大運河は私達のもの?NHマニン・ホテル・スィートルーム~最後のベニス歩き
ベニス最後の一泊。
大運河に面したNHマニン・ホテルのスウィート・ルーム。
旅行最後を締め括るちょっと贅沢な世界。

その前に、今日は、娘達が
自分達だけでヴェローナ旅行をするとのこと。
不安の中、サンタルチア駅に見送りに行きます。
雨で窓ガラスが濡れ、
二人の姿が今一つ写りません。
本当に帰って来れるのでしょうか、
心配です。
見送った後、妻と散策。
といっても、生憎の雨。
あまり一生懸命歩きたい、という気持ちにはなりません。


それに何より、
思い通りに散策出来ません。
なぜなら、道路があちこちで水で遮断されているからです。
地元の人は慣れたものですね。
平気で長靴でジャプジャプ歩いて行きます。
9年前泊まったアマデウス・ホテル発見。
サンタルチアからリアルトに向かう観光地の通りに面していたため、
窓からは行きかう大勢の観光客を眺めていました。
ちょっと早いけど、ホテルの移動をしていまいましょう。
お世話になった
スプレンディド・ホテル。
本当に良かったですよ、
ありがとう。
そして、大運河に面した
NHマニン・ホテルへ。
ベニス最後のホテルは、どうしても大運河に面したホテルに宿泊したかったので、
妻にホテルと直接やりとりしてもらい、
このホテルのこの部屋を二部屋隣り合わせで予約しました。
ベランダ付きも条件だったため、ひょっとすると一番良い部屋だったのかもしれません。


案内されてみると、さすがに素晴らしいの一語!
眺めもさることながら、部屋も格調高く、老舗ホテルを感じさせます。
しかし、ちょっと大丈夫かな、
と思えるのが入り口。
一つしかない入り口が、
ほぼ水没しています。
文字通り正面玄関が大運河に面しているので、大運河との間の細い岸の道を歩かなければならないのですが、長靴じゃないと危ないかも。
これ以上水位が上がると、まじで玄関に辿り着けなくなりますよ。
実際もっと上がることもあるらしいのですが。
雨と、こんな素敵なホテルにいれるのが勿体ないので、
散策もせず、ベッドでゴロゴロ。
うたた寝してると、そろそろ娘達が帰ってくる時刻。
ホテル目の前のバポレット停泊所サン・タンジェロから
サンタルチア駅へ。
既に予定の電車に乗り遅れ(おバカな娘達)、
大分遅くなって到着予定。
妻とホームで待っていましたが、
なかなかやって来ません。
この列車にも乗り遅れたのか、
それとも何か事故に巻き込まれたのか・・・・・
不安がよぎります。
全ての乗客が降り切った後、
ようやく二人の姿が!
直前トイレに行っていただと。
「腹が減って死にそう」と、
いきなり駅のカフェのピザにむしゃぶりつく二人。
まあ、
無事に戻ってこれて良かったか。
早速、二人をホテルに案内。


私達と同様、感動。
何と言ったって、絵に書いたようなベニスの光景が
目の前に広がるのですから。
右側にはリアルト橋も見えます。
ここでベランダからシャンパンでも飲めば絵になるのですが、
私達が口にしたのは、何と
「赤いきつねと緑のたぬき」
マルちゃんのカップ麺。
洋食に飽きた頃むしょうに食べたくなるのが、醤油味の麺類。
だから持ってきました。
ハシを忘れたため、スプンや歯ブラシを使って食べます。
歯ブラシ二本使って器用に食べる長女。
さて、まだショッピングが足りない、と言っている妻と長女は、
雨の中に勢い良く突撃。
あまりショッピングに夢中になってない次女と私は、部屋でゴロゴロ。
最高の昼寝。
ガヤガヤと戻ってきた二人に起こされ、夕食に。
ベニス最後、イタリア旅行最後の夕食です。
本当に良く食べる家族だこと。
どうしても魚市場界隈に足が向かってしまいます。
東京で言えば築地でしょうか。
雨が降っていたため、余り気合を入れて選ぶ気になれず、安直ですが、日本語のメニューと店頭に招き猫が座っていたトラットリア・アンティーカ・トッレという店にしました。
ビールと白ワイン、それに脈絡なく魚介類、肉、リゾット類を一気に注文し、まるで日本のファミレスのように、テーブル一杯に皿を並べ立て、皆で突きます。
格式あるリストランテでは、これではちゃんとしたイタリア料理ではない、ということになるのでしょうが、皆でシェアする日本人観光客が余りにも多いため、店主も諦めて受け入れています。
ホテルに帰って、
一風呂浴びます。
スプレンディッド・ホテルでは、
シャワーしかなく、風呂がありませんでしたが、
ちゃんと立派な風呂があります。
ご機嫌で入浴。
しかし、妻子に聞くと、風呂でいびきをかいていたそうです。
覚えていませんが。
まずいですね、死にますよ。
注意して下さい。
最終日の朝、船の行きかう音が目覚ましになり、起床。
ベニスという街は、本当に船で生活が成り立っているのですん。
暗いうちから働く船の行き来が良く聞こえてきます。


スプレンディッド・ホテル脇の小運河も、良くあんな狭い運河に、何艘もの船が行き来してるな、
と驚いたものです。
渋滞もしてましたよ。
車がないので、言ってみればトラックであり、バンですね。生活品はもとより、観光客の山積み旅行カバンも、ゴミ回収も皆船で運搬。
長女もすっぴんで起きてきました。(冒頭の写真)
最後の朝食の後、
ホテル中庭で記念写真。
すがすがしい快晴。
名残惜しいベニスの朝。
中庭に出たは良いが、内側からロックがかかり、中に入れなくなってしまい、通りすがりのホテルマンに開けてもらう、というハプニングも。
飛行機まで多少時間があるので、最後の散策。
目の前のサンタンジェロ船着場から、大運河を挟んだサン・トマに。


そこからサン・トマ広場~サン・ロッコ教会~サンタ・マリア・ディ・フラーリ教会~サン・ポーロと、
時間の許す限り散策。
いくら歩いても、いくら見ても、飽きない街と運河。
それに、路地フェチになった、と娘達が言っている程の、細い迷路のような路地。
これまた最後の最後までお土産購入に執念を燃やす妻が、地元のスーパーでリゾットやら何やらを買い物。
レジが大行列。
いくら客の列が長くなろうと、レジのおばさんは涼しい顔。
待ち慣れているのか、外で待っている犬も、
いつまでもおとなしくお座り。
長女とお話してます。
娘達も、
いつまでもいつまでも
写真を撮っています。
最後に、記念にサンタンジェロ船着場からホテルのベランダの娘達を記念撮影。
今更ながら、素敵なホテルの素敵な部屋に泊まっていたものだと、気づかされます。
リアルト橋ともサンタルチア駅ともお別れ。
終点、ローマ広場で降ります。
ローマ広場から、最後にもう一度、
ベニスの運河と街並みを眺め、目に焼き付けます。
長い橋を列車と一緒に走り、ベネチア本島から大陸へ。
そして空港。
時間つぶしに窓から海の方を眺めると、何と真正面にブラーノ島!
そう言えば、ブラーノ島に向かう船から、飛行場が見えていましたっけ。
天国に最も近い家々。
斜めの鐘楼も良く見えます。
(写真はサンマルコ広場の大鐘楼から撮ったもの。飛行場からは、もっと小さくしか見えません)
まさか、とは思いましたが、飛行機に乗って離陸した後、
何とブラーノ島の周りをぐるっと旋回しながら、上昇して行きました。
最初ははっきり見えていた島も、さすがに段々見えなくなって行きました。
必ずまた来るので、
これ以上沈まないで待っていて下さいね。
娘達もまた来ると言ってますし。
次来る時は、「天国に最も近い家」の前で佇んでいたおじいさん
(天国に一番近い家、おじいさんと私)のような年に、
私自身がなっているかもしれませんが・・・・・・・
2年前のパリ旅行
(その1)セーヌ川歩き
(その2)サン・マルタン運河歩き
(その3)ブーローニュの森・モンパルナス墓地歩き
(その4)家族再会・パリ夜景
(その5)モン・サン・ミシェル
(その6)シテ島ステンドグラス~パリお別れ























































































































































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