64歳の誕生日を東京ステーションホテルで妻と

 

Dsc03581_20200403143601

 

64歳の誕生日。妻と東京ステーションホテルに宿泊。

宿泊料金は知りません。なぜなら八重洲地下街抽選会で宿泊券が当たったからです。

最初はピンと来ませんでしたが、商品をくれる女性が大袈裟に騒ぐので「凄い商品当たったのだ」と分かりました。

そう言えば確か東京ステーションホテルって、前にテレビで紹介されていた☆☆☆☆☆の超高級ホテル。

泊まろうと思ってホームページを見るとびっくりするような宿泊料金なので瞬時に諦めました。

そのホテルのペア宿泊券(夕食付)が当たったのです。今年の運を使い果たしかも。

妻に言ったら大喜び。宿泊日も指定出来るとのことだったので私の誕生日にしました。

私の誕生日は、天皇皇后の祝賀パレードの日。東京駅から皇居方面に行き、無理だとは思うけどひょっとしたらパレード見れるかもという淡い期待はすぐに消えました。行列が凄いし、そもそも手荷物検査に何時間かかるやらも分からないありさま。予想はしていたのであっさり諦め別の場所の散策に。谷根千です。以前も紹介していたので割愛しますが、妻は初めてだったので思いの他受けました。

そして待ちに待ったチェックイン。それにしても不思議な感覚です。サラリーマン時代東京駅は通勤で乗り降りしていました。その通勤駅で宿泊するなんて。

 

 

部屋は2階。決して広くはありませんが、高級感ある部屋とベッド。

それに何より窓から見える景色がまさに東京駅丸の内駅前。

Dsc03586_20200403145501

 

 

丸の内のビル街の向こうには皇居が見えます。

 

勿論この景色は見たことはありますが、それは一階の広場から見た景色。

2階の部屋の窓からの景色ではありません。

しばし優越感に浸りながら眼下の通行人を睥睨します。

時々通行人と目があいます。きっと羨ましいと思っているに違いありません。

不気味な顔のオヤジを見てびっくりしているだけかもしれませんが。

写真だと分かりにきかな。心霊写真のように写っているのが私です。

風呂も素敵。妻も満足。

 

またこの部屋の向かいはちょっとした名所。

松本清張が点と線を描いた部屋なのです。

 



ホテルのボーイさんが松本清張さんのお気に入りの部屋で必ずこの部屋を予約していたとのこと。

以前は部屋の窓から東京駅のホームと列車が良く見えたそうです。

今はおそらく中央線の高層ホームが邪魔して何も見えないとのこと。

 

ゆっくりお風呂に入った後、いよいよ夕食。

看板レストラン「Blanc et Rouge(白と赤)」。

本格フレンチです。

写真では良く分かりませんが、目の前を山手線と京浜東北線の電車が行き交っています。

ということは何度も電車からこのレストランが見えていたのですね。

最高のフレンチとシャンパン→白ワイン→赤ワインとワイン満喫。

誕生日なので妻が特別デザートを予約しておいてくれました。私の名前入りです。

最高のひと時です。

翌朝ドームの上から駅構内を見ると改札を出て会社に向かうサラリーマンの姿が。

 

Dsc03623_20200403143701

こんな時間から働くなんてやっぱりサラリーマンは大変だな、等と他人事のような気分。

4年前までは私もそうでしたが、すっかりそうした通勤前の緊張感はなくなりました。

リタイヤライフの長閑さを実感した一泊でした。

ただまだ現役ですよ。個人コンサル業はそれなりに順調なので。70歳の誕生日までは現役で頑張ります。

いけるかなあ。

| | Comments (2)

日仏混交の街、神楽坂にクリスマス。日仏学院感傷散策。

Dsc01119もう40年も経つのですね。
月曜から金曜まで毎晩通っていた日仏学院。
昼間は大学仏文科の授業、
午後はアテネフランセ、
そして18:30~は日仏学院とフランス語の世界に生きていました。
あの時ばかりは夢もフランス語で見ていました。
今日の私を考えるととても考えられない世界です。


Dsc01117自慢じゃありませんが、
というか自慢ですが、
私はフランス語の結構高い資格を持っています。
日仏学院で行っているEUP(Examen de l’Université de Paris)パリ大学認定試験、
第一段階、第二段階というものです。
今もやっているのでしょうか?
とにかく仏文学者を目指して頑張っていたのです。
なったのは広告会社のサラリーマンでしたが。
お父さんお母さんに無駄な投資をさせてしまいました。
ごめんなさい。


Dsc01115仕事では殆ど使いませんでしたが、フランス的思考は役立っているかも。
「ちゃんと深く真実を捉えていれば、どんなに難しいことでも明快な一言で表現される」とでも言ったら良いのでしょうか?明晰さへの執念です。
これは広告会社のコピーライティングにも通じるものがあります。
今日はちょっと昔の友達に会うために日仏学院に立ち寄りました。何十年ぶりでしょうか。
クリスマス・イリュミネーションがきれい。
聞こえてくるフランス語。
聞き取れませんが。


Dsc01128折角なのでセンチメンタル・ジャーニーをしましょう。
この界隈、神楽坂は
日本で一番フランス人が多い街なのではないでしょうか。
この日仏学院もありますし、
フランスカトリックの名門校、暁星中学・高校も近くにあります。
路地を歩いていてもフランス語を話す人に出会います。

Dsc01145Dsc01129


Dsc01146しかしこの神楽坂、
とても日本的な街並みでもあります。
急な坂を神楽を舞って勢いをつけ登り切ったというのが名前の由来のようですから。
神楽の舞って、
近くで見ると本当に力をいただく舞ですよ。

Dsc00975最近ちょくちょく見るので実感しますが。
左の写真は先月、鎌倉建長寺で行われた岩手の神楽の実演模様です。
鎌倉建長寺、東日本大震災鎮魂、神楽の舞
能のプロトタイプとも言われるように日本古来から続く日本人の踊りの原型です。
日本古来の息吹を感じる街であり、かつフランス人が多く闊歩する街でもあるのが神楽坂です。

Dsc01181Dsc01134


Dsc01136Dsc01172歩いてみると純和風であり、かつ洗練された純洋風が交互に現れます。
クリスマス・イリュミネーションと重なって不思議な和風混交を更に不思議に際立たせています。

Dsc01139Dsc01175


Dsc01141Dsc01149

Dsc01148Dsc01189

サラリーマン時代は接待にも使いましたが、日仏学院のフランス人の先生と授業が終わった後に時々飲んで帰りました。

Dsc01143フランス人の先生、
皆上手に箸を使って何でも食べていましたよ。
納豆も。
フレンチ・レストランには行きません、こんな感じの和風飲み屋でした。
懐かしい。

Dsc01130毘沙門天(善国寺)のすぐ裏に昔ながらのニッポンの銭湯があります。
熱海湯。
実はこの銭湯に入るためタオルや着替えも持ってきたのですが、あまりにも寒いので門の前で入るのを止めました。例によってとても熱い湯の後に極寒の冷気。風邪気味の体にはちょっと酷かも。
最近年を取って自分の体に自信がなくなってきたのです。
我ながら情けない。

PhotoDsc01194


Dsc01197風呂は断念しましたが、
結構歩いたのでビールはいただきましょう。
サラリーマン時代に何ども来た店、
肴町五合。
接待ではありません、
プライベートでです。


Dsc01195路地の奥にあり通りからは目立たないのですが、
お奨めです。
刺身盛り合わせには必ず魚の名前入りの小さな木札が添えてあるのが特徴的。

あと絶対お奨めなのが珍味盛り合わせ。
これを頼むとどうしてもお酒が進みます。
今日は軽く飲もうと思っていたのですが、結局いつものように日本酒を何杯も飲んでしまいました。
62歳、あと何年こうやって飲めるのでしょうか。
Dsc01198

家族の前で何とかフランス語を話せてメンツを保てた
フランス語メニュー理解力不足でパリで大恥、忘れたい


| | Comments (2) | TrackBack (0)

東京ウォーターフロント、日本橋クルーズ~豊洲~霊岸橋~銀座湯100円湯


P20201270189
今年もクリスマスシーズン。早いもので今年も終わり。そして私の会社人生も終わり。定年退職を迎えました。平日でも気兼ねなく東京をプラプラ出来ます。大好きな東京の水辺、ウォーターフロント散策と行きましょう。

Imagesa3cubh7uP20201010628
といったものの昼の部は長女がチケットを取ってくれた日本橋クルーズ。舟での散策です。文字通り日本橋の橋のたもとから出航するのです。
といっても江戸時代ではないので、川の上には空ではなく、首都高速が走っています。橋向うにかろうじて三越本店が見えます。見晴を良くするため屋根のない舟。妻と長女とで最前列に陣取ります。
P20201010629P20201010632
日本橋、すなわち日本橋川から隅田川に出て八丁堀を通って戻ってくる45分間のコース。早速出発。

いきなりですが、少々重い話。
日本橋という橋は関東大震災を生き抜いた橋です。震災の時、炎が渦巻き、この日本橋川の水面を炎が突風のように通り抜けたと言います。その炎の跡が今でも残っているのです。橋の裏側に残っています。黒い墨のような跡がそれだそうです。どれだけの人がこの炎で亡くなったことでしょう。
橋だけが今もその悲しい思いを記憶し、何事もなかったかのように通行人に微笑みかけています。

P20201010639さて舟は日本橋川を進みます。

江戸橋インターチェンジ下を過ぎたあたりから鬱陶しかった首都高速が去り、
青空の下を進みます。
いつも渋滞しイライラしていた高速道路の下を
晴れ晴れした気持ちで通り過ぎます。

P20201010644P20201010645
おや漁船?
ここは茅場町のあたりですが日本を代表する金融街とは全く違った顔。街を闊歩する証券マンに旨い魚を提供しているのは俺達なんだよ、と言っているのでしょうか。

P20201010651P20201010650
舟は豊海橋を過ぎて、いよいよ隅田川に出ます。
広い!海のよう。
清州橋の方に向かうと前方にスカイツリー。本当に今や東京のどこからで見えますね。まさに東京のランドマーク。
頑張れ東京タワー。

P20201010646翻って今度は永代橋を通って勝どき橋方面に。
永代橋下。

それにしてもこの永代橋、
一体何度通ったことでしょう。
私はよく門前仲町に飲みに行きましたが、酔い覚ましに永代通りを東京駅方面に歩くことがありました。
いつも橋の上で立ち止まって隅田川を眺めていましたっけ。

P20201010680P20201010681
佃界隈にも良く行きましたよ。
月島のもんじゃも、佃の住吉橋界隈のタイムスリップしたかのような漁港街にも。
文字通り佃島はかつて島だったので、灯台も残っています。復元されたものとは言え、江戸の趣があります。
また知人が角のマンションで角部屋だったので、まさに今の私達を部屋から見下ろしていいたわけです。隅田川が二手に分かれる場所です。絶景と言っても良いでしょう。
ワイン片手にまた行きましょうか。

P20201010679そして前方にはペアでそそり立つ大きなビル。
聖路加ガーデンタワー。
実は私の会社の本社は以前、このビルにあったのです。懐かしいですね。
毎日この隅田川を行き交う船を眺めていました。昼時はビルから階段状になったテラスで、コンビニ弁当を食べたものです。川べりを歩いて隣町の入船のソバ屋にも良く通いました。
30代後半のバリバリの時です。
もう20年以上経ったのですね。
時が経つのは本当に速い。

P20201010683P20201010686

P20201010691帰路は南高橋をくぐって八丁堀方面に。
亀島川と呼ぶようです。
この界隈も良く飲みに来ました。
ありました、串八珍。
川を眺めながらビールが飲める焼き鳥の店。つくねが特に旨い。柳も垂れ下がっていて、まさに江戸情緒溢れる店。東京って、大抵川に背を向けている店が多いので、川を眺めながら酒を飲める店って本当に少ないのですよ。(大阪道頓堀川が羨ましい。大阪、道頓堀川歩き
ここは定年後も確実に来続ける店でしょう。
でも川から見たのは初めてです。

P20201010630さあ再び日本橋川。

そして日本橋。
45分間とは思えない変化溢れる船旅。
大満足。
実は東京にはこのような舟のクルージングコースが一杯あるのです。江東区なんか、日常の足として水上バスが縦横に走っています。
殆どは乗っているはずですが、今日のコースは初めて。
まだまだ東京にも未知の旅路があるのです。

P20201010600さて昼の部はおしまい。

事情あってホテルに宿泊していますが、ちょっと昼寝。

それにしても平日の昼に東京の真ん中で昼寝するのは良い気分ですね。
定年になった甲斐があったというものです。

P20201270195P20201270172

P20201270180夜の部は妻子と離れ一人散策。
懲りもせず再び大好きなウォーターフロント。

晴海から豊洲に向かいます。
夕刻は過ぎ、夜の海。
ルのライトが海面に反射してきらきら輝いています。
海面に反射する夜の街のライト、好きですねえ。
都会でも小さな漁村でも。

P20201270198随分一杯モータークルーザーが停泊しています。
かつて造船所があった場所とは信じられない優雅な風景です。

恋人達が腕を組んで夜の海を眺めています。
お洒落なレストランやバーも目の前にあるので何とも素敵なデートスポットですね。
こんな所でデート出来るカップルが羨ましい。
私の場合は、もう手遅れです。

P20201270203P20201270212

P20201270217P20201270205

P20201270226アーバンドック ららぽーと豊洲に近づくと、そこは完全にクリスマスイリュミネーション。
サンタさんが出迎えてくれます。
きれいですね。
片言の日本語の中国人らしき女性が、このイリュミネーションをバックに写真を撮ってくれと言ってきたので、撮ってあげました。こんな可愛い女性が一人で豊洲に来る時代になったのですね。

P20201270227
ちょっと戻りましょう。
永代通りの霊岸橋。
先ほど舟で通った場所です。

P20201270239
ありました焼き鳥の串八珍!
明かりの中では皆が宴を楽しんでいるのでしょう。
散策なんか止めて私もビールを飲んじゃおうかな、という誘惑と戦い、散策を続けます。

P20201270247P20201270242


P20201270248
先ほど舟で通った場所を陸で通ります。遠くに先ほどの南高橋が見えます。

楽しそう。
さあ宴の時間です。ビールだ日本酒だワインだ・・・・・

P20201270272P20201270276
後ろ髪をひかれる思いでタクシーに乗り、銀座へ。
こちらも勿論クリスマスイリュミネーション満開ですが、銀ブラでもショッピングでもありませんよ。

風呂です。

P20201270279銀座で風呂?
と思われるかもしれませんが、
実は銀座には銭湯が幾つかあるのですよ。
私が会社に入社した頃は10軒程ありましたが、さすがに今は金春湯とここ銀座湯の2軒残すのみ。
夜の銀座を彩る麗し女性の街の裏側にあるんですよ、
現役の銭湯が。

P20201270280今でも現役で頑張っている銀座一丁目の銭湯「銀座湯」に。
お値段何と100円!
銭湯って今450円じゃなかったっけ。
番台でボディーソープを買うことを忘れてはいけません。ここはスーパー銭湯じゃないんですから。風呂代とボディーソープ代合計して120円を払い、中へ。
さぞかし閑散としているだろう、という読みははずれ満杯。
年寄りばかりだろ、という読みもはずれ、若いサラリーマンも。更衣室でケータイでビジネス電話。
今から銀座のお姉さんに会うために風呂でさっぱりして、爽快ないでたちでモテようという魂胆でしょうか。
しまった、ボディーソープは買ったが、シャンプーを買うのを忘れてしまった。でも、もう手遅れ。髪を洗うのは諦めましょう。


P20201270262銭湯の正面の壁は大抵富士山が描かれていいますが、さすがに銀座、銀座四丁目の和光が描かれています。

銀座の街中でクリスマスの銀座を思い浮かべながら、湯船に浸かります。

仕合せ。
良き哉良き哉。

東京ウォーターフロント歩き、品川~浜松町
東京ウォーターフロント歩き、品川~勝島運河・立会川
東京ウォーターフロント歩き、隅田川、浅草~両国

| | Comments (0) | TrackBack (0)

天空への登り道、東京ゲートブリッジ~若洲公園キャンプ場~天然温泉平和島


P20151260459P20151260469


P20151260503真っ青な空、はるか下は輝く海、遠くに見える摩天楼のビル・・・・・うだるような暑さと強烈な太陽光線、私は生きているのでしょうか?死んで天国への坂を上っているのでしょうか?
突然、すぐ頭上を巨大な飛行機が!下には大きな貨物船が!

P20151260435


P20151260489そう、ここは東京湾の先端部にかかる巨大な橋、東京ゲートブリッジ。
例年になり酷暑に見舞われている東京ですが、そんな中、何一つ太陽光線と熱気を遮るものがない海にかかる巨大な橋を歩きます。バカですよね、全く。当然、そんな人間は私以外にいません。歩道に人影は全くなし。
当たり前です。
エレベーターを降りた所で写真を撮っていると、男が寄って来ました。ガードマン?公安警察?私を追跡にきたのでしょうか?こんな酷暑の中をリュックしょって橋を歩く男なんて、どう見ても不審人物。残念ながら私はテロリストではありませんよ。しばらく後を付いてきましたが、私の善良な人柄をオーラから察知したのか、「どうぞ写真撮って下さい」と言い残して、戻って行きました。客観的に見ると、私の行動がいかに非常識かということです。

P20151260518それにしても本当に次々に飛行機が頭上を飛んで行きます。そして左旋回して一気に高度を下げて行きます。それはそうですよね、ここは羽田空港の目と鼻の先なのですから。
気のせいでしょうが、全日空機の方が日本航空機より高度を下げているかも。どうも青い飛行機の方が大きく近く感じるのです。最後に東京ディズニーランドや東京湾の光景を乗客に楽しませたい、というサービス精神が全日空の方が旺盛なのでしょうか?
間違っていたらごめんなさい、日本航空の皆様。

P20151260479P20151260507_2

P20151260508頂上に到達。
海面から38メートルのようですが、もっと高く感じます。
高層ビルのように厚いガラス越しに見ているのではなく、強風で飛ばされそうになりながら直接下を見ているからでしょう。実際、帽子は間違いなく飛ばされるのでリュックにしまいました。メガネも時々手で押さえないと飛んで行きそう。そんな思いまでして、誰がここを歩けと言ったのでしょうかね。
いい歳してモノ好きにも程があります。

P20151260519逆側には降りれないので、今来た道を戻ります。
真正面が東京ディズニーランド。
海岸のホテル群がズラっと勢ぞろい。
ディズニーシーの火山もタワーテラーも良く見えます。葛西臨海公園の観覧車も。
若洲海浜公園ゴルフ場(写真手前の林)の向こうに見えるのですから、不思議な光景ですね。
P20151260547

P20151260521P20151260455

P20151260531おや、前方に人が!
どうやらモノ好きは私だけではなかったようです。
しかもこちらは家族ずれ。
お父さんの発案ですか?
御嬢さんは嫌がっているのではないですか?
日焼けも半端じゃないかも。

P20151260549下を見ると堤防で釣り糸を垂れている人が一杯います。
海面を見てると、あまりにもキラキラしてるので、目が痛くなりそう。サングラスかけてますか?

太陽光線と海風で体がベタベタになりました。
海水浴帰りのような感覚。


P20151260582P20151260567
下に降りて散策しましょう。
お父さんが妻子と一緒に夏休みの散策を楽しんでいます。
P20151260553
嬉しそうですね。
私にもそんな時代がありました。
もう20年近く経ってしまいましたが。
本当に時が経つのは早い!

すぐ隣がキャンプ場。

P20151260430P20151260451


P20151260452巨大な橋桁や低空飛行する飛行機の真下で、テント張ってキャンプをしています。
山や海の中でするキャンプとは大分違う雰囲気ですね。
でも、どこでやろうとキャンプは楽しいのです。

あちこちからバーベキューの美味しそうな臭いがします。
はしゃぐ子供の声も。
P20151260449


P20151260442実は、私もここでキャンプしたことがあるのです。

20年位前。

家族とではなく、
会社の仲間とです。

テントも二張り設置しました。
会社帰りにここでバーベキューパーティーをやったのです。

P2015126044420人位でしたかね。
宿泊する人と帰宅する人がいましたが。

当時は、まだキャンプ場出来立てで周りの木々が成長しきってなかったため、テントサイトから海と貨物船が丸見えでした。
テントから出ると目の前に貨物船が通っていて、
不思議な思いをしました。

羨ましい光景を見せつけられましたが、我が家も来週末、キャンプ場に行きます。夏のアウトドアは20年以上欠かしたことがないのです。さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト。楽しみだなあ。

P20151010412P20151010414


P20151010409さて、十分汗をかいたので温泉に入りましょう。
こんな所に温泉なんてありましたっけ?
実はあるのです。
東京ゲートブリッジを渡って、更に海底トンネルをくぐると、そこは大田区平和島。
平和島競艇場の中にあるのです。
天然温泉平和島。

P20151010410では失礼して・・・・

赤茶色の温泉がしょっぱい。
海の近くですもね。
でも快適。

本当に日本は温泉天国です。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

水の都東京、品川~浜松町 芝浦運河~都会のこじんまりした銭湯ふれあいの湯


Images4ckm6uvyImagesbc22fftk

Imagesk41d115j江戸時代、東京は東洋のベニスでした。至る所に運河が張り巡らされ船が行きかい、江戸の生活を支えていました。しかし人口が増えビジネスが栄えると共に埋め立てられ、今は駐車場か公園か、首都高速か、あるいはビルになってしまっています。前世が魚じゃないかと思われる程水辺が好きな私としてはこの上なく残念なことです。そんなな中、運動不足解消のためにもまだ残っている運河を味わいに出ましょう。
芝浦運河です。
品川駅を出て真っ直ぐ運河を目指します。今日は正月で餅太りをした妻も珍しく同行。ビジネス人口の割には狭い飲食街を抜け、まるちゃん東洋水産ビルを抜けると、もうそこは芝浦運河。
P29061000856


高いビルに挟まれていますが臆することなく豊かな水をたたえています。もっともこの運河は江戸時代にはありませんでした。なぜならここは海だったからです。意外と昭和の初めも海だったかもしれません。何と言ったって国鉄品川駅は海岸沿いにあったのですから。埋め立てによって消滅した運河ではなく、埋め立てによって誕生した運河なんですね。
P29061000870P29061000873

P29061000867しかし歩いているとさすがに元は海である光景に出くわします。
海鳥、そして魚。
それにしてもこの魚の大群は一体どうなっているのでしょう?川魚じゃないですよね?どこかから都会の栄養豊かな排水が流れてくるのか、皆が一斉に一つの方向に向いています。網を入れればいくらでも捕れるのではないでしょうか。それにしても気味悪い位の大群。いつもこうなんでしょうか。

P29061000893おっと頭上は何と新幹線。
超スロースピードで走っています。営業運転ではありません。車庫に入る回送電車。
乗ってみたいですね。見たことのない光景が見れるでしょうに。
たまにはそういうイベントがないものでしょうか。JRさん。
P29061000907_8P29061000899_2おーっと今度は頭上を轟音が通り抜けていきます。それもひっきりなしに。

東京モノレール羽田線。何度も乗っているはずですが、どうも上から見る景色とは全然違っています。芝浦アイランド。
もっともかつては今のようなお洒落なマンション街ではなかったはず。出来た時は確かSMAPの雁のテレビ広告を盛んにやっていました。鳴物入りのデビューだった新開発タウンだったはずです。今では学校もスーパーもあり、まさに一つのタウンですね。
それも高級な。

P29061000912タウンのはずれに小さなハーバーがあります。大きなモータークルーザーが二隻停泊しています。お台場や豊洲方面への水上バスと共に、芝浦アイランドの住人用のクルーザーもあるようです。羨ましい限りです。元クルーザー乗りとしては是非乗ってみたい。ダメでしょうね。今日は関係者の家族イベントなのでしょうか、桟橋でバーベキューパーティーをやっています。これもまた羨ましい。

P29061000920卑屈な気分を残したまま、ちょっとだけ海方向に歩いてみます。

海岸通りを越えるとそこはもう目の前が海。
大きな船が見えます。
湾内に多くのはしけも停泊しています。
これはどこかで見ている風景。
そうです、ゆりかもめでレインボーブリッジに向かう途中、ぐるっとループ状に一回りする港湾です。

P29061000927そして上を見上げると空のように高くレインボーブリッジ、そしてグルグル回るゆりかもめ。先ほどの東京モノレール羽田線が昭和なら、こちらは平成。車両も駅もこちらの方が現代風。

P29061000930再び運河方面に戻りましょう。
芝浦一丁目方向を目指します。
先ほどの芝浦アイランド内桟橋からクルーザーの1隻が悠然と出航しています。再び「いいなあ」
バーベキュー騒ぎはまだ続いているようです。

P29061000935P29061000937
歩き続けるとたて続きに2つのボーリング場が現れます。最初は田町ハイレーン。若者達が出たり入ったり。ボーリングって今でも流行っているのですね。ちょっと中に入ると再び昭和を思い起こさせるポスター。中山律子さんのポスター、懐かしい。若者が「誰これ?」という顔で通り過ぎて行きます。目を留めるのは私たち中高年だけ。

Imagese2ecooc4P29061000944_2そしてもう一つの昭和が
2つ目のボーリング場、
東京ポートボール。
バブル絶頂期のシンボル、ジュリアナ東京のあったビルです。
私は既に結婚しており30代に突入していたので行ったことはありません。
もっと若かったとしてもダサイ私の行く所ではなかったでしょう。
Imagesgsf4x4dlP29061000945
でも中尊寺ゆつこの漫画はよく読んでいましたよ。
今はビル隣の恵比寿様が人間の営みの栄枯盛衰を微笑みながら静かに眺めています。


P29061000880P29061000897

P29061000941運河の殆どは現代風にきれいな遊歩道に仕立てられていますが、所々昭和の面影を残すほのぼのした家々、なかには壊れかけた廃屋に出合い、東京の今昔を偲ばせます。昔は東京の至る所にあった水辺の生活。それも高いビルやマンションから見下ろす水辺ではなく、家の窓から釣り糸を垂らせたり、数歩降りれば水浴び出来る水辺の日常生活。運河・水辺との境界の曖昧な生活があったのです。衛生面や大雨洪水の時は大変だったでしょうが、私はそちらの時代の方が好きだったかも。

P29061000886_3P29061000883_2現役のホルモン焼き屋さんがありますが、多分中に入るとそこは頼りない柱数本立てただけの建物です。(右上写真)運河を上に佇んでのホルモンにビール、最高でしょうね。閉店しないで下さいね。今度行きます(多分)

P29061000948_3
Scp1803takeoka_2ヤナセの大きな販売店を越えると、シーバンスの二棟。
その横は今は船が僅かに停泊する小さな港湾ですが、表示によればここは東京で最初の海水浴場だったようですよ。
信じられますか?
写真は東京でなく房総での写真ですが。http://syowakara.com/05syowaC/syowaC18takeoka.htm
老若男女が水着で遊んでいたのですね。


P29061000963P29061000965
波音と歓声が聞こえてくるようです。残念ながら今は自動車のエンジン音と時々のクラクション音だけが聞こえてきますが。

P29061000967P29061000968さあ、東芝本社ビルを横目に見ると、いよいよ運河も終点。首都高浜崎橋ジャンクションの近くにある水門が海との境界に番人のように立ち塞がっています。
最後の橋で見張っているのは制服を着た番人ではなく、ゴロリと体を投げ出した猫。人間なんて眼中にないと言わんばかりで、お腹をさらけ出して寝転がっています。近づいても体勢を変えずに体を舐めています。
良い度胸です。これくらいでないと番人は務まりません。

P29061000971P29061000973
ここからは直角に左折し、古川に沿って歩きます。といってもこちらは遊歩道等ないので、普通の道を歩くしかありません。東芝本社から浜松町駅に向かい旧芝離宮恩寵公園を見ながら駅構内を通り、再び古川沿いに戻ります。

P29061000976P29061000977
船宿が一杯立ち並んでいます。そういえば、会社の夜部会や仲間内の打ち上げでこの辺りの屋形船に何度か乗りましたね。運河が見えなくなるくらい屋形船がひしめき合っています。

P29061000986そしてようやく辿り着いたのが本日のゴール、ふれあいの湯。
注意して見ていないと見過ごしてしまう、大都会の小さな銭湯。

妻は「ゆったりした広いスーパー銭湯か日帰り温泉じゃないと嫌」というので、浜松町駅から一人先に帰ってしました。本当に付き合いの悪い妻。
で、私一人での入浴。

P29061000990_2460円払って3階に上がると、本当にこじんまりした更衣室。中はもっとこじんまりして洗い場は7人分。
結構繁盛していて、6人既に使っていたので最後の一つを使って今日の汗を洗い流します。
浴槽は大人3人入れば定員でしょう。4人だとちょっと窮屈かな。
ボディーソープとシャンプーリンスが用意してあるのは、伝統的銭湯としては画期的!
スーパー銭湯のつもりで中に入り、何も用意してないのが分かり、慌てて服を着なおして番台で買う、という失態(何回かやりました)の心配がありません。
ユニークなのは壁画。殆どの伝統的銭湯では富士山が描かれていますが、ここはレインボーブリッジが描かれています。それに海とクルーザーとビルも描かれています。さすが都内港区の銭湯!

P29061000984伝統的銭湯は今日のスーパー銭湯よりお湯の温度が熱いので長風呂は出来ませんが、それでも2時間以上も歩いた後の風呂はいつもながら最高です。
壁一つ向うは古川、その上は首都高速ということが信じられないようなゆったりとしたくつろぎの一時。
良き哉良き哉・・・・

品川宿~勝島運河歩き
隅田川・両国歩き
大阪、道頓堀~大阪港歩き
水郷・潮来、運河歩き
横浜滝野川~コットンハーバー歩き
本物のベニス、大運河歩き
本物のベニス、小運河を見ながら家族でディナー
パリ サンマルタン運河歩き

| | Comments (0) | TrackBack (0)

喜怒哀楽咲き乱れる、桜満開の目黒川~すべすべの戸越銀座温泉


P28951110467一つの年度が終わり、新しい年度が始まるこの季節、人々の喜怒哀楽が一気に咲き乱れます。
願いがかない新しい夢とチャレンジに胸ふくらませる人、
かつて新しかった夢とチャレンジを無念のうちに終わらせる人、
失意の中にも、来年があるさ、と新しい夢とチャレンジに奮起しようとする人・・・・・
抑えきれない人の思いが狂おしいばかりに咲く桜の花に
一層掻き立てられます。

P28951110462今年もまた
桜の季節がやってきました。

神奈川オヤジ歩きではありますが、都内の川を歩きましょう。

江戸時代から明治・大正時代と、
東京の都心と郊外を分ける境界と言われてきた目黒川。

Imagesnqgtzi5p徳川将軍が高雅に鷹遊びをしていた場所であり、
また江戸庶民が桜や紅葉を楽しみに日帰り行楽を行ってきた場所です。

田園風景が広がる歌川広重の絵からは想像も出来ないほど
今は高層ビルが建ち並んでいますが。

中目黒付近から歩き始め、目黒駅脇を通り、
五反田まで歩きます。

締めは戸越銀座温泉と行きましょう。


P28951110469P28951110483


P28951110480_2P28951110473

P28951110492P28951110496

P28951110524

満開とあって、川沿いの遊歩道は人人人・・・・
近所の母と子達、
高齢の夫婦、
勤務時間中のちょっとした気晴らしをしているサラリーマン、
犬の散歩ついでに花見している有閑マダム、
こんな時までジョギングをしている若い男性、と、人様々。
皆嬉しそうに桜を愛でながら、
デジカメやスマホで写真を撮っています。


P28951110488「花見等の場所どりは禁止です」
「歩行者が迷惑しています。宴会は禁止します」
の貼り紙。
ここは上野公園ではないぞ、
ということですね。
そのおかげで、どこでも見かけるビニールシートに弁当とアルコール類を広げて盛り上がっている、という、ニッポンの花見光景は全く見当たりません。
P28951110490たまにベンチで缶ビールを一本飲んでいる人、
遊歩道からちょっと脇で遠慮しがちに弁当を広げている家族グループを見かけると、
ちょっと懐かしくなります。
そう言えば、私の会社も、バブルの頃くらいまでは、この季節必ず花見宴会をやってましたっけ。
若い社員は、午後は仕事をせず場所取りに専念していました。
呑気な時代でしたね。全く絶滅した風習ですが。
ちょっと寂しい。

P28951110515何だ、この城は?
ドイツのノイシュヴァンシュタイン城か?
なわけありません。
目黒川のノイシュヴァンシュタイン城こと、目黒エンペラー。
日本文化を代表するラブホテルの最高峰?
昔は隣に高いマンションがなかったため、今より更に威風堂々としていました。
中も王侯貴族趣味の広く豪華な部屋(とのこと)。
窓から眼下の目黒川を貴族の気分で見降ろし、廊下ですれ違う客もセレブ風の男女だとか。
値段もラブホテル料金ではありません(らしいです)。
それにしても、江戸時代から出合茶屋と呼ばれた日本のラブホテルの風習・・・・
禁欲的キリスト教と違って「性」におおらかな風土だったんですね。

P28951110540人目を忍ぶ男女の色恋とは反対の、公明正大な男女の愛の晴れ舞台が、対岸にある結婚式場雅叙園。
生涯の愛を誓った男女、
違う相手と向かいのお城には足を運ばないで下さいね。

私個人的には、この雅叙園の中にクライアントとなる広告主の事務所があり、週二回は足を運んでいました。
ディズニーのホームビデオを売っていた会社。
「リトルマーメイド」「美女と野獣」「アラジン」等のホームビデオ(当時一本一万円以上)を沢山売るにはどうしたら良いか、で喧々諤々の議論をしていた記憶があります。
恋と愛に満ちたエリアなんですね、このあたりは。
愛し合う二人を祝福するかのように、満開の桜が雅叙園を更に愛のクライマックスへと導きます。

P28951110542目黒線の高架に到着。

ゴーという音を響かせ電車が頭上を通り過ぎます。

更に首都高速をくぐると桜は一気に減り、
飲食店連なる五反田繁華街へ。

P28951110555まだ夜ではないので、ネオンが輝いていませんが、
もうすぐすると酒池肉林の都会の不夜城へと様変わり。

花見気分なのか、まだ明るいのに飲み始めている店内のオヤジ達を羨ましいけど
羨ましがらずに通り過ぎ、
池上線の高架をくぐると、
そこはもう行き止まり。

P28951110575目の前を猛スピードで、山手線が通り過ぎます。
いつも見えている景色ですが、
川の方から見ると見慣れない景色にも見えます。

目黒川歩きはお終い。

結構汗もかいたので風呂に入りましょう。
とは言っても五反田駅界隈には銭湯も日帰り温泉もありません。
でも電車で二駅先には温泉があります。

P28951110580戸越銀座温泉。

歩くのはもうしんどいので池上線に乗りましょう。

地上4階にある五反田駅電車内から最後にもう一度目黒川の桜を眺めます。

戸越銀座駅から歩いて数分の所にある戸越銀座温泉。

P28951110584隣の公園でも桜が満開です。
銭湯を改装して競争力を高めた都会の新銭湯。
きれいで一見小さいスーパー銭湯のよう。
しかし油断していた私は財布を受付に預けたまま更衣室で裸になってしまいました。ロッカーのカギを締めるには100円硬貨が必要なのです。パンツ一丁で女性もいる階下の受付まで100円硬貨を取りに行った時の恥ずかしさといったら・・・・
P28951110588気を取り直してゆったり湯船に。
真っ黒な天然温泉。
触ってみるとおやおやと思うほど、スベスベする心地良さ。
露天風呂もあります。
外に大きな窓の空いた露天風呂風といった方が良いかもしれませんが、ヒンヤリした外気に上半身を晒しつつ、暖かい湯船に浸かる露天風呂ならではのだいご味は十分味わえます。
歩いた後の幸せの瞬間。

P28951110475目をつぶると、川に映える桜の花々が浮かびます。

そう言えば、32年間続いた「笑っていいとも」も、
44年間日本の空の覇者だったボーイング747ジャンポも
お別れとなります。
多くの別れが桜の花と共に日本中に満ちています。
別れはいつも寂しいもの、
しかし別れがあるからこそ新しい出会いや夢が生まれるのも事実。

桜は散っても夢見る力は散らず、
温泉から力をいただいて明日からも頑張らなければ。

P28951110589


戸越銀座商店街で温泉の後の一杯も楽しませてもらいました。

多摩川河川敷に桜咲く歩き
桜桜の湘南平~大磯プリンス露天風呂歩き
桜桜の鎌倉山~七里ガ浜歩き
弘法山の桜~鶴巻温泉歩き
鎌倉、散り桜歩き
平凡な自宅近所、桜散策
旧鎌倉、桜探し歩き
茗荷谷・江戸川橋・後楽園、センチメンタル花見歩き

| | Comments (0) | TrackBack (0)

幻の海岸線、品川宿~勝島運河・立会川~おふろの王様大井町

P28771070891


28771326395543昔の品川駅の写真を見たことがあります。

駅の横は海岸です。
嵐の時は、ホームに波しぶきがかかりそうなくらい。

「汽笛一斉・・・」の陸蒸気に至っては、海の中を走っているし。

今では想像も出来ませんが。

江戸時代の東海道品川宿の絵でも、品川は海岸線です。

幻の海岸線を探し歩きましょう。

P28771070898P28771070899
品川駅から歩いて僅か10分程度。
唐突に戦後のままのような家々。
期待が高まります。

P28771070902家の隣は、何と
舟舟舟。
(冒頭の写真)

屋形船と漁船・・・・・・
ここは品川浦。
やっぱり品川は海なのです。

P28771070910P28771070907
鯨塚。
昔は鯨が獲れたということなのでしょう。
品川の鯨・・・・何とも素敵な響き。

公園には鯨の像があり(左上写真だが、分かりますか?)、その向こうには漁船が窮屈そうに係留されています。
漁船も大東京ではのびのび出来ないのです。

P28771070913おっと今度は灯台。
御殿山下砲台(台場)跡。
今は台場小学校となっているこの地は、かつて外国の船をやっつける大砲を一杯配置した砲台があった場所であり、立派な灯台もあったとのこと。
今は小学生の歓声しか聞こえませんが。
良いことです。

P28771070918P28771070921


P28771070922目黒川を越えます。
遠くに京急の新馬場駅。
この辺りは河口だったのですね。

観光案内によると、品川警察署のすぐ横の裏道は、まさに海の岸壁だったそうな。
地図によると、まさにこの道。
想像力を効かせてよーく見てみましょう。
この石垣に波がザブーンと寄せていたのでしょう。
蟹が歩いているかな・・・・

800pxhiroshige02_shinagawa一本すぐ横の道は旧東海道。

江戸時代の人々は、
この道を潮風にそよがれながら歩いたのです。

茶店等で休んでいるとしたら、道路と反対側からは海が見えていたはずです。
歩き疲れて海を眺めながら一杯やる・・・・・クー、仕合せそう!

P28771070931道路標識は既に青物横丁通りに変わり、
更に鮫洲商店街に変わります。
どこにでもありそうな商店街。
車の免許取った時、一度この場所を通っているはずなのですが、全く見覚えがありません。
大勢の人の流れに乗って試験のことを考えながら歩いていただけですからね。

P28771070942P28771070946
さて再び海の気配を感じたので、旧東海道を左折。
すると、すぐ目の前が海じゃないですか!
おっと見覚えがるビルがあるな、と思ったら、
鮫洲運転免許試験場。
江戸風情を微塵も感じさせない無骨なコンクリート。
すぐ視界から消去させます。

P28771070961P28771070950


P28771070963それにしても、大東京の只中とは思えない長閑な光景。

今は勝島運河となっていますが、
江戸時代は間違いなく海岸線だったのです。

花咲く岸壁に船が一杯係留されています。
子供達が魚か蟹を捕っています。

P28771070972そして再び砲台跡地。
浜川砲台跡です。
跡地というには、あまりに寂しい跡地ですが。
石が数個あるだけ。
相当想像力が要ります。

坂本竜馬もここで砲台勤務をしていたそうですよ。

P28771070976P28771070979
さてここは立会川の河口でもあります。
ここからは立会川を遡って行きましょう。

おや、今何か不思議なものを見た気が・・・・
そうです、クラゲ。
海と川の境目なんですね、本当に。

P28771070980そして、もう一つ。

芝漁業協同組合の建物。

うーん、どう見てもアパートにしか見えませんが。
漁師というよりは、学生が住んでいそう。
見かけによらないものです。

P28771070987すぐ旧東海道に出ますが、そこは浜川橋、別名なみだ橋。
なみだ橋という名前がつく橋には、必ず悲しい話があります。
ここもそうです。

この橋のすぐ先に鈴ヶ森刑場がありました。
死刑執行(斬首)の場です。

P28771070986罪人は街中を見せしめに馬に乗せられて引き回された後、
このなみだ橋を通って
死刑執行場への最後の道中に向かいます。
このなみだ橋は、罪人の親族が忍んで待っていて、最後の別れを告げた場所でした。
本物の極悪人もいたのでしょうが、当時のことですから、さほどの極悪人でなくても、場合によっては冤罪の人も死刑になっていたかもしれません。
まさに涙の別れの場だったのです。
立会川、
次に渡るのは三途の川です。

P28771070991京急立会川を越え、住宅地を進みます。
立会川商店街がありますが、
川には皆お尻を向けています。
川に向いて飲食が出来る店は一軒もありません。
江戸時代は、川に面した家の欄干によりかかっている女性の絵をいろいろ見たような気がしますが、今の東京にその発想はありません。
大阪人だったらそうはしないかもしれません。
道頓堀にお尻を向けるような真似はせず、ちゃんと顔を向けていますからね。
道頓堀~大阪港歩き

P28771070993P28771070996
P27881040705突然、川が消えます。
地下に潜るのです。
都会の川ではよくあることですが、消える場所は、あまりドラマチックではありません。
パリのサンマルタン運河のトンネル入り口はドラマチックでしたが・・・・・
(上写真)
パリ、サンマルタン運河歩き

ここからは立会道路となり、近隣の人の生活の道になっています。
このまま歩いて行くと大井町駅。
ゴールのおふろの王様はすぐそこです。

P28771080001P28241060005
でも、今日はもう一つ行きたい場所があるのです。
ゼームス坂。
昔精神病院があった所です。
ある女性がここで死にました。
死ぬ直前まで、夫の喜んだ顔が見たい、と
切り絵(右上写真)をし続けた女性です。
高村光太郎の妻、智恵子です。

P28771080003P28771080007
今は、ただ石碑があるだけです。
「高村智恵子終焉の地、レモンの碑」
誰が置いて行ったのか、レモンが本当に置いてあります。
かなり萎んでいますが。

いろいろな死に方はあるでしょうが、
狂い死に、はあまりにも辛そう。
そして悲し過ぎます。

智恵子生誕の家、安達太良山麓の二本松。
高村光太郎・智恵子~千駄木の家
高村光太郎が智恵子を口説いた犬吠埼ぎょうけい館

P28771080008しばしの瞑想の後、ちょっと歩いてJR大井町駅に到着。
何やかやで3時間のハイキング。
阪急大井町ガーデン内にあるスーパー銭湯、おふろの王様。
私の中でのスーパー銭湯ランキングで1位なのが、おふろの王様港南台店ですが、
ここはどうでしょう。
横浜、久良岐公園・横浜刑務所~おふろの王様港南台歩き
横浜、円海山・瀬上市民の森~クリスマスのおふろの王様歩き

P28771080009休日1500円はスーパー銭湯にしては高目。
おふろが13種類というのは、なかなかない。立派。
私は、椅子に腰かけた状態でお湯が流れ落ちる湯ったり腰掛(こんなの初めて)と、
漢方塩蒸風呂が気に入りました。
漢方塩蒸風呂は、漢方らしい香がたかれる中、大きなカメに山盛りの塩が入れてあるスチームサウナ。
漢方的効能を期待して良いのやら悪いのやら良く分かりませんが、雰囲気と香は良かったですね。

P28771080010都会の真ん中ですが、露天風呂もあります。
ただ開放的な青空の下、という訳にはいきません。
すだれのようなものが屋根のように覆いかぶさっているので、セミ露天風呂ですね。

すぐ近くを電車のゴーっという音が通り過ぎます。
東海道線。
私が毎日通勤している電車。
また明日からあれに乗って仕事か、トホホ・・・・・
今はただ湯に癒されましょう。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

やっと来た春、桜咲く多摩川台公園~多摩川河川敷~溝口温泉喜楽里

この間まで冬だと思っていたら、いきなり春爛漫。
花見に出かけましょう。オヤジ一人歩きです。
P28731070104


P28731060990P28731070033


P28731070040P28731070021


P28731070048多摩川駅から多摩川台公園。
まだ三分咲きなためか、公園内もゆとりたっぷり。
家族・恋人の平和な桜風景があちこちに広がります。
尖閣・北朝鮮なんのその。
平和の国、ニッポン満開です。

P28731070057丸子橋を渡り、神奈川に逆戻り。
うん??
見かけない電車。
東横線がリニューアル?
ではありません、
つい先日、西武線・東上線との乗り入れ運転が開始したんですね。ここから所沢方面に直通なんて、何かリアリティーありません。
ちなみに私は西武池袋線練馬駅に10年間住んでいましたが。

P28731070071P28731070060


P28731070153P28731070076


P28731070100神奈川県側の多摩川土手を歩きます。
どこまでもどこまでも続く道。
春の川歩きは本当に爽やか。

行き交う人や自転車。
ジョギングしてる人も多い。
大人も子供も、男も女も、老いも若きも、日本人も外国人も、そして人も犬も。
皆が自分の多摩川をエンジョイしています。

P28731070069P28731070064


P28731070149そして一体幾つあるのか、と思える野球場。
WBCは負けても、明日の野球選手が真剣に練習しています。
プロ野球の方達も確かこの辺で練習してるのですよね。

彼等には桜なんて目に入らないのかな?
桜なんて所詮花の一種。風流なんて二の次。
そんなことよりレギュラーの座、
どうしてもレギュラーになりたいんですよね。
コーチの怒鳴り声に全身で反応しています。
近くで息子の追っかけをやってるママ達が
聖母のまなざしで見守っています。
自分の息子だけは、レギュラーになれますように・・・・

P28731070090P28731070095


P28731070093おっとここはオートキャンプ場でしたっけ?
あちこちにテントがあり、アウトドアを楽しんでいます。
ロッジ方テントもあれば、ドーム方テントもあります。
中から人々の明るい歓声が聞こえます。宴会ですかね。
どんな所でも楽しみは人を見捨てません。

P28731070134どこまでも春の風のままに歩いて行きたい。

でも、そろそろお別れ。

宮内北という場所から川と直角方向に向かいます。
住宅地の中にも、所々桜や春の花が咲いています。
「中原の桃、二が領用水」ですって。

P28731070160おっと大きな建物の中に、
濃い桃色の桜が。
はかなげな染井吉野とは違った春の強さが。

富士通って書いてあります。
富士通の工場のようです。

そのまま直進すると、
そこは武蔵中原駅。
もう2時間以上歩いています。
ちょっとお休みして、駅中のつけ麺屋に入ります。

P28731070163そして、ズルして、
ここからはタクシーで
今日の目的地、
溝口温泉喜楽里へ。

950円はスーパー銭湯としてはやや高めですが、源泉かけ流しなので良しとしましょう。

P28731070168やや茶色がかったお湯に身を沈めます。

ちょっとぬるぬるするような感じ。
温泉の湯の快感です。
効能が体の内側に浸透していくよう。

そして、露天風呂で抜ける青空を眺め、今日の桜ハイキングを思い浮かべます。

P28731070005桜桜・・・・
あんなに狂おしく咲いて、ひらひらと散ってしまうはかなさ。
桜の花はいつも人の情緒を不安定にさせます。
喜んでるのか、憂いてるのか、
自分でも良く分かりません。

でも、今自分が生きている喜びを、
体が私に忘れるなよ、と言ってるのです。
きっと。


桜桜の湘南平~大磯プリンス露天風呂歩き
桜桜の鎌倉山~七里ガ浜歩き
弘法山の桜~鶴巻温泉歩き
鎌倉、散り桜歩き
平凡な自宅近所、桜散策
旧鎌倉、桜探し歩き
茗荷谷・江戸川橋・後楽園、センチメンタル花見歩き

冬の多摩川河口歩き

| | Comments (3) | TrackBack (0)

都電荒川線梅探し、鬼子母神~飛鳥山~荒川遊園~巣鴨とげぬき地蔵、染井温泉SAKURA

ようやく梅。1か月は遅れてるのでは?
今日は、神奈川でなく東京の都電荒川線沿線を梅を探しながら歩きます。妻も一緒。
〆は巣鴨染井のスーパー銭湯SAKURA。
2855p1030938

2855p1030934出発は鬼子母神。
梅はありません。
残念。

参道。
昔、仲の良い先輩の自宅があり、招待してもらい、桜を見ながら酒宴を楽しみました。
私も先輩も新婚カップル。
アツアツの時代でしたね。

2855p1030936隣の本納寺は・・・

ありました!
梅の花があちこちに咲いています。

やっぱり寺と梅は相性が良いのでしょうか。

ちょっと一安心

2855p1030937雑司ヶ谷霊園に向かいます。
チンチン電車の線路に沿って歩くと、民家脇に所々にひっそりと梅が。
⇒最初の写真

良く分かりませんが、
不思議な水車小屋も。

雑司ヶ谷霊園の中には梅はありません。
残念。
どうも、鎌倉と比べて、梅は少ないようです。
今更ながら、鎌倉の街は、寺も民家も至る所に梅があるということに気が付きました。

2855p1030939夏目漱石のお墓。
流石に立派です。

永井荷風や泉鏡花のお墓もありますが、
ややひっそりしてます。

文人のお墓巡りはなかなかに面白い。
パリのモンパルナス墓地を思い出します。

パリ、ブーローニュの森~モンパルナス墓地歩き

2855p1030940お墓のすぐ横にある都電雑司ヶ谷霊園駅から、チンチン電車へ。

大塚駅なんか、お彼岸のせいか、超満員。
ラッシュアワーの山手線並。
乗れないで、次の電車を待つ人もいます。

2855p10309412855p1030942
一気に飛鳥山まで行きます。
梅は咲いてるかな?

残念。
咲いてませんでした。

あるは桜の木ばかり。
うーん、どうも東京は桜ばかり好かれているのでしょうか。
桜と同じ位梅好きな私としては、ちょっと悔しい。

子供たちの歓声と本物のD51を見て、飛鳥山公園を後にしましょう。

2855p1030945王子駅方面を眺めます。

新幹線と在来線とチンチン電車の立体交差。
東京広しといえど、そんなのここだけじゃないでしょうか。

小さなケーブルカーに乗って下界に降ります。

2855p1030946音無橋と石神井川。
川という割には川はありません。

石神井川って、練馬区の中では、結構ちゃんとした川のはずですが、水は一体どこに行ったのでしょう?
地下水脈でもあるのでしょうか?

その代わりとでも言うように、水車があります?

2855p1030947水車と白木屋とラブホ・・・

この雑多混沌感が何とも面白い。

ワクワクしますね。

夕方や夜だったら、また猥雑さに満ちているのでしょうね。

再び都電に乗って荒川車庫前、そして荒川遊園地前へ。
2855p1030952さすがに右を向いても左を向いても、子供子供。

駄菓子屋もおもちゃ屋も昭和の香り溢れます。
おもちゃ屋のおじさん、
子供たちに向かって、おもちゃを実演してます。
何ともイキイキした様子。

2855p1030951お腹が空いたので、
ここでランチタイム。

インド人がやってる本格料理の店、(ネパール料理?)
「エベレストと富士(山)?!」

大胆なネーミング。
ここまでやられるとアッパレです。

2855p1030949_2料理も本格的カレー。

美味い!

一人2種類のカレーを選べるため、妻と二人で4種類のカレーをエンジョイ。
美味しく、しかもご飯もナンも、
量たっぷりで、十分お腹一杯。
二人で2000円弱なのもお得。

満腹になったら、歩くしかありません。

2855p1030958荒川遊園。

私は来たことはありませんが、子供たちが小さい頃だったら、喜んだでしょうね。

この手の遊園地は次々と閉園に追い込まれているので、この賑わいは立派です。

妻は、観覧車に乗りたがっていましたが、
恥ずかしいので止めましょう。

2855p10309562855p1030957
入口横にようやく梅。
それも満開。
待ちに待った梅です。

2855p1030960遊園地の周りを通り抜けると、
そこは隅田川。
春のうららの隅田川です。

どうも桜のイメージですね。

この場所も、桜の季節は、花見客で一杯なんでしょうね。

2855p1030961そんな中、意地を見せるように、
梅が!

良くやった。
負けるな。

隅田川土手歩き、
私の大好きな川の土手歩き。
神奈川でも、東京でも、それは同じ。
田んぼでも、町工場でも、瀟洒な住宅でも、
皆それなりの味わいに溢れています。

2855p10309642855p1030965
小台橋を渡ると、すぐまた土手が。
そうです、今度は荒川。

漫画「荒川アンダーザブリッジ」にはまってる妻が興奮しています。

2855p1030974それにしても、このあたりって、右は隅田川、左は荒川、
二つの川に挟まれてちょっと肩身が狭い?
マンションも、片方が隅田川に面して、もう片方が荒川に面しているなんて、
何て贅沢な、という気もします。

それにしても、大きくて広々とした河川敷をもつ荒川と、コンクリートの岸壁にしっかり押さえこまれた隅田川では、都会的とは言え、ちょっと隅田川が可哀そう。
工場の向こうに見えるスカイツリーが
東京の下町風情を醸し出しのが救いか。

ケーズデンキ横の日暮里・舎利ライナー足立小台駅に乗り、
西日暮里に移動。
知らないうちにいろいろな電車が出来ているのですね。

2855p10309832855p1030977
西日暮里から巣鴨まで山手線で移動し、
本日最後の散策地、巣鴨とげぬき地蔵へ。

地蔵通り入口の真性寺で、梅発見!
うーん、やっぱり和みます。

2855p1030984通りは、予想どおり、おばさま・おばあさまが一杯。
店先には、彼女達のファッション感覚を刺激する衣服・装飾物が溢れています。

それにしても、
これは一体どうでしょう。
「日本一の赤パンツ」

赤いパンツをはくと元気になれる、という伝説があるようですが、
これだけあちこちで赤いパンツが売れているということは、
この伝説が信じられてることの証です。
ちょっと怖い。

2855p10309872855p1030980


2855p1030982さて、とげぬき地蔵の高岩寺で、再び梅を発見。
本日最後の梅か。

お地蔵に水をかけてる女性達の圧倒的オーラの横で、
いかにも脇役というように、慎ましく佇んでいます。

本日の友、都電荒川線に庚申塚駅で再会。
そして、リターン。

向かうは、ゴール地の染井温泉。
SAKURAというスーパー銭湯。

2855p1030990知りませんでしたが、桜の染井よしのは、おの染井の地が発祥地なんですね。
梅探しの散策でしたが、最後まで桜に押されっぱなしの梅でした。

露天風呂に浸かって、
本日の都電歩きを反芻。

たまには東京歩きも良いもんだ・・・・・

真夏の浅草・山谷・南千住・三ノ輪歩き
夏の千駄木・谷中・根津・不忍池歩き
夏のスカイツリー~隅田川~両国横綱町公園・慰霊堂歩き
桜の茗荷谷・東京ドーム歩き

| | Comments (1) | TrackBack (0)

呑川河口~大森・蒲田、「下町ロケット」町工場歩き~六郷温泉

東海道線通勤で、多摩川土手付近で目にする「一日御静養 
六郷温泉 サウナ付き」の煙突が毎日気になっていました。
行くしかないでしょう。東京中小河川歩き&温泉。

P28441020777呑川。のどかな名前ですね。和みます。
都内大田区を流れる河川。特に観光要素は全くない川ですが、大田区ならではの趣があります。

P28441020768まずはモノレール昭和島で降り、昭和島南緑道公園を横切って大森東避難橋を渡ります。

遠くに見えるは、人工海水浴場でしょうか?
地図にはふるさと浜辺公園と書いてあります。
いやにきれいに整っていますね。
ちょっと不思議な光景。

P28441020770のんびり釣り糸を垂れるオヤジ様方を横目に、
呑川水門に。

都会の真ん中で、普通の一軒家と漁船と豪華クルーザー、
そして沼のような川のような???
好きなんです、
こういう何か間違った絵のような光景。

P28441020785P28441020790
大森の住宅街を越えると、そこは呑川。
河口に出ます。

川なんだか、運河なんだか、海なんだか、良く分かりません。
でも、この水面下に、東京モノレールも首都高速羽田線も走っているんですよね。
不思議。

と、その時、轟音が。

そうです、ここは羽田空港のすぐ脇。
ANAマークがはっきり見える機体が飛び立って行きます。

P28441020795P28441020779
大森第一中学のグラウンドが河口にありますが、
そこから今度はひたすら川沿いに歩きだします。

屋形船やクルーザーが所狭しと並んでいます。
その中に、ちょっとユニークな船が。

「無邪気な冒険者号」と書いてあります。
名前も船の形も楽しそう。

調べてみると、食事つきのクルーザー。
結構いけるかも。
http://www.yakatabune.com/crusing/cruser.html
元クルーザー乗組員としては、興味を大いにそそられます。

P28441020800P28441020811

P28441020808ひたすら、川沿い、そして川沿いが歩けない時は、
その横の道路を歩きます。

歩いていると嫌でも目につくのが、
○○工作所、○○製作所、○○鉄工所、という看板。
そして、大小様々な工場。
工場といっても、大抵は、自宅や庭の一部に機械が積み上げられている小規模工場。
寅さんの隣のタコ社長の工場のような。

P28441020801でも、この中にロケットの部品を作るような小さくても偉大な会社、
かの「佃製作所」があるのかもしれません。
「下町ロケット(池井戸 潤)」は、
最近読んだ小説の中でも、
最も面白かった小説です。
この小説の舞台も大田区ですよ。
元気づけられますね。

私自身は、大企業と言えば大企業勤務のサラリーマンですが、
今は、150人位の小さな子会社に出向しているので、
結構身につまされるところがありました。
親会社である大企業の我儘、傲慢、世間知らずさに、
腹を立てることも多い毎日なので。

下町ロケットの舞台である大田区の工場現場だと思えば、
ただの町工場も輝いて映り出します。

P28441020802工場の横に可憐に咲く
オレンジコスモス。
どんな時にでも、
人は花に癒されます。

P28441020805
ふと見上げると、きれいなアート?

色とりどりの金属が不思議な模様で凝縮されています。
オブジェと見えなくもない。
人の営みとは、何とも面白いものを作り出すものですね。

P28441020816P28441020820
産業道路を越え、更に糀谷の川沿いを歩き続けると、
ようやく京急蒲田駅に到着。

昔は、普通の平たい駅だったと記憶してますが、高架線になって、
何とも仰々しい駅になりました。

でも、下り線は以前のまま。
昔のままの赤い京急電車が路面を通ります。

P28441020827第一京浜から多摩堤通りを通り、
あやめ橋に。

さあ、後は、
毎日電車から見てる風景。

東海道線が勢い良く飛ばしていきます。

向こうに日本工学院専門学校。
毎日見ている建物です。

P28441020830いつも気になっていた店、
「のれん」「旗」の店、
鈴木旗染店の前に出ます。

川の横で染物屋・・・・・
江戸時代みたい。

風情を感じますね。

さあ、ここで呑川と別れ、
JR蒲田駅へ。
そして、ズルしてタクシーでお目当ての場所へ。

P28441020834そう、六郷土手の六郷温泉。
京急六郷土手駅の周りは、
ちょっと下町の趣。
果物屋が美味しそう。

その果物屋脇を入ってすぐの場所にあります。
六郷温泉。

P28441020835いろいろ看板に書いてあるのが興味をそそられるのですが、
字が消えかかって読めません。
一日御静養という謳い文句に相応しいサービスがあるのでしょう?

近所のおじい様方が夕涼み。

ニッポンの夏です。
下町の夏です。

P28441020836中は、普通の銭湯。
一日御静養とは???

まあまあ、そこはまあ・・・

何も持たずに来たので、おまかせセットを買って、
とにかく入りましょう。

汗まみれの体を洗って、
アツーーい温泉に。

真黒な温泉風呂!
うーん、極楽。

それにしても、どうして銭湯っていうのは、
こんなに熱いんですかねえ。

| | Comments (2) | TrackBack (0)