天皇皇后両陛下が宿泊された部屋に宿泊、長瀞長生館特別室~長瀞ライン下り~マツコ絶賛の石川漬物しゃくし菜
それに水しぶき。
「ビニール被って下さい」という船頭さんの声。
カメラ隠さなくちゃ。
ただ止まってぼーっと見ていても絵になる絶景。
ですが、止まっていません。
どんどん光景が通り過ぎて行きます。

そして頭上には電車が。
SLだったら更に絵になったのですが、仕方ありません。
そう、
ここは長瀞ライン下り。
ゴールデンウィーク3日目も快晴。妻と次女と舟に乗ります。
記録的晴天続きのため、水位は運行に必要な最低レベルだ、
とのこと。
船頭さんいわく
「落ちても泳がないで下さいね。立って下さい。
必ず背が立ちますから」
確かに浅い。
良く船底を擦らないな、と思うほど。
私達にとってはなかなかの迫力でしたが、船頭にとっては迫力ゼロなのだそうです。雨量豊富な後は、こんなものじゃないそうです。確かにポスターの写真では、ジェットコースターに乗っているようですからね。
上流からのAコースに続いて、Bコースも堪能しました。
静かすぎて迫力なし、と船頭さんは言うものの、
十分に楽しめました。期待以上でした。
岩畳(この大きさなのに一つの岩だというのだから驚きです)の上で、今度は上から先ほどのライン下りの様子を伺います。
すると、先ほどのライン下りの舟と違う光景が。
ラフティングです。
「ライン下りの商売敵」なんだそうですよ、船頭さんに言わせると。
ラフティングならではの迫力もないのに、料金3倍で、船頭も何もしなくて良いのだから楽勝過ぎるぜ、とのこと。
ただ船頭さんも、群馬県水上でやったラフティングは面白かったそうです。
とにかくここはラフティングには向かないというのが持論。
確かにゆったり進んでいるだけで物足りないと思ったのか、皆ボートから水の中に飛び込み、キャーキャー言いながら水遊びしています。他の船の邪魔じゃない?
船頭さんに言わせると、これも騒々しくて長瀞らしくないのだとか。
長瀞の目抜き通りで蕎麦を食べます。
長瀞は蕎麦が名物だそうです。
凄い行列が出来ている店もあります。かき氷の店だそうです。
何と2時間位並ぶこともあるんですって?
うーん、かき氷に2時間、
私には無理かも。
さて、そろそろ次女とのお別れの時間です。
実はゴールデンウィーク、今日が最終日。
私と妻は一日余分に休みをとってもう一泊しますが、次女は明日会社があるので帰ります。昨日と同じ電車はつまらないというので、熊谷から湘南新宿ラインで帰ることに決めたようです。長瀞駅でお別れしようと思ったのですが、名残惜しいので別れられず、私達も入場券のまま一緒に羽生行電車に乗ってしまいました。
予想外に良い車窓。
荒川がすぐそばまで迫ります。ひょっとすると秩父鉄道で一番の見どころ?
何と4つ目の寄居駅まで来てしまいました。
いよいよお別れです。
無常にも次女一人乗せた電車のドアが閉まります。
次女は「別にー」という顔をしています。
手を振る私達の前を羽生行の電車が去って行きました。


寂しく長瀞駅まで戻ると、逆方向から電気機関車がセメント満載の貨車を率いてゆっくりホームを通り過ぎて行きます。
確か秩父鉄道は、秩父セメントのセメントを運搬するために作られたのですよね、元々は。
そう言えば、秩父駅の隣の大野原駅に隣接して場違いなほど大きな秩父太平洋セメントの工場がありましたからね。
セメント列車も過ぎたのでそろそろ宿に向かおう、と思った時、駅の構内アナウンスが入り、「間もなく当駅にSL列車が到着します」とのこと。
これはまたラッキー。
昨日に続いて今日も蒸気機関車を目前で見られます。
駅の近くはにわか撮影者だらけなので、ちょっと離れた場所で撮影しましょう。


ポー、
来ましたよ。
凄い迫力。
乗車している客も笑顔で手を振っています。
こちらも応えなければ。
妻が、「あの最後尾にいた女3人連れの乗客、皆妙齢の美人なのに、女ばかりで楽しいのかしら」等と余計な心配をしていました。我が家の次女も妙齢なのに、両親と旅行していますよ。
さて、いよいよ長生館にチェックインします。
建物は大きくはないけど、洗練され高級感あるたたずまい。
昨日とは正反対です。
部屋を進むと廊下があり、ベランダがあります。
そこからは長瀞ライン下りや石畳が目の前に見えます。
遠くの山々も見え、最高の眺望です。
そして、妻が何より気に入ったのは、
和室の隣にこれまたゆったりした洋室があること。
ゆったりしたソファーに壁一体型のテレビ。
「今日はあんたのうるさい鼾を聞かないで、
一人でソファーで寝る」だと。
ご勝手に。
妻が翌朝入浴したところ、バスタブが大きすぎ、足が先につかないくらいだとのこと。
壁の檜にもこだわってあり、
いつまでも浸かっていたい風呂のようです。
こんな部屋風呂初めてです。
まだまだ。
何より驚いたのが、トイレが二つあること。
小用大用ではありません。
全く同じトイレの部屋が二つあるのです。
こんなホテル今まで一つもありません。
ないですよね?
それもそのはず、
ここは天皇皇后両陛下が宿泊するため、二つあった部屋を改造して一つにした特別室なのです。皇室のしきたりでは天皇と皇后のトイレは別々にしなければならないのだそうです。
私達もそれに倣って左が私、右が妻のトイレとしました。
それにしても素敵な部屋です。
そりゃそうですよね、
何といっても天皇皇后様用に改築した部屋なのですから。
秋篠宮文仁親王・紀子様も来られたようですよ。
他の部屋とさほど違わない料金なので、最高に得した気分。
妻はすっかりお気に入り。
しばし長瀞の光景を眺めます。


そして次は勿論お風呂。
決して大きくはありませんが、しっぽりした風情に溢れています。
露天風呂からは正面の長瀞の岩と新緑が見えます。
岩の上に立てば、荒川も見えます。
幸い他に客が誰もいなく、独り占め。
極楽ですね。
風呂の後は、夕食の前に軽く岩畳を散歩。
宿の庭から公道に出ずに専用の道で川まで降りていけるのも、なぜか特別に優待されている気分で嬉しい。
岩畳から宿を眺めます。

こうして見ても、長瀞は俺のもの、と言わんばかりのベストポジションですね。写真左上の建物です。
食事処は離れの個室です。渡り廊下を歩いて向かいます。
ドラマで出てきそうな情緒ある庵です。
確か昼間見た時は花に囲まれていましたっけ。
離れの庵に入ると、目の前で鮎、ではなくイワナを串刺しにして焼いています。良いですねえ。雰囲気満点。
部屋もまた素晴らしい。
個室ですが部屋から長瀞を下に眺めることが出来ます。
写真では料理が反射して良く分かりませんが、食事をしながら眺める荒川渓流もおつなものです。
料理は和風会席が基本ですが、和牛ステーキも出ます。猪鍋に和牛ステーキ、そして先ほどのイワナの串焼き
・・・・・言うことなしです。
生ビールに地元の吟醸酒、最高の贅沢です。
例によって、私がいつまでもお酒を飲んでいて、私達以外の個室は皆食事が終わって部屋に帰ってしまい、妻が「いい加減にしないと、私先に帰るからね」とプレッシャーをかけてきたので、仕方なく終わりにしましょう。本当はいつまでも贅沢気分に耽っていたかったのですが。
とにかく最高の宿です。
妻もベストワンと絶賛。
私は同じ宿に何度も来るのは好きではないのですが、ここはまた秋の紅葉の季節、もしくはもう少し春の桜の季節に来たいと本気で思います。
翌朝、帰る時、
近くの土産店で立ち止まる妻。
そう、この漬物はマツコデッラックスが番組の中で絶賛していた漬物なのです。店の女将が熱心に語っていました。
石川漬物のしゃくな菜。
どうせ漬物なんて皆同じだろうと思って、買うなら早く買えよ、と思わず口に出かかりましたが、
自宅に帰って食べてみると、これが旨い旨い。
さすがマツコ、分かる人は分かる漬物なのですね。
長瀞最高。
本当に感謝。
























































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