は少年時代を思い起こさせるとても懐かしいもの。


P28521030606しんしんとした杉林の道。

空気が冷たく澄んでいます。

本当に、心が清められます。

時々光が刺す山の傾斜の眩しさも、これまた楽し。

P28521030597何の音もしない静寂の世界ですが、時々、こと・・・こと・・・・

という音が。
小さな、時には中くらいの石が、転がり落ちてくる音です。
そう言えば、入り口に「崖崩れ注意」「関係者以外立ち入り禁止」と書いてあったような気もします。

ということは、ここで大きな石に直撃されて倒れても、誰にも気づかれないということですよね。
大変だ!

P28521030605ふと雪の中を見ると、人の足跡に混じって、明らかに人ではない足跡があります。

人と散歩している犬かもしれませんが、ひょっとすると鹿や猪かもしれません。

ちょっとワクワク。

P28521030607そろそろ人里かな、
と思っていたら、
何と鉄格子。
そして、鉄格子の上には、電線。
明らかに動物が触ったら感電するように作られている電気柵です。

そして私は人里側でなく、
山側にいます。
人間ではなく、獣という位置づけです。
さて困った、人里に入れません。
まさに獣の心境。

P28521030608しかし、そこはちゃんと考えてあるんですね。
私のような人間がいることを。

3箇所鍵がありますが、
人間なら開けられます。
「鳥獣被害対策として電気柵を設けています。
扉を開けた方は、必ず閉めて下さい。」だって。

ここからは人家が連なり、山間の里の風情。
ニッポンの歌に出てきそうな光景。
P28521030615

P28521030610P28521030623
農家だけでなく、七沢浅間神社もあります。
どうやらここは上谷戸沢と呼ばれる場所のようですね。

P28521030625そしていよいよ目的地、
かぶと湯山水楼。
暖かい温泉が待っています。

と言いたいところですが、
車は、ここからまだまだ山を登ったふれあいセンターに置いてあります。
温泉の前にもう一試練。

P28521030628ひたすら登り勾配を歩きます。

結構きつい。

途中、ススキが原に。

冬だか秋だか、
分からなくなりますね。

いい加減太ももが痛くなってきた時、
こんな案内板が!

P28521030630_2「あと250メートル。子供417歩。334大人歩」だって!
大人も子供も、皆
「えー、まだかよう」
と言ってハアハアゼエゼエして、ふれあいセンターまで歩いていることを完全に見越しています。

しかし、こういうユーモラスな案内は良いですね。
ちょっとだけ疲れが取れたような気がします。

そして、1時間強の山歩きを経てスタート地点に戻ってきました。
アップダウンが多かったので、結構な運動だったかも。

P28521030643ということでご褒美の温泉。

先ほどの山水楼に行きます。

本当に周りには渓流以外何もない
一軒宿。

私は好きですが、妻は好きではないでしょう。

P28521030640P28521030639
玄関を入ると宿の女性と鹿が迎えてくれます。
隣には宿の名前のとおりかぶとも。

1000円払うと、すぐ温泉に案内されます。

P28521030635内湯は大人3人入れば一杯になりそうな狭い風呂。
露天風呂もやっぱり大人3人というところでしょうか。
広くはありませんが、露天からの眺めは悪くありません。
文字通り
山と渓流に面しています。
目の前を鹿が通っても何の不思議もありません。

山歩きの心地よい疲労感を温泉で癒します。
それに、ここのお湯、明らかにヌルヌルスベスベしてます。
密度が高いのが定評のお湯だとか。

P28521030637関東大震災の時、山のかぶと岩が崩れ、自然湧出した強アルカリの温泉とのこと。
何かありがたみがありますね。
たっぷり浸かって健康と美肌をいただきますか・・・・・

丹沢歩きと温泉、風呂楽しい、七沢荘歩き
広沢寺温泉玉翠楼、小さい秋見つけた歩き
宮が瀬別所の湯、宮が瀬湖歩き
大山 こやま天然温泉旅館、男坂女坂雪歩き
中川温泉信玄館「夢幻の湯」、丹沢湖歩き
ウェルキャンプ西丹沢露天風呂、キャンプ・コテージ歩き
青根源泉かけ流し「いやしの湯」、奥相模湖歩き
道志温泉日野出屋 懐かしのやぐら沢キャンプ場歩き
いつも混雑 道志の湯、今日もまた混雑歩き
道志 花の森オートキャンピア ジャグジー風呂、キャンプ場歩き

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夏休みはやっぱり子供の歓声、一瞬のキャンプ生活復活、道志花の森オートキャンピア

夏休み、と聞いて、何を連想しますか?
私は断然子供のはしゃぎまわる姿と声です。
我が家も何と何年かぶりの4人揃っての夏のキャンプ場。
といっても、さすがにテントは辛いので、コテージ。
場所は、キャンプ場銀座、道志。
P28261060030
P28261060021P28261060023

P28261060063道志街道を道志村役場を越え、道志の道の駅の四つ角を山の方に入り、オートキャンプinむじなの隣に、花の森オートキャンピアがあります。

コテージはなかなか立派。
広いリビングにはキッチンと冷蔵庫。階段を上ると屋根裏の寝室。
ただ一つ唖然としたのはクーラーがないこと。
その代わり、大きな扇風機があります。

P28261060019ベランダから周りを見渡すと、
既にテントサイトにはテントとタープがびっしり。
キャンプ場特有の木炭の燃える匂いとバーベキューの匂いが漂っています。
そしてあちこちで響き渡る子供の歓声。それを叱責する母親の声。

そう、これがキャンプ場。我が家が10年以上にわたって春夏秋冬忘れえぬほど、体全体で味わってきたキャンプ場の空気。

P28261060042一休みしたら散歩に出かけましょう。最初は、2時間半程かかるハイキングコースをちゃんと歩こうと思って来たのですが、根性がなくなったので、近くをフラフラ歩くだけにしましょう。

既に就寝中の次女は放置して、
妻と長女で山沿いの道を無目的に歩きます。

P28261060026すると、野球でしょうか、サッカーでしょうか、少年達のスポーツ声と、おそらくは監督である大人の叱咤激励の声が聞こえます。
ほどなく、その声はどんどん近づき、少年達の大群が、
嵐のように、散歩している私達を抜き去って行きました。


道の駅の到着手前の橋から撮ったのが冒頭の写真。
キャンプ場にも負けない子供の歓声。
大人である私までが元気をもらってしまいます。

P28261060037最近道の駅は元気ですねえ。
地元の名物が店内店外に溢れかえっています。
一番は、やっぱり目の前の道志川で取れた山女(岩魚?)の串焼き。
美味しそうですが、折角のバーベキューパーティーが待っているので、遠慮しましょう。

P28261060039道の駅で高校野球に見入っている長女をせかして、再び散歩。

すると、先ほど嵐と共に過ぎ去っていった少年野球(サッカー)団が服着たまま川遊び。
しかも、良く見ると監督・コーチの大人達まで服着たままどっぷり水に浸かっています。
P28261060041
大丈夫ですか、着て帰る服あるのですか?
そんなことお構いなし、と言わんばかりの、体を張った教育。
こんな熱血監督・コーチに教わっている少年達は幸運でかつ幸福。
ニッポンの未来はまだまだ見棄てたものじゃない。

P28261060043さあ、キャンプ場に帰って一風呂あびましょう。
キャンプ場には、ジャグジー風呂があり、誰でも入れます。
1時間交代で男女入れ替わり。
決して広い風呂ではありませんが、キャンプ場内にあるのは、何ともありがたい。
良い汗流して、さあ、バーベキューへ。

P28261060046バーベキューは、コテージの目の前にある専用のバーベキュースペースでやります。
早速木炭を起こし、まずは豚のキムチみそ韓国風雨レタス巻きとエノキバターから。
ビールが旨い。

そして、ちょっと奮発して買った国産牛ステーキ。
赤ワインで流し込み、この世にして極楽。

P28261060054いつまでも肉を食い続ける娘達。

死ぬ直前、人生が走馬灯のように脳裏に浮かぶ、と言いますが、
この場面はきっと肉と木炭の香りと共に浮かぶこと間違いありません。

幸せ者ですね、
私は。

道志、今はなきやぐら沢キャンプ場の思い出歩き
西丹沢ウェルキャンプ場歩き
春の伊豆モビリティーパーク歩き
夏のモビリティーパーク歩き

真冬の西伊豆キャンピングリゾート雲見妻と二人
真冬のキャンピングリゾート雲見家族4人歩き
西伊豆宇久須キャンプ場の思い出歩き

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紅葉の巡礼峠~「都心に一番近い天然温泉」七沢荘

P28121040343昔、相模の国、丹沢山のふもとに、善良な村人が平和に暮らしていました。
きこりをする者、狩猟をする者、
耕作をする者と様々でしたが、
どこの村にいるように、仕事もろくすっぽしないで悪さに明け暮れている一握りの男達がいました。
この村には巡礼者がよく通る里山の道の入口がありました。
ある日、そこを年取った男の巡礼者と、その男の娘でしょうか、若い娘の巡礼者が通りました。それを村の悪者達が見つけました。
娘に目をつけたのです。
地の利に聡い彼らは回り道をして、娘を襲うことを考えました。
山道が一瞬平地となっている場所で彼らは二人を襲いました。
鬼畜のように思いを遂げた彼らは、告発されることを恐れ、
二人を惨殺してしまいました。

P28121040299翌日、無残な姿となった二人を発見した村人が、
心の底から二人を悼み、
その気持ちをどうしても二人に伝えたくて殺された場所に石仏を建てました。


見知らぬ土地でレイプされて殺される無念、
愛娘を守りきれなくて殺される無念、

その無念を悼み、心根の優しい村人達は忘れることなく、
この峠の石仏の前で手を合わせました。

多少想像力を働かせましたが、事実(おそらく)に基づいた話です。
現在、県立七沢森林公園の峠(巡礼の峠)の広場に建っている石仏にまつわる逸話です。

P28121040402
今日の目的は七沢周辺の紅葉。〆は、「都心に一番近い天延温泉」とういう歌い文句の七沢荘での一泊。妻も一緒。

P28121040405P28121040397_2
公園の駐車場に車を停めて、早速ハイキング。
本当の紅葉狩りには、ちょっと早い感じですが、所々真っ赤なモミジと黄色鮮やかなイチョウが、目を楽しませてくれます。
後、2週間もすると文句なしの色となるでしょう。

体重オーバーの体にはちょっときつい登り坂をひたすら登ります。
近頃、特に登りが辛くなりました。年なんでしょう。

P28121040260登りきると、今度は尾根の山道をテクテクテクテク。
ちょっと、鎌倉のハイキングコースを想起させます。

殺された二人の巡礼者もこの道を歩いたんですね。

P28121040271P28121040284
P28121040293そして、ちょっと開けた場所で一休みしたのかもしれません。
今は、ながめの丘となっている場所で、相模の国をしばしの間、眺めたのでしょう。
厚木方面はおろか、遠くに江ノ島もはっきり見えます。

二人が見たこの世の最後の景色です。

すぐ横に例の石仏があります。
ぽつねんと、優しい顔をして。
今は、過去の凄惨な現場だという空気は漂っていません。

P28121040301ここは関東ふれあいの道というハイキングコースの起点にもなっているので、ハイカー達の目印として存在してるようです。
普通に写真を撮って、タオルで汗を拭い、元気な掛け声を上げて、次の目標地点に向かいます。
今日も、お年寄り達のハイカーが、
「さあ、白山神社、飯山観音に向かうぞ」と気勢を上げてました。

妻と私は、お年寄り程の元気がないので、軟弱にも沢の散歩道というコースを通って、元の場所を目指します。

P28121040296P28121040277
P28121040325途中、「猿に注意」「熊に注意」
「マムシに注意」と賑やかですが、元々彼らの住処だったのですから、仕方ありません。
欲望に見境を失くした人間の方が、遥かに注意すべき存在であることは言うまでもありません。

P28121040309P28121040323
P28121040334川のせせらぎを共に下り、何とか元の場所に。
森の架け橋が、
ゴールのアーチのよう。

ちょっと早いけど、
宿に向かいましょう。

P28121040389七沢荘。

「全国名湯百選・美肌の湯ベストナイン」
「効く温泉全国ベストテン」と勇ましいキャッチコピーが並びます。

そのせいか、
中は人人人・・・・・・・大盛況ですね。
日帰り温泉も人気のようです。

P28121040385部屋は二階で眺めも良い、
と、言いたいのですが、生憎、正面に七沢病院リハビリセンターがドーンと聳え立っているので、
ちょっと残念。
でも、それ以外は悪くありません。
駐車場から赤い橋を渡る正面が私達の部屋。

P28121040394一休みすると、まだ歩き足りないので、ちょっと近辺を散歩。

さっきの巡礼峠歩き、
実は1時間程度の歩きでしかなかったので、これで風呂入ってご馳走食べて、では甘いと言わざるを得ないでしょう。

宿を出ると、すぐ、そこは山。
うっすら赤や黄色に染まった里山がニッポンの秋そのもの。

P28121040391ふと横を見ると、
七沢荘の源泉のヤグラが。
こんなヤグラにも、「都心に一番近い天然温泉」というキャッチが。
かなり宣伝熱心ですね。
TBSでも紹介されたようですが、
商魂逞しくないと生き残れないということでしょうか?
実際、当ブログでも、老舗ではあるけど、早目に行かないと、永遠に行けなくなるかもしれない宿を幾つか紹介しましたもね。
閉店してしまった大楠温泉
伊豆の踊り子の福田屋、頑張って
阿部倉温泉湯ノ沢館、何て華やかな昔の姿
安良里、三島由紀夫の宝来屋
道志温泉、日野出屋
広沢寺温泉の手前まで歩いて引き返します。
以前紹介した宿があるところです。
広沢寺温泉玉翠楼、小さい秋見つけた歩き

宿に戻ると、勿論、風呂。
さすがに宣伝してるだけあって、かなりイケてます。
写真は、翌朝早朝撮影したものですが、当日は、本当に人人人・・・・

P28121040378P28121040376

P281221010005足湯「出会いの湯」の先は、
男湯「天狗の湯」
女湯「美肌の湯」。

風呂は内湯が剛毅な岩風呂で、露天が3種の風呂。

景観もなかなかな味わい。

P281221010013いつまでもいつまでも
浸かっていたい。
それに、なぜか、
肌がスベスベしてきたような・・・・・
実際、妻も、
「本当に肌がスベスベになったのが感じられる」と喜んでおりました。

厚木駅から車で20分ばかり来れるのだから、
東京の人も気軽に来れるのでしょう。
混むのも自然かも。

P28121040373さて、風呂の後は、夕食。
大部屋に隣の客と触れあんばかりに座らされるのは今ひとつですが、我慢我慢。
ビールが入っちゃえば、そんなこと忘れちゃいます。

ビールにイノシシ鍋を楽しんだ後は、地元で造っている吟醸酒「清涼吟醸酔」。
「丹沢の名水を醸した盛升」という歌い文句どおり、深みはないけど、ミズミズしい爽やかさ溢れた冷酒。

巡礼峠の哀しい気持ちも忘れ、極楽極楽。
救いようのない酔っ払いオヤジ。
お地蔵様、ごめんなさい。

追記)最初の写真は、七沢森林公園「森の民話館」内に展示されている像です。また、写真は、二日間にわたって撮られたものを掲載しています。


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晩秋のこのま沢キャンプ場・奥相模湖~源泉かけ流し「いやしの湯」

11月も終わり。とはいえ、紅葉はこれからなんですよね。しばらくぶりに一人で里山歩きをしましょう。
道志の奥相模湖周辺を歩き、〆は青根緑の休暇村いやしの湯。
20081188_015
20081188_042まずはこのま沢キャンプ場。
語りきれない程の思い出が一杯詰まったキャンプ場。
キャンプ狂いだった我が家の定番キャンプ場の一つ。

お客は一人もいないようです。
暇を持て余している管理人さんに、「以前は本当に良く来たんですよ」と言うと、無料で駐車場使って良い、とのこと。

空っぽのキャンプ場内をセンチメンタルジャーニーします。
20081188_00320081188_007
20081188_011奥の滝。夏、水着でこのすぐ近くまで近づき、そこから水に浮かんでいると、速い川の流れに乗って、どんどんキャンプ場の前まで運んでくれます。
でも、この滝で人が溺れ死んでいるんですよね。確か、お医者さんだったと記憶しています。
実際、この滝の下ってすごく深く、水がそこだけ荒れ狂っているんですよね。近寄り過ぎて怖い思いをしたこともあります。

キャンプ場を出て、奥の集落まで歩きましょう。橋から見た景色が最初の写真。
20081188_03920081188_022
20081188_031長閑な家々。
猫がまどろんでいます。

それに柿。
パリの秋は黄色でしたが、日本の秋は赤色、それも赤い紅葉と柿でしょう、
やっぱり。

20081188_028集落を越えて、どんどん山に登って行きます。

対岸の集落が見えます。

しかし湖らしきものは見えません。
いつまでも渓流ばかり。
これが既に奥相模湖?

20081188_045今度はその対岸に向かいます。何とか奥相模湖を発見したいのですが、なかなか見るかりません。やっぱり見えるのはただの渓流。

ひょっとして、奥相模湖って
幻の湖?
それともこの渓流が突然湖に変身するのでしょうか?

興味をそそられますが、どうしても河岸に出れないのです。神秘の湖なので、アクセスを拒否してるよう。

諦めて車で移動。
すると突然目の前に小さなダムが!
20081188_058見ると、上流は渓流。
僅かダムのすぐ手前だけが水が溜まっています。

そう、これが奥相模湖。
20081188_056湖と言っても、普段はただの渓流なんですね。
雨が降り続くと、河岸が消え、
湖が出現するんですね。
本当に幻の湖です。

下流を見ると、谷底へどーんを落ちています。
ダムだから当然ですが。

20081188_067
そこからすぐ近くにあるのが、緑の休暇村センター。
ここもキャンプ場なんですよね。
どうしてもこのま沢に行ってしまうので、一度も来ませんでしたが。

やはり誰もキャンプしていません。
ほんの一月前までは、あちこちにテントが張られ、子供達の歓声が響き渡っていたことでしょう。

主役がいないキャンプ場って、喪失感に満ち、寂しい光景ですよね。

さて、そこそこ歩いたところで温泉と行きますか。

20081188_076源泉かけ流しの天然温泉、いやしの湯。
以前はありませんでしたよ。

道志はキャンプ場銀座と呼ばれていて、道なりに幾つもキャンプ場が連なっていますが、
風呂のあるキャンプ場は当時は限られていました。
風呂のあるキャンプ場として一番のお気に入りはやぐら沢キャンプ場でしたが。そんな恵まれたキャンプ場以外に宿泊した時は、道志の湯に行くしかありませんでした。トレッキングした人達も含めて皆がそこで風呂を求めたので、とても混んでいましたよ。
その後、紅椿の湯が出来て大分様相が変わりましたが。

中に入ると、まず正面に源泉かけ流し風呂があります。本当にかけ流しなせいか、ぬるい。正直なので全然暖めていないのですね。

露天もまあまあ。風呂から渓流が見え、なんてことはありませんが、紅葉した山並みが見えます。

日本の秋を噛み締めながら、
極楽極楽。


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ユーシン渓谷入口~玄倉川水難事故跡~丹沢湖ハイキング

1999年夏、私達キャンプ好きにはとても衝撃的なことが起こりました。玄倉川で痛ましい家族キャンパー水難事故が発生しました。川の中州でキャンプしていた家族が増水で流され大人子供合わせて13人が死亡したのです。渓流脇でキャンプすることの多かった私も他人事ではありませんでした。
P27771030039ゴールデンウィーク中日、玄倉川を出来るだけ上流まで行き、出来ればユーシン渓谷に近づき、そこからずーっと下流まで歩き、丹沢湖の北側側湖畔をひたすら歩き、更に宿泊地の中川温泉信玄館まで歩く、というロングハイキングです。途中、例の事故現場を通ります。

P27771030030タクシーで玄倉川を出来るだけ上流まで上って下さい、と頼んだところ、ユーシン渓谷のかなり手前で降ろされました。土砂崩れで車も歩行者も通行禁止とのこと。やっぱり工事にはお金がかかるのですかねえ。無駄な工事しないで、こういうところを工事して欲しい、と願うのは見当違いでしょうか。

P27771030034そんなこともお構いなしに、通行止め地点には車が一杯。

下を見ると家族キャンプと子供の騒ぎ声が。
テントを張っています。

楽しそうですねえ。

P277710300375月の爽やかな青空の下、気持ちの良い新緑ハイキング。
特に下り続きなので、しんどくもありません。

最高の気分!
思わず鼻歌で出てしまいます。

P27771030040程なく西丹沢県民の森方面に向かう林道との分岐点に。
ここって全国森林浴の森百選になっているのです。
ユーシン渓谷でなく、こっちにしようかなあ、とも思っていたのですが、結果は同じです。
どちらも通行止め。

通行止めの橋の上から眺める玄倉川は、絵に描いたような日本の美しい渓流。

こんな中でキャンプしたらどんなに素敵な時間が過ごせるでしょう。
あの時の家族達もきっとそう思ったに違いありません。

事故の場所もまさにそういう美しい渓流のど真ん中。
今はただの広い砂利の中洲。
こんな広い中州が急に川に飲み込まれるなんて、当人達も想像できなかったのでしょう。
P27771030052あの年の8月、夏休みのキャンプ、横浜の会社員家族とその恋人・婚約者18人が中州でテントを張ってバーベキューパーティー。でも雨が徐々に降り始め、他のキャンパー達は皆避難しました。消防隊員達が彼等も避難するよう何回も説得しましたが、彼等は取り合いませんでした。何度もここでキャンプしてるから大丈夫と。
P27771030055雨の量が増え、玄倉ダムの決壊が心配され出しました。
とすると放流するしかありません。
警告のサイレンが鳴ったそうです。消防隊員による最後通告に近い避難警告。
でも彼等は避難しませんでした。
当時はその彼等の態度が随分批判もされましたが・・・・・

P27771030032それから先はテレビで何度も放映されたあの恐ろしい映像。
大人の腰より高くなった水位にテントも何も流されだします。事の重大さに大人達が気付いても、もう遅かったのです。
映像の中で水流に流されて消えていく大人や子供の姿が、今でも忘れられません。

キャンパーの知識の一つとして、どんなに川が小さくても、水面から1.5~2メートル以上の場所にしかテントを張ってはいけないというのがあります。水位なんてあっという間に変わるからです。彼等は知らなかったのですね。

P27771030056運の悪いことに、この中州のすぐ下流には堰があって、
ずどんと一気に深い川に落ちてしまいます。

こうなるともうどんなに泳ぎが上手くても助からないでしょう。

子供を必死に抱えていた親も、子供と離れ離れになってしまったのでしょうか。

P27771030060その先はもう丹沢湖です。

結果として、大人子供合わせて13人が死亡するという、おそらく日本キャンプ史上最悪の事故になりました。
当時、我が家はキャンプ全盛期。子供達もまだ小さかったので、文字どおり他人事ではありませんでした。

哀しい動画

注)この件について。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E5%80%89%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E9%9B%A3%E4%BA%8B%E6%95%85

そんな重い気分に陥りながら歩いていると、突然目の前に蛇が!
P27771030049それもマムシ。

そーっと道の端を歩きます。

死んでいるのでしょうか?動きません。でも油断は出来ません。
さーっと妻と二人で駆け抜けます。

P27771030065丹沢湖に出ました。

北側の湖畔の道を歩きましょう。対岸に玄倉湖キャンプサイトが見えます。先ほどの事故を忘れてしまうほどの、まさにゴールデンウィークファミリーキャンプ。

P27771030068晴れた空の下、眩しい位の太陽光を浴び、妻はやや紫外線を気にしながらハイキング。私も日焼けしたかも。

P27771030078道の下の湖の入り江では、釣り船に乗ったオジサンが場所探し。

真下で釣り船というのも不思議な感じ。

でもちょっとだけ事故の遭難者捜索も連想させます。

P27771030077丹沢湖小学校中学校に向かう大仏大橋まで来ました。

話は変わりますが、神奈川県の高校駅伝はここ丹沢湖で毎年やるそうです。湖を回り、最後にこの橋を渡って学校の前でゴールインするのだとか。
さぞかし高校陸上部の人たちで沸き返っているのでしょうね。
P27771030076
長女次女共高校陸上部だったため、話は聞いていました。

今は鴨(?)に餌をやろうとしてる子供達とカヤックに一汗かいてるオジサンの光景が何とも微笑ましい。

平和の国ニッポンです。

P27771030083疲れてきましたが、更に北側に歩き、何とか丹沢湖北端の中川橋に。

はるか向こうに目標地点の中川温泉が見えるかな?

さあ、ここからは車でも何度か通っている県道を上ります。
さすがに汗びっしょり。

右側の中川バーベキューセンターを横目に中川温泉を目指してラストスパート。
既に2時間半は歩いています。

P27771030085そしてようやくかなたに中川温泉信玄館が見えてきました。

早く風呂に入りたい、ビールを飲みたい、
それ一心で上り続けます。
いつもは汗一つかかない、なんてほざいている妻もさすがに、もう疲れた、とのたまっています。

P27771030087_2駅伝のゴールではありませんが、これも一種のゴール?!
中川温泉到着です。

ほぼ3時間のロング、自分を褒めてあげましょう。
部屋に入ると、一目散に温泉へ。

妻と家族貸切の風呂へ。

P27771030028何とも洒落た桶の風呂。極楽とはこのことでしょう。

しかし、また事故のことを思い出します。
実は私の家族、あの事故の翌月、ここに宿泊していたのです。

前日はバウワーハウスでのキャンプ。
そして、この信玄館の仲居さんから聞いた本当の話。

P27771030088亡くなった家族、彼等はキャンプの翌日、この信玄館に宿泊の予約をしていました。ウチと同様、テントでのワイルドな一泊の後は、最後に温泉旅館で〆る、という考えだったようです。しかし彼等が暖かい温泉に浸かることはありませんでした。

最後まで見つからなかった遺体、一歳の幼児でしたが、その子が見つかったのは事故の2週間後。仲居さんの話を信じるのであれば、その遺体は先ほどの中川橋のところ、つまり丹沢湖で最も北で、中川温泉に近いところだったそうです。冷たい水の中で、暖かいお湯に浸かりたかったのでしょうか・・・・・

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